エルピダの提案

試合を楽しく白熱させる工夫(2004/12/26 update)

ディビジョン制

2004年の関東大会では、ディビジョン制が取られました。これは素晴らしい工夫だと思います。
昨年までは全体が1つのトーナメント戦でしたので、全国大会優勝を狙えるチームと初心者レベルのチームが1回戦で対戦し、30対0の様な試合が生まれていました。こういった試合は、初心者レベルのチームには、楽しいはずの試合がとんだ災難になってしまいます。強豪チームにとっても白熱はしません。
2004年はディビジョン制のおかげで、レベルの近いチーム同士の対戦が実現し、試合が白熱して盛り上がり、楽しい大会になりました。
試合が楽しく、白熱することがスポーツの命ですから、こういった工夫はとても大切だと思います。

■トーナメント戦

全国大会や関東ブロック予選会などがトーナメント戦ですが、組み合わせの工夫が、必要でしょう。勝ち残り戦なので対戦組み合わせの運不運で、おおよその順位が決まってしまう恐れがあります。

まず、来年の関東ブロック予選会を考えて見ましょう。昨年の優勝レインボー、準優勝クラッカーズ、3位FINE、4位WISHドリームスです、ベイドリームスは1回戦でFINEと対戦し敗退です。以上の5チームが来年の注目代表候補で、ここではベスト5と呼びます。全国大会ではFINEが優勝です。来年は地元開催の全国大会で4チームが出場できるとします。昨年の関東代表は常連3チームでベスト3と呼びます。4チーム目にはWISHドリームスかベイドリームスといった状況です。

決勝戦をAブロック勝者対Bブロック勝者
準決勝戦AブロックをA1ブロック勝者対A2ブロック勝者
準決勝戦BブロックをB1ブロック勝者対B2ブロック勝者 とします。

ケース@ 昨年の優勝レインボー、準優勝クラッカーズをA1ブロックとB1ブロックにシードします。その他のチームは抽選。
FINEが抽選でA1かB1に入れば死のブロックが生まれます。4チーム出場権があってもベスト3チームの内1チームは代表漏れ決定です。残り代表2チームもくじ運の強いチームが絶対有利になります。当然ベスト5以下のチームにもチャンスが出てきます。

ケースA ベスト3チームをA1、A2、B1ブロックにシードします。その他のチームは抽選。
抽選でB2ブロックを引き当て勝ち上がったチームが4チーム目の代表になります。くじ運の強いことが何よりも重要になります。ベスト5の2チームは何とかB2に入らないとなりません。ベスト5の2チームがB2以外に入れば、ベスト5以外のチームにチャンスが回ってきます。

ケースB ベスト3チームをA1、A2、B1ブロックにシードします。ベスト5の2チームをB2シードします。その他のチームは抽選。
高い確率でWISHドリームス対ベイドリームスの勝者が4枚目の代表切符を手に入れます。実力ベスト4が選出されます。

ケースB以外では、偶然の抽選結果がケースBにならない限り、くじ運大会になってしまいます。
それぞれのチームの全国大会出場に向けた努力を知るものとしては、結果がくじ運で決まっては悲しすぎます。
と言う訳で問題提起させていただきます。
さあ、来年の関東ブロック予選会の組み合わせに注目です。

次に全国大会です。私の勝手な評価で、優勝を狙えるチームは、
FINE、 レインボー、 ビクトリー、 レッドイーグルス、 WINGS の5チームで、ここではベスト5と呼びます。

2003年の全国大会・大阪では
A1ブロックに ビクトリー、 レッドイーグルス、 WINGS
A2ブロックに FINE、 レインボー
Aブロックが死のブロックになりました。結果は死のブロックを勝ち上がったビクトリーの優勝でしたが、決勝戦はヘトヘト?
ちなみに準優勝の某チームは1回戦敗退の某チームに一度も勝ったことがありません。これってくじ運と言われても仕方ないのでは・・・。

2004年の全国大会・名古屋では
A1ブロックに ビクトリー、 レインボー
A2ブロックに レッドイーグルス、 WINGS
B2ブロックに FINE
Aブロックが死のブロックになりました。ベスト5でただ1チーム死のブロックを逃れたFINEが優勝。死のブロックを勝ち上がったWINGSは2試合延長戦の死闘の末の決勝戦でヘトヘト?

