――QuickUSOYA 2007.6.26――――――――――――――――――

今週の内容........
1.「しーもす君と小猫さん」(担当:なんしぃKIM)
2. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」
3.「しーもす君と小猫さん」


1. 「しーもす君と小猫さん」――――――――――――――――――――――

しーもす:しーもすでーす
小  猫:小猫でーす
しーもす:いやあまた肉の偽装問題が発覚しましたねえ
小  猫:ビーフだけに信頼をウシないましたね
しーもす:上手いこと言ったつもりか
小  猫:ちなみにあの社長、『発想力が大事だよ君ぃ』みたいな訓示垂れてたらし
     いですね。
しーもす:「物は言いよう」という言葉の例文として使いたいですね。
小  猫:しかしこれで例の都市伝説がまた息を吹き返しそうですね。ハンバーガー
     にあんなものやこんなものが、ってやつ。
しーもす:ああ、猫だったりミミズだったりするやつですね。どう考えてもコスト的
     に引き合わないと思うんですが。
小  猫:いや、そこはあの社長に倣ってですね、発想力で勝負ですよ。
しーもす:というと?
小  猫:牛の大きさのミミズを作ればいいんですよ!
しーもす:何ですかその80年代の東宝東和映画みたいなのは
小  猫:なんせ、適当に二つに切れば増えるから繁殖もいらない!
しーもす:いや、そういう問題では
小  猫:北海道の大地に群れ遊ぶつやつやとしたミミズの群れ!
しーもす:食事中の人ごめんなさい
小  猫:まあ実際味なんてそうそうわかりゃしませんけどね
しーもす:確かに。今回の件もDNA鑑定で判明したらしいですから
小  猫:すごいですね。殺人事件並ですねもう現場にコロッケが落ちていてもたち
     どころに犯人がわかってしまうわけですね
しーもす:そもそもそんなケースあんまりないと思いますが、あったとしてもそれで
     は本人がコロッケに入っているという別の意味でヤバい事件になるのでは
小  猫:まあそれにしても、とりあえず毒じゃないだけマシですかね。お隣の国の
     ブツに比べれば
しーもす:ああ、風邪シロップに不凍液が入ってたとかシャレにならないころありま
     したね。まあイスと飛行機以外は食べちゃう国ですから、多少のことには
     平気なんでしょうが
小  猫:ということは、向こう産のイスと飛行機には食べると健康に影響のある成
     分が含まれているという
しーもす:それはイスや飛行機ですから有害物質のひとつやふたつあると思いますが、
     そもそも食べないと思います
小  猫:そういえばあっちの国で獲れたウナギがヤバいという話がありましたね
しーもす:なにか抗菌剤が大量に入っていたとか
小  猫:こっちも都市伝説ありますよね
しーもす:どんな?
小  猫:アレはウナギではなく巨大なミミズだという
しーもす:あの国だと真剣にありそうでイヤです


2. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」 ―――――――――――――――――――

第39回 それいけ横文字商売編「上海の印刷は私が支えているのだ。」

そう言えばここ3年ばかり中国へ行く機会も無くなりましたが(あいかわらず上海の
企業とはお仕事が続いております。)、話に寄ると滅茶苦茶に市内地図が変わってい
るようです。ま、市内に住んでいる人でもちょっと目を離すともう判らない道路とか
出来ているらしいですが、最近では北京の方に開発ブームが移動したようでもありま
す。

