――QuickUSOYA 2008.2.3――――――――――――――――――

今週の内容........
1.「しーもす君と小猫さん」(担当:佐々木バレット)
2. 更新情報と各種お知らせ(嘘屋本舗瓦版閉店のお知らせ/週刊魚魚) 
3.「しーもす君と小猫さん」

1. しーもす君と小猫さん――――――――――――――――――――――――――

しーもすという男は、今世紀始まって以来、史上最高といわれるモノマネ芸人であ
り、彼の手にかかれば、真似のできないものなど、この世にただの一つもなく、そ
の巧みで繊細で刺激的な芸はテレビ、ラジオ、ライブなどあらゆるステージで観客
を爆笑させていたが、当のしーもす本人はといえば、「モノマネ」の何がいったい
面白いのか、まったく理解できないのである。うぐいすがうぐいすの鳴き声を出す、
俺がうぐいすの声で鳴く、何がおもしろいのだ。
彼にはどうして客が笑うのか、わからない。

ガキのころから彼は物真似で笑った事がない。彼が物真似に覚えるのはつねに不気
味さだ。しーもすには兄がいて、おさないころはどこにいくにも兄の後ろについて
行って、やることなすこと、全てを真似していた。あんなにおにいちゃんおにいち
ゃんとなついて、便所まで一緒にしようとしていた兄の真似を一切しなくなったの
は、ある時、鏡にうつる己の姿の不気味さに気が付いてからだ。

不気味さの正体は、おそらく、存在の唯一性の危機だ、としーもすは思っている。
幼いしーもすは、鏡に相対して、嬉々としてモノマネをする。
「ほーほけきょ」
日が暮れるまでだ。まっくらな中、ずっと同じモノマネを繰り返す。
「ほーほけきょ」
はっと我に返ったしーもすは、気が付く。
おなじものが二つあり、まったくおなじように動き、しゃべり、舞い踊っている風
景の異様さにだ。しーもすはあまりの恐ろしさに、泡を吹いて卒倒した。

モノマネとはイミテーションである。ただのまがいものだ。が、演者の芸が達者に
なればなるほど、イミテーションはオリジナルに近づく。
しーもすは、イミテーションとオリジナルの距離が近づけば近づくほど、自分の
やっていることがわからなくなってゆく。「イミテーション」であることと「オリジ
ナル」であることの意義が失われ、存在の唯一性、この世界にあるものは一つだとい
う感覚が脅かされるのは恐ろしいことではないのか。

彼が芸をする。客は、イミテーションである彼の芸とオリジナルの印象を重ねあわ
せ、偽者と本物のホログラムの光に酔って笑う。
客は笑うのである。彼らにとって、本物に近づけば近づくほど、イミテーションは
滑稽だ。どういうことだ。理解できない。
しーもすにはモノマネができる。人々はそれに金を払う。
だからしーもすはモノマネをしている。
そのことに価値を見出せないまま、しーもすは世界的な人気者だった。

ドーム球場でのライブ終了後、一人の男が、しーもすに仕事の依頼に現れる。田舎
モノ丸出しの小汚い格好をした禿頭の中年で、息も顔の造作もどこか獣じみていて、
小型の猫科の肉食獣を思わせた。彼はしーもすに、自分の村で公演を開いてくれな
いかと言ってきた。はじめ、しーもすは、このようないかにも胡散臭い、田舎モノ
の言うことなど相手にしていなかったのだが、男がこう切り出した時、彼の眼の色は
変わる。
「しーもすさんにやってもらうのは、娯楽ではない。とても文化的で伝統的な神事の、
重要な役目なのだ」と。

そもそもモノマネの源流を辿ると、能と同じく猿楽に辿り着く。
『風姿花伝』は、能の創始者として知られる世阿弥の手による芸能書の古典である
が、この書の伝える芸道の縁起のうちの一つに、「モノマネ」に関する記述がある。
祇園精舎の建立の供養の際、釈迦が御説法を行ったが、これを妬む堤婆が一万人の外
道を引き連れ、木の枝・篠の葉に幣をつけて振り回し、踊り叫び、供養を妨げよう
とした。仏が、弟子の舎利弗に佛力を与え、鼓・唱歌をととのえて、阿難の才覚、
舎利弗の知恵、富楼那の弁舌にて、六十六番の「ものまね」をさせると、一万の外
道は、笛、鼓の音を聞きて、舎利弗の方へ集まり、これに見入ってしまい、その間
に、釈迦は、無事、供養を終えたというのである。舎利弗が「六十六番のものまね」
を演じ、一万の外道を見入らせた場所は、「後戸」である。

