――QuickUSOYA 2007.7.17――――――――――――――――――

今週の内容........
1.「しーもす君と小猫さん」(担当:しーもす)
2. 更新情報(週刊魚魚)
3. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」
4.「しーもす君と小猫さん」

1. しーもす君と小猫さん――――――――――――――――――――――――――

しーもす:台風の次は地震ですか
小  猫:大変ですね太平洋側も日本海側も
しーもす:連休にセットで来なくても
小  猫:兵士も忠誠度も大きく減りますね
しーもす:コーエーか!
小  猫:昔から言います。地震、台風、梶芽衣子と
しーもす:言いませんよ
小  猫:それだけ梶芽衣子は怖い
しーもす:役どころですから
小  猫:次は梶芽衣子が列島を襲いますよ
しーもす:何の復讐でしょうか
小  猫:気象庁も動きを注視しています
しーもす:してるわけないでしょう
小  猫:あら梶芽、備えておくことは災害対策の基本ですよ
しーもす:それが言いたかったんですか


2.発売情報と更新情報のお知らせ ──────────────────────

■週刊魚魚
http://www.sakanafish.com/


今年の特集は「コロ助の科学質問箱まめぎもんスペシャル」です。

そのほかにはスーパーオルガナイザーリョウコmisson74やふたご対談などある日々の
日の日。


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嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。

3. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」 ―――――――――――――――――――

第40回 それいけ横文字商売編「やめちゃおう、こんな会社。」

そもそも私が会社員なんかをやろうとしたのは、卒業年度がちょうどバブル期の入り
口当たりに当たっていたので、なんか「会社員って楽そうじゃない。」というイメー
ジと、さして使命感に燃えていた訳でもないので「まあ人間飢えぬ程度に食えればい
いや。」というだらしな〜い感覚の賜物ですから、会社に愛着心とか持っておりませ
なんだ。つまりは「あ、やだなあ。」という感覚が貰ってるお給料とのバランス感覚
を超えてしまった場合「辞めます、すぐ辞めます。」となって仕舞う訳です。
もうひとつには「会社組織というのは個人よりは仕事の幅がある。」ということで、
在籍していればいろんな仕事ができるんじゃないかなあ、という理由と多少のスキル
は身に付くという点があります。最初に入った会社なんてのは、広告・広報関連が2
人しかいない会社で、しばらくすると先輩が辞めてしまったので1人体制、おかげで
写真学校やらデザイン学校やらに社の予算で行かせて貰えたので、給料は少なかった
のですがスキルは身に付いたという誠に結構な会社でした。

会社員としてはそれほど真面目でもなかったのですが、なんとか襤褸を出さずに日々
をこなしていったある日、親会社から来ていた経営陣が朝礼で「まあそのなんだ、業
績が悪いのでしばらく給料をカットしたい。」とか言い出しました。それまで経営会
議とか出席してましたので(ほぼ居眠りしてましたが)何となく「いつ潰れるのかな
あ。」とは思ってましたが、さすがに大きな会社の子会社はおいそれと倒産にもでき
ず、社員を絞って糊口を凌ぐ結論となったようです。かといって「ああ、そうですか。」
というほどの給料も貰っていない訳ですから「え〜。」と全員が不満を口にします。
ちなみにこの会社、もともと制作部門と製造部門は別会社だったので給与体系が違い、
制作部門内でも個人個人が全然給与が違うという変なシステムだったので、「はい、
一律30%off。」とかいわれても屁でもない人もいますが、「明日から米びつの蓋が開
かないよ〜。」という時代錯誤な嘆息を漏らす方もいます。まあ、人それぞれです。
かといって急に生活レベルも落とせませんし、困った事態と相成る訳です。こうなる
と残る手段はひとつ、「下がった分はアルバイトで補填する。」という手ですね。他
の人はどうしていたのでしょうかねえ。