前回お話したように上海を拠点に印刷と製紙工場を作りたいとかいう依頼で調査員と
して派遣された訳ですが、向こうの人というのは「国家」とかよりも「友人」とか
「知り合い」とか「身内」なんかの方を大切にするので、ある意味では仲良くなって
しまえば本当に良くしてくれるのです。そのかわり単なるビジネスのメッセンジャー
なんかだと、実にビジネスライクです。この辺の間合いを読まないと食い物にされて
しまうのも実情。
あっという間に本来の仕事はかたがついて、暇〜、ほんと暇〜、という状態になった
のですが、それから毎回いくたんびに色々な人に紹介される事になりました。
「あ〜、この人は世界有数の大会社の有能な社員の方で、全権を担って我が国の産業
界に云々。」とかいう大層な紹介の後、「それじゃあ今後のおつき合いも兼ねて是非
我が社を御見学に。」となるのですが、実際には大会社の子会社のぺいぺいです。何
の権限もありゃあしませんから、これからの出資計画とか工場展開とかについて語ら
れても答えようがありません。「すごいですねえ、えへへ。」とか半馬鹿みたいに愛
想笑いしてるのが精一杯です。あ、ちなみに調査結果を持ち帰って「なんか出資して
もよくないか?」見たいな雰囲気になった工場展開は、当地の水の関係(硬度だか水
の質だか)が合わないので立ち消えになってしまいましたが、それはまた別のお話。
そんなこんなでいろんな人にあったのですが、その中に「中国印刷業界のフィクサー」
「中国印刷業界のドン」見たいな人(知り合いの人曰く)がいました。
なんでもお話を聞くと「中国国内で印刷で仕事をする時は、そのお方に教えを乞い、
了解をとらなければならない。」位の偉い人で、業界ではものすごい尊敬されている
らしいのです。私としてはやることやったので後は観光でもしてゆっくりしたかった
のですが、色々と情報をくれた人の紹介ですし、無下に断る訳にも行きませんし、好
意で紹介してくれているので「ま、会っておいてもいいかなあ。」位で連れていって
もらいました。
例のごとく知り合いの車に延々と揺られ、「もう車飽きたぁ。」とか思いながら行っ
てみると古いのですが思いの外立派なビルの前に着きました。「あれえ、こりゃあ本
当に偉い人のとこかなあ。もうちっといい格好してくればよかったなあ。」とか考え
ながら、応接室とかに通されます。(余談ですが私はある企業の役員応接にサンダル、
短パンで行って、そこの役員さんに「この部屋にそんなラフな格好で来られたのは玄
界さんが初めてですよ。」と大笑いされた経験があります。まあ、例の要領いいマン
の知り合いの人だったし、そのまんまの格好でいいから行こうと言われてたんで問題
はなかったのですが。)
中国の面談でお茶にケーキが付いて来たのも初めてでしたから「こりゃあえらいとこ
に来ちゃったかも。」と多少びびっておりました。秘書とかいるし。
でもって現れたのが、どう見ても叩き上げの工場のおっさん。まあ、中国の経済界の
人っていうので、日頃からあまりスーツとか着てる人は見た事がないので「こんなも
んかなあ」くらいに思っていたのですが、どうやらあっちこっちで工場のコンサルタ
ントとかをやっている人で、そこそこに偉い人らしかった(伝聞形式なのはいまだに
よく判ってないからです。)のです。このおっさん、実績がある人らしいのですが、
やたらにフレンドリーな人で「そうか、玄界さんはコンサルタントもやっているのか、
たばこくれ。」とか「中国はこれから伸びるが頭打ちも早いぞ、たばこもう1本くれ。」
とか、まあやたらにたばこをたかる人です。しかしながらやたらに業界に詳しくて
(ま、そうですね、フィクサーですから)、「あそこの企業とここの企業はこういう
提携をしていてこうだ。」とかいらん情報を説明してくれるのです。ですから私は何
度もいうように国際シンジケートとかではありませんし、権限ないんですってば。し
かしここは持ち前の愛想のよさでニコニコといかにも真摯に興味ありそうな風を装い
続けるのが得策です、ケーキも御馳走になったし。
その人の話(ほとんど内輪の話なので理解できず)を聞き、なにやら目一杯書かれた
企業相関図を貰って退出することになったのですが、どこを気に入られたのか「こっ
ちで仕事をする気があれば世話するから来い。独身ならかみさんも世話してやる。当
座の資金も出してやる。」とか言われ、丁寧にお断りして帰って来ました。敵さんは
白髪三千丈の国の人ですからサービストークも桁外れなんでしょうねえ。気付くとタ
バコが1箱空になっておりました。

後で話を聞くとなんでも共産党幹部の人の弟だかで、一家揃って結構あっちこっちの
業界に顔が効く一族だったらしいのですが「やっぱり最後は血族なのかなあ、この国。」
という感慨を持った日本人として中国と付き合うことにしようと決めましたが、ちょ
っと「誘いに乗っても良かったかなあ。」とも思っています。

次回は「やめちゃおう、こんな会社。」をお送りします。


執筆担当:玄界灘男
【駄嘘!】
http://www2.ocn.ne.jp/~genkai/


3. 「しーもす君と小猫さん」――――――――――――――――――――――

しーもす:今朝たまたまテレビ点けたら、ゲゲゲの鬼太郎の新作やってるんですね
小  猫:ああ、なんかやってますね。
しーもす:猫娘が萌えキャラになっていてびっくりしました
小  猫:萌えキャラというとメイド服を着て普段はツンツンしているけど二人きり
     になるとデレデレなメガネをかけたドジっ娘で「ただの妖怪には興味があ
     りません。西洋妖怪、南方妖怪、中国妖怪がいたら私のところに来なさい。
     以上」と平野綾の声で言ったりしてるんですね
しーもす:それはそれですごく見たいですがちょっと違うような
小  猫:他の妖怪もやっぱり今風になってたりするんですよ。
しーもす:というと?
小  猫:砂かけ婆なんか島本須美ボイスの管理人さんですよ。鬼太郎が妖怪退治に
     出かけるたびに「がんばって下さいね」と声をかけてくれるんですよ!
しーもす:それは今風というよりは20年位前のネタなのでは
小  猫:伊藤美咲はちょっと違うと思います。石原真理子よりはマシですが
しーもす:何の話ですか
小  猫:子泣き爺が一反木綿でエクササイズにはげんでるのはかなりショックでし
     たね。色も黒くなってるし
しーもす:あれダイエットしたら石になっても体重少なくなっちゃうんでしょうか
小  猫:ぬりかべなんか単身赴任で、故郷から妻子が上京してくるんですよ
しーもす:それは今週の放映でほんとにあったネタですね。あれどうやって繁殖する
     んだろう
小  猫:お互いの壁土をこね合わせたりしてるんでしょうか
しーもす:理論的にあってるようなあってないような
小  猫:で、青い目の子供が混じってて「ベルリンの壁とは切れたんじゃなかった
     のか!」とかひと悶着あったり
しーもす:嘆きの壁も怪しいですよね
小  猫:まあそんな中で、目玉オヤジとねずみ男はちっとも変わってませんね
しーもす:オヤジはともかくねずみ男はある意味人間の本質ですからねえ
小  猫:人はみんな桝添要一、か
しーもす:せめて大泉洋に


執筆担当:なんしぃKIM
【だ☆めーづ】
http://damedesu-orz.org/kimlla/
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