と言うわけで残念ながら全国大会もくじ運大会になっていると思います。本当の実力ベスト4の準決勝、そして決勝戦が見たいです!
本当に努力している実力チームがかわいそうですし、結果がくじ運で大きく左右されるのは、つまらないです。やはりスポーツですから強いチームが勝って欲しいです。

解決方法@:FIFAランキングの様な何らかの実力の指標を設定して、シード権を与え強豪チーム同士が同一ブロックに入ることを避ける。

解決方法A:A1、A2、B1、B2ブロックに関東、関西、中部などの地域ブロック1位チームをシードする。

おまけ:同地域チーム同士の対戦を避けるため同じ地域ブロックのチームを同一ブロックに入れない。

トーナメント戦を楽しく、白熱させる工夫はやはり必要だと思います。例えば大相撲トーナメントでAブロックに三役が全員入って、一回戦が横綱対決だったら、優勝者は良いとして、準優勝はくじ運が良かったと言われても仕方ない。それでは選手も観客も悲しいよね。やはり、準決勝は横綱対大関、決勝戦は横綱対決と盛り上がって欲しいですけどね。

■リーグ戦

四国のブロック予選会がリーグ戦で行われていますね。四国ブロックはスクラッチとレボリューションの2強で、死闘を演じています。
この2チームで得失点勝負の可能性がかなり高いため、初心者レベルのチームとの試合も30対0とか、まったく手が抜けない。
このシステムはかなり心配です。コテンパンにやられているチームは災難でしょう。そして、2強チームの控えレベル選手も出番が少なくなってダブル災難でしょう。こういう試合は、選手も応援する家族も楽しめないと思いますけど。どうなんでしょうか?四国はエルピダユーザーも多いので心配しています。

やはり、試合は楽しく、白熱しないと、そして何よりも選手は試合に出ないとね。競技自体も発展しないのではないでしょうか。
リーグ戦で勝ち点が並んだ場合、得失点で順位を決める方法が一般的ですが、選手の出場機会が減ったり、一方的で残酷な試合が生まれるようでしたら、得失点方式を止めてしまうかディビジョンを設けるのも一考かと思います。

■全国大会の開催日程

現在、10月開催が通例になっています。筋ジスの選手にとっての問題は寒さです。寒いと手の動きが、すぐに悪くなってしまいます。夢の舞台なのに最高のプレーが出来ない可能性が出てきます。
しかし、寒さの最大の問題は、体調管理です。風邪を引くことです。大変恐ろしい事態を招きます。肺活量が落ちている人も多いので、タンが喉に詰まり易い。風邪が肺炎にも発展しやすい。つまり生命の危機に直結すると言うことです。特に全国大会の出場は、すべての選手の夢の実現ですから、体調が多少悪くても無理をしてしまう可能性が高くなります。

ぜひ暖かい季節での全国大会の開催をお願いします。

どうしても忘れられないのが、2000年の11月に亡くなったゴール電ファイアーズの下別府君(享年20才・筋ジス)のことです。2000年全国大会前に体調を崩し、お母さんの心配を押して大阪で行われた全国大会に出た後、ついに肺炎を起こすことになり、心不全で亡くなりました。
下別府君のケースは、例外ではなく、繰り返し起こりうる事故だと思います。もし暖かな季節だったら起きなかったことかもしれません。彼の死を、教訓にしていただきたいと思います。

ルール改正についての考察
高木カズさんのHP:サッカージャパンサカボラ日記をご覧ください。

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