一言でアルバイトといっても時間的には拘束されている訳ですから売り子だとかファ
ーストフードとかに行く訳にもいきません。どうしても「時間中」に「いながらにし
てできる」仕事ということにはなるのですが、世の中そんなに電話一本でできる仕事
なんてのはありません。ちゃんと顔を出して打ち合わせもしなければなりませんし、
納品だってしなければなりません。(今は企画書書いてメールに添付して送る、とい
うのもできますが、当時は時間がかかってしまうのでプリントアウトして持って行く
なんてこともままありました。)大きな仕事なんかがあると有給をとったりしてこな
すこともありました。

業績がよくない、ということはイコール「仕事がない」ということですので、会社自
体が暇な訳です。本来会社が暇な場合、親会社から来ている役員は必死になって外回
りでもして仕事をとって来なければならないのですが、そのグループでは子会社の役
員というのは「ある年齢までに親会社で役員になれなかった人が早期退職をして余生
を送る場所」という設定がされていたので、まあ、これが根が生えたように席にいら
っしゃる。その上暇なのでやることといえば「社員の動向をずっと見ている」しかあ
りません。定時に来て定時に上がる生活の中で「あいつはどこに行った」「こいつは
どこに行った」「でも売り上げがない」とかばっかり見てるんですから、当然社内の
仕事をしてない制作の人間は(そもそも営業が仕事持って来ないからやることがあり
ません。)目立つ訳です。ほぼ毎日「玄界くん何してるの?」「何もしてませ〜ん。」
「ああ、そう。」という会話を繰り替えしております。事実そうなんだから仕方があ
りません。しかしながら親会社がその会社を子会社にする時点で決定打となったのが、
当時の制作の部長(デザインプロデューサー)が系列会社のパッケージデザインで賞
をとったのと私が特許開発商品に関わったことで「デザインや企画力があるんなら子
会社化したら。」という裁定があったためだったので、両名をリストラすることもで
きないジレンマがあったようです。(余談ですが親会社の社長は元海外担当役員で私
に中国スパイを命じた人。子会社訪問で会社に来た際に社員を紹介しようとした役員
に「あ、部長くんと玄界くんはよく知ってるから紹介しなくていいよ。」といって両
者の面目を上げてくれました。)悪くいえば「首を切れない金食い虫」ですね。

そのうちにアルバイト方面で「なんか安い・早い・ゆかいと三拍子揃ってやってくれ
るプランナーがいるらしいぞ。」と評判になり(上手いがつかないのが私の限界でし
ょう。)、実業よりも収入が良くなって来たのを機に「あ、もしかしたらフリーでも
いけんじゃないか?」という勘違いが頭をもたげてきました。こうなれば善は急げで
す。いままで足枷になっていた会社という軛を外し、やりたい事だけをやるというス
タイルに一歩を踏み出すことにしました。
あの退職願を出す快感というのは何度やってもいいものです。「これからどうするの?」
という社長や専務に対して「まあなんとか死なない程度にぼちぼちやって行きますよ。
それじゃあお世話になりました。」とかいいながら、「お前らの権限のおよぶとこに
はもういないもんねえ、お尻ぺんぺんだ!ま、精一杯頑張るがいいさ。」と心の中で
つぶやく気分は退職した人間にしか味わえないものではないかなあ、と思いますよ。

次回は「晴れてフリーだ!さあ、さぼるぞぉ!」をお送りします。


執筆担当:玄界灘男
【駄嘘!】
http://www2.ocn.ne.jp/~genkai/


4. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――――

しーもす:参院選ですね
小  猫:京都と下関を結んでいる、日本海側の…
しーもす:それは山陰線
小  猫:いったい誰の「チックショー」が見られるのか
しーもす:橋龍も参院選でしたねぇ
小  猫:介護、年金、増税ときて、今度は天災です
しーもす:真面目なことを言いますねぇ。一体どう転ぶんでしょう
小  猫:気象庁も動きを注…
しーもす:してませんよ!
小  猫:そんなわけで
しーもす:また来週!



執筆担当:しーもす
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