予告編  

★ 番組冒頭の予告編です。

秋鹿真人アナ 「そして後半は暮らしに役立つ情報をお伝えしております『いよかんホットライン』のコーナーがあります。今日のテーマは『わが家のインテリア』。今回はCDを使ってお部屋を飾ります。CDを月に見立てたお月見飾りなどを華道家の宮内庸洲さんに教えていただきます。」

 

 本編 イントロ部分 

★ オープニング・テーマが流れます。

秋鹿アナ 「さぁ、続いて『いよかんホットライン』のコーナーです。皆さんの身近な、生活に役立つ情報を紹介しております。今日のテーマは『わが家のインテリア』です。」

首藤奈知子アナ 「はい。教えていただくのは、華道家の宮内庸洲さんです。」

首藤アナ 「宮内さん、よろしくお願いいたします。」

秋鹿アナ 「よろしくお願いいたします。」

宮内庸洲 「よろしくお願いいたします。」

秋鹿アナ 「いつも身近にあるものを使って教えていただいております。この前はすだれをクルクルと(笑)。今日は何を使いましょう?」

 

 本編 CDを使ったお月見飾りとコースター 


宮内庸洲 「そろそろ涼しくなりまして秋ですので、こちらの方をご覧になってください。」

秋鹿アナ 「キレイな色紙で、三日月が輝いていますねぇ。」

宮内庸洲 「キレイでしょ?これ、裏をご覧下さい。」

首藤アナ 「裏を見ると?」

秋鹿アナ 「CD!」

宮内庸洲 「はい、CDを使っております。」

秋鹿アナ 「CDの輝きだったわけですねぇ。」

宮内庸洲 「月の欠け具合を大体決めまして、そしてここをカッターで切ります。そして、上からさし込んでいただいたら三日月の形ができます。」

秋鹿アナ 「あんまり大きく切り込みを入れてしまうと、スポッと落ちてしまいますよね(笑)。」

宮内庸洲 「そうなんです。」

秋鹿アナ 「そこらへんは調整すると(笑)。」

宮内庸洲 「はい(笑)。」

秋鹿アナ 「はい、まだあるんですか?」

宮内庸洲 「はい。こちらは満月の円い穴を開けていただきまして、満月の飾りです。」

秋鹿アナ 「これはどうなっているんですか?後ろを見せていただいていいですか?」

宮内庸洲 「はい、やはりCDをそのままテープで貼っているだけです。不要になったCDとか、今、雑誌の付録などでもDVDなんかがありますので、またお店に行きましても安く手に入りますので、こういった飾りに使っていただきましたらと思います。」

秋鹿アナ 「これ、手にとってキラキラさせると楽しいですよね。」

秋鹿アナ 「さあ、満月も出ました。色紙に続いては…」

首藤アナ 「カラフルなCDが出てきました。」

宮内庸洲 「いろんな色のCDがありますので、そこにグラスを置いてみます。」

秋鹿アナ 「コースター代わりに使うということですね。」

宮内庸洲 「はい。コースターとして。キレイでしょ?」

秋鹿アナ 「はい。これ、画面を通してわからないかもしれませんけれども、実際にみると下から緑の明かりがグラスに反射して…」

首藤アナ 「グラスが緑に見えますよねぇ。」

宮内庸洲 「また、こうやってグリーンをあしらっていただきましたら…」

首藤アナ 「あ、お水を入れて花瓶のような感じで。」

秋鹿アナ 「これもまた赤と緑のコントラストが美しくてねぇ。こういうやり方もあるんですね。これでお酒を飲んだらまた気持ちよく飲んじゃいそうですけどねぇ。」

首藤アナ 「ねぇ(笑)。」

秋鹿アナ 「すぐこういうことを考えちゃうからいけない(笑)。」

宮内庸洲 「はい(笑)。」

秋鹿アナ 「色紙として、そしてコースターとして。他にありますでしょうか?」

宮内庸洲 「はい。これは脚付きの三方(さんぼう)です。卵をウサギに見立てました。」

首藤アナ 「ここにウサギさんが…。卵が体で、葉っぱが耳になっているんですね。」

宮内庸洲 「そうなんです。」

秋鹿アナ 「雪ウサギなんかありますけれど、卵ウサギ。」

宮内庸洲 「はい(笑)。そして、満月が出ておりまして、CDの中央に穴が開いておりますので、そこにエンジェル・ヘヤーを入れまして、雲の感じにして、穴を隠しております。」

