NHKテレビ「空間装飾」(地方版)も7月3日(火)で15回目となりました。
今回は、子供の頃、作って遊んでいた蛍籠を使って「麦藁を楽しむ」というテーマにしました。
麦藁で作った蛍籠をベースに、素材を入手しやすいポリプロピレン製のストローへと変え、作品を花器やランプシェードとして使う方法を提案してみました。放送が近づくと、いつも試作品をいろいろ作り、教室の生徒さん達に見てもらい意見を聞いてみるのです。
蛍籠を知らない若い生徒さん達が「私も作ってみたい!」と興味を示してくれました。また、60代以上の人達は、蛍籠を見ると、「お手玉遊び」や「ゴム跳び」「石けり」などを想い出し、昔のなつかしい遊びについて話が盛り上がりました。
テレビを見て、すぐストローを買って来て作ってみたという生徒さんもいました。でも「うまく作れなかった」と言うのです。
昔の子供の遊びですから、実に単純な作業なのです。でも、2、3のちょっとしたコツがあります。そのポイントさえつかめば、誰でも簡単に、面白く作ることができます。
生徒さん達と相談して、早速、教室で蛍籠を作ることになりました。
さて、急なことで、沢山のストローが入手できるかどうかわかりません(インドネシア産のストロー 1袋500本入り 298円です)。
すぐホームセンターに注文してみました。
7月16日(月)(祝日 海の日)でした。
M店 「10日位はかかります」
S店 「数日後には入荷すると思います」
注文したのは祝日なので、翌日、業者に電話して結果を報告してくれることになりました。そして17日(火)、
M店は、お昼頃、
S店は、午前10時前、
に電話をくれました。
S店の方の対応が、とても感じがよく、親切でした。
「S店のIです」と、きちんとご自分の名前も名乗ってくださいました。
距離的には遠いのですが、もちろん今回はS店に注文することにしました。
驚くなかれ。電話を受けて3日後の19日(木)夕方には商品が届きました。
大きなダンボールの箱に入れてもらい、台車をお借りして車まで運び、持ち帰りました。 普通に使うのなら2万人相当のストローです。
「何に使うのですか?」と尋ねない所がまたプロだなぁと感心しました。実にさわやかな後味です。
商売のノウハウを見た気がいたしました。
2007年(平成19年)8月6日 記
宮内 庸洲
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