「後戸」というのがくせものである。

室町時代に金春一座を率いて活躍した能役者・金春禅竹の芸能書『明宿集』は、摩
多羅(マダラ)神は、猿楽者の芸能神であり、「宿(シュク)神」と同一だとしてい
る。
摩多羅神とは、比叡山延暦寺の常行堂の「後戸」に祭られる神である。
摩多羅神はその由来の知れない秘神であり、一論、障礙神として知られる大黒天、ダ
キニ天としての性格を備えるとも言われる。
これらの神は人を食う。
このことから、摩多羅神は「食人王」と呼ばれることもある神である。
宿神は、「夙神」「守宮神」とも書き、穢多の氏神であるとされる。
能の「翁」と同一視される、芸能の神である。
金春禅竹はこれを宇宙の根源神だという。

恐ろしい神なのだ、という所にしーもすは刺激を受ける。
しーもすはモノマネは本質的に恐ろしいものなのではないかと、これまでずっと漠
然と思ってきたのだ。
そんな思いを抱えたままモノマネをし、なのに人はこれを笑う。その矛盾に、しー
もすは耐えられなくなっていた。
しーもすは「モノマネの本質を見極めるため」と理由を付け、人を笑わせる業務か
ら逃げるように、この獣じみた造作の男の依頼を受諾する。

2.更新情報と各種お知らせ ──────────────────────

■嘘屋本舗2000
http://www.kasugai.com/usoya/index.html
国際的ログ流しのおかげで、無事過去ログも完成しました。
今後は膨大な過去ログでお楽しみください。
http://www.kasugai.com/usoya/history.html
それではまた、パティオ嘘屋本舗(ミクシィ)などでよろしくお願いします。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1549973

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■週刊魚魚
http://www.sakanafish.com/

今週の特集は「ブームダンサーケン」非公式ファンサイト・ブーマーズファン!
そしてスロットまんが果糖水的生活299!そしてふたご対談が更新されています。
さらにカレンダーご購入者の方などにはようやくパン国志すごろくのダウンロードご
案内を行っております。
「ピアノでアニメ 2008-2009」発売されていますのでぜひお見かけを。

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嘘関係のサイトの更新情報等、イベントや出版の告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。


3. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――― 

「こんばんは、●●●●●●です」

それだけで客はどっと沸く。
いつものステージと同じだった。
自分ではいったい何が面白いのかわからない芸をするたびに、フロアに満ちたオー
ディンスがひーひーと腹を抱えながら、蓑踊りの刑に処されたキリシタンの農民みた
いにじべたを転げまわる。
しーもすはいぶかしむ。
これではいつもステージとなんらかわりがない。
異なる点といえば、背後に小さなお堂があることだ。

お堂は正面を向いていない。客席に向かって後ろ向きに建っており、薄汚れた素っ
気のない裏口を衆目にさらしている。これが後戸です、とあの獣じみた男は説明した。
しーもすはこの前で、なにがしかを真似し、そのたび客がのた打ち回るのである。
げらげらげらげら。人が笑う。
しーもすは無心にモノマネを続ける。
「●●●●●●んよ」
「●●●●●●ん」
「●●を●●げりゃ」

神事だ、と生臭い息をしーもすに吹きかけながら、男は言った。
男は神事であるモノマネの真髄は、どれだけ本物に近づけるではない。本物以上に
本物らしく振舞うことだ、とも言い、そうであるなら、モノマネ芸人であるしーもす
は、アマガエルの真似をする時にはアマガエル以上にアマガエルらしくゲロゲロ鳴か
なければならないし、神の真似をするなら、神がそうする以上に神の如く腕をふり、
足をあげ、託宣を歌い上げなければならぬ。
しーもすにはそれが出来た。
天賦の才である。
こいつらはこんなことで、なぜ笑うのか。そんなことを思いながらも、しーもすの
芸は完璧だ。

依頼主である男は、客席の最後部からしーもすの舞台を見てにやりと笑う。
男が企てているのは、この世界を分裂病患者にすることである。
男の研究によれば、しーもすの疑問の通り、モノマネはSF的なサイキックに匹敵
するおそろしい代物だった。この世界はすべからく「今、ここにあるこれは唯一の
ものであり、これ以外に、これであるものなどこの世のどこにもない」という、個
の唯一性を前提に動いている。マクロレベルの世界において、これは絶対の原理だ。

だが、完璧なモノマネは、この法則を幻惑する。
しーもすは、完璧なモノマネ師だった。
しーもすは、その驚異的な天賦の才によって、本物以上に本物らしく振舞うことが
できるのだ。