秋鹿アナ 「この綿のようなものですね。ちょっと隠れた月がたまりませんね。」

首藤アナ 「雲の隙間からチラッと見える月が。」

宮内庸洲 「こちらがビールカップなんですが、ビールカップの上にフィルムのケースなんですけれどもそれに和紙を巻いております。そしてもう一個ビールカップを重ねてみました。何に見えますでしょうか(笑)?」

首藤アナ 「これは…(笑)」

秋鹿アナ 「ペッタンペッタンの…餅つきの杵(きね)ですね?」

宮内庸洲 「アタリです(笑)。」

首藤アナ 「ちょっと大きいですけれど(笑)。」

秋鹿アナ 「ウサギよりも大きいですけれども(笑)。でも、これワンセットで楽しい飾りですねぇ。」

宮内庸洲 「そうですね。今日みたいに外で雨が降っているときにお月さんが見えないですから、ここで、お部屋の中でお月見を楽しむということもいいんじゃないかと思いますが。」

秋鹿アナ 「なるほど。CDの月はアヤしげな感じでいいですねぇ。」

 

 

 本編 CDを使ったお月見飾りと部屋飾り 


秋鹿アナ 「今日はこの他にも作っていただきましたの、場所を移しましょう。こちらです。」

宮内庸洲 「お月見といえばススキ。それに月見団子ということで、普通別に飾るんですけれども、こちら三方(さんぼう)に一緒に飾っております。秋草をあしらいまして、そこにススキをいけております。」

首藤アナ 「あぁ本当、秋の風情がね。」

宮内庸洲 「はい。そして、CDを後ろ、満月が少しでてきたところなんですが。」

首藤アナ 「ここにあるんですね。」

秋鹿アナ 「ちょっとのぞいてますね。このちょっとのぞく、というのがポイントですね。全ての姿は現さない。」

宮内庸洲 「はい(笑)。そして、美味しそうなお団子をお供えしております。で、これ三方をつかっておりますけれども、ご家庭でしたら普通のお盆で。」

秋鹿アナ 「塗りのお盆などでもキレイでしょうね。」

 

秋鹿アナ 「…と、純和風の作品を見せていただいた後にですね、私の目の前にはちょっと違う雰囲気の二つの作品がありますね。」

宮内庸洲 「そうなんです。今年はスペースシャトルの打ち上げがありましたし、宇宙の戦争をテーマにした映画がありました。」

秋鹿アナ 「ありましたねぇ。」

宮内庸洲 「その映画を見まして、イメージを膨らませてこれを作ってみました。」

宮内庸洲 「これ、白いものは漂白したミツマタ、サラシミツマタといいいます。ちょうど三つに分かれておりますので、それにCDを引っ掛けているんです。」

首藤アナ 「なるほど。」

秋鹿アナ 「枝にさしているだけなんですね。」

首藤アナ 「いろんな大きさのCDとカラフルな。」

宮内庸洲 「好きなところに、バランスを考えて掛けていただいたら、面白い作品が出来上がると思います。」

秋鹿アナ 「CDというのは見ていて近未来の感じがしますのでね。『科学』という感じがしますので、科学的なクリスマスツリーとしてもわたし、これいけると思います。」

首藤アナ 「そうですね。クリスマスツリーとしてもいいかもしれませんね。電飾をつけたりして。」

秋鹿アナ 「こういう背の高い作品もありますが、こちら横に広がっていますね。」

宮内庸洲 「そちら、やはり晒(さら)したカラタチなんです。カラタチなのでトゲが出てきておりますので、そこにCDを掛けております。それでアンスリウムを添えましてモダンな作品に仕上げてみました。」

秋鹿アナ 「ちょっとひっかかかるところでもあれば何でもCDを飾れる、そういう手軽さもありますね。」

首藤アナ 「たしかに(笑)。」

秋鹿アナ 「またこのお花ですか、ちょっと異星人みたいな感じがしましてねぇ。」

宮内庸洲 「CDとよく合いますでしょ(笑)?」

秋鹿アナ 「はい、新しい可能性を感じました。」

 

 本編 エンディング 

秋鹿アナ 「本当に今日はCDのいろんな可能性を見せていただいた感じがしますねぇ。」

宮内庸洲 「不要になったCDをプラスチックのゴミとして出すのじゃなくって、もう一回工夫を凝らしまして輝かせていただいたらいいんじゃないかと思います。」

秋鹿アナ 「本当ですね。この輝きを部屋飾りとして使えたら素敵ですね。」

秋鹿アナ 「宮内さん、どうもありがとうございました。」

仙波アナ 「ありがとうございました。」

宮内庸洲 「ありがとうございました。」

秋鹿アナ 「CDを使った部屋飾りを教えていただきました。」


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