しーもすの完璧なモノマネによって、「今、ここにあるこれは唯一のものであり、
これ以外に、これであるものなどこの世のどこにもない」絶対の前提はどうなるか。
崩れ去る。
「当たり前の前提」である唯一性を失った世界は、あたかも分裂病を病んだかの如く、
混沌とするだろう。

コペンハーゲン解釈によれば、量子レベルのミクロな世界においては確定されてい
ない世界の単一性を決定付けるのは、この世界を外部から見つめる観測者なのだそう
だ。男の目的は、モノマネによって、観測者による観測を失敗させることである。
そのための仕掛けが、お堂だった。
しーもすの芸が冴え渡り、ステージも終盤に差し掛かった頃、お堂の後戸が開く。

このことは十分に、予想できたことだった。
なぜなら古典であるからだ。
獣じみた男はマネは神事だという。そして、神事とは、イミテーションとオリジナ
ルの極度の接近により、個の単一性のブレを呼ぶ行為のことだった。だったら、この
タイミングで後戸から出てくるのは何か。しーもすが「本物以上に本物」として仕上
がっている今、このタイミングで、もっとも存在の唯一性を揺るがすものはなにか。
古典的な「お約束」だ。

ぎぃ、

「こんばんは、●●●●●●です」

戸の軋む音とともに、お堂の中から、<オリジナル>がマイクをもって現れた。
歓声。

<オリジナル>はすたすたとステージまで歩いてくると、あたかもしーもすのあわ
せ鏡のように歌い、踊る。あるいは、しーもすのドッペルゲンガーのように。
(いや、影は俺の方ではないのか?)だってしーもすは<オリジナル>のマネをして
いるだけだ。
イミテーションに過ぎない。鏡なのは自分の方だ。だが、客観的に見た場合はどう
か。しーもすのモノマネは完璧なのだ。

しーもすと<オリジナル>は、競い合うように歌を歌いあげる。
観客には、いったいどちらが本物でどちらがしーもすなのかまるでわからない。
しーもすのモノマネが、<オリジナル>と同調しすぎて、「舞台上に二人の人間がい
る」ということが認識できないものすらいる。そして、その割合は増えていく。
観客はあまりに似すぎている二人の姿に、地べたを転げまわり、腹を抱えて狂ったよ
うに笑い転げる。

しーもすは、<オリジナル>を隣りにし、しかし自分でも驚くほど冷静だった。冴
え渡る内省。観察力。観客席の異常は勿論だが、それよりも、物理的ではない、精神
によってしか感じ得ない異常な歪みが自分を中心とする情念のトポスの集合無意識中
に発生しているのを、しーもすは感じていた。人を含めたこの場の無意識が軋み、ま
るで虚無のように歪んでいる。

男はその無意識空間の歪むサマをみて、ニヤリと笑う。
男の予想通り、単一性を乱され、危機状態に陥った世界は、必死でこの乱れを取り
繕い、正常を取り戻そうとしている。
それは、時空の補正力やゆり戻しなどとは到底呼べない、いびつなあがきだ。

しーもすは虚無と虚無の間に、形而上の影の門が開いていくのを感じた。
この間も、観客は笑い転げ続けている。爪がはがれるまでバリバリバリとコンクリー
トをかきむしり、額が割れるまで頭を床に打ち付けて、爆笑している。

ぼとり。

開いた形而上の影から、この世界の●●●●●●の相似形ではあるが、この世界の
●●●●●●よりもはるかに上位存在たる●●●●●●が出てくる。

それは、二つに分裂してしまった●●●●●●より、より説得力のある存在を任意
に製造し、確かに存在するはずの二つを差し置いて、これを唯一の存在の座にすえよ
うとする、時空補正力の企みの産物だ。
時空補正力に召喚された、即席の上位存在がいう。

「こんばんは、メタ・●●●●●●です」

爆笑。さらに爆笑。
この上位存在の顕現によって、お堂から現れた<オリジナル>は<オリジナル>で
はなくなり、この世に存在する説得力を失って、あわれにも消滅する。当然だ。神に
等しい上位存在と存在の説得力を争って、勝てる人間など、下界にいようはずがない。
しーもすもまた、このメタ・●●●●●●の存在の説得力の前に、消滅しようとし
ていた。だが次の瞬間、しーもすはことなきを得る。しーもすは世界一のモノマネ師
なのだ。

「こんばんは、メタ・●●●●●●です」

それは、この世界の上位存在である<オリジナル>に匹敵する、いやそれ以上の●
●●●●●ぶりだった。

観客、ことさらに爆笑。
この爆笑によって、ニューヨーク州は存在を一瞬にして否定され、地上から消えうせ
た。
「笑いとは、目の前の異常を無意味化する行為だ」
獣じみた息をはきつつ、男は解説した。
「笑い、それは存在の根拠をおびやかす恐怖に相対した時、目の前のものの意味を吹
き飛ばして、正常を保とうとする、ギリギリに立たされた人間の異常事態への抵抗力
なのだ」
その笑いのナンセンス化の力が、狂気を発症したこの世界の異常と反応して、物理的
な破壊力へと変化してしまったのだ。ではなぜ吹き飛んだのがニューヨークかという
と、そのことは複雑で難解な方程式を難なくこなす天才にしか理解できないのだから、
凡人はことさらに考えてはいけないと、男は生臭い息を吐きながら言う。凡人が三十
分以上この現象について考えると、もれなく脳が爆発する。

そしてしーもすはといえば、またしても、メタ・●●●●●●と合わせ鏡となって、
歌いあっている。
メタ・●●●●●●の説得力は圧倒的だった。<オリジナル>の●●●●●●とは
くらべものにならないほど、存在の力に溢れている。しーもすも負けじと、●●●●
●●が口にしそうなギャグでやり返す。
この争いによって、さらにさらに、世界は狂っていった。
時空補正力は、さらにあわてふためき乱れて、唯一性のほころびを取り繕おうと新
たな刺客を送り込む。
上位存在のさらに上位に位置する、メタ・メタ・●●●●●●である。
メタ・メタ・●●●●●●の顕現により、あわれメタ・●●●●●●は説得力を失
い、消滅した。
あとには骨も残らない。

しかしモノマネの天才であるしーもすには、限界はない。
こいつをやっつけなければならないのかやっつけねばならないのだろうなあ、しか
し、そうすると今度は、メタ・メタ・メタ・●●●●●●が降ってくるのだろうなあ
面倒くさいなあと頭の隅で愚痴を垂れながらも、しーもすはメタ・メタ・●●●●●
●を撃破する。
次だ。

しーもすのモノマネと時空補正力の闘争により、地上に次から次へと、上位存在が
降ってくる。
男は目の前で繰り広げられる混沌に狂喜していた。
この存在の唯一性の曖昧な空間こそ、自分の求めていた神事である。
男は、生まれたときから劣等感のかたまりだった。周囲のあらゆるものにコンプレ
ックスを抱き、みじめで無力で頭が悪く、薄汚れた野良猫のような、獣臭い体臭を放
つ我が身を、ありとあらゆる呪詛の言葉でなじってきた。彼は、自分が自分でしかあ
りえないことが、イヤでたまらなかったのだ。

だから彼は自分以外の何者かになれる世界を夢見た。可変の存在に変貌することが
彼の目的だった。

今こそ俺は俺という存在の説得力を葬り去り、蝶か何か、とても美しい、誰かに愛
される存在に変身するのだ。そうすれば。

だが、男は、コンプレックスがいちじるしい自己愛の裏返しであることに、気が付
いていなかった。
獣臭い息を吐く男は、みじめな自己の存在を完全に否定すると同時に、「俺は自分以
外の何者かだ」
と念じるが、自分以外の誰かである自分の姿など、自己愛の強い彼には到底思い描く
ことが出来ず、しばらくあたふたしていたが、男はすぐにこの世から跡形もなく消え
てなくなる。

首謀者である獣臭い男はいなくなったが、だからといって事態は収束しない。
男が、自分自身以外は大して気に止めていないコンプレックスによって自滅してい
る間にも、形而上の影の門からは、もはや神と呼んでいいレベルにまで達している●
●●●●●が、次から次へ降ってくる。
多分、しーもすが過労によりステージの床の上に倒れるまで、神ははてしなく上位
世界から、この地上へと落下し続けることだろう。
自身の唯一性を否定され続けて、半狂乱になって上位存在をぼとぼとと落としてく
る世界は、もはや泣きわめく子どもと同じである。

しーもすはといえば、怖くて怖くてたまらなかった。
これほどまでに世界の説得力をおびやかしながら、しーもすは、いまだにモノマネ
の価値がわからない。
モノマネをするたび、どんどん自分が自分から離れていく気がする。
大切なものが指の間からこぼれていくような気がする。
もとの自分がどんなだったか、もうほとんど思い出せないが、考えてみれば、生れ
落ちた時から自分はずっと、兄のモノマネにすぎなかったような気もする。
母の面影を思い出そうとするが、浮んでくるのは、●●●●●●の母の顔ばかりだ。
たまらなかった。



観客、さらに爆笑。


執筆担当:佐々木バレット
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