ねずみ講は法律上「無限連鎖講」といいます(無限連鎖講の防止に関する法律)。今でもねずみ講が生まれまくっていて、「そんなうまい話ねーよなー」と思いつつも、それにひっかかってしまう人がたくさんいます。

 ねずみ講の特徴として、

  • 要するに「最初に○円払って○人勧誘すると、数ヶ月後には○円入ってくる」という内容になっている。
  • 「合法である」とかわざわざ説明していたりする。
  • 「(必ず)儲かる」という言葉が使われてたりする。
  •  というように、ど〜考えてもただの「おいしい話」であります。まっとうなマルチ商法(MLM)は「自分のグループをつくり、そこに製品を流通させる」ということをしなければ、報酬は発生しません。ねずみ講は金のみが動いてます。マネーゲームです。製品が存在しないのです。製品があっても、誰かを勧誘した時点でお金が入るしくみになっているのは、結局はねずみ講です。

     その他の悪徳商法には、「資格」「英会話」「旅行」「先物取引」がどうした、こうしたなどという電話勧誘を使ったものがあります。まっとうな電話勧誘もあるかもしれませんが、電話勧誘は来るだけでうざいので、しつこい電話勧誘を行っている企業はまっとうだとは思えませんがね(笑) このあたりの詳しいことは「悪徳商法マニアックス」でお勉強できます。学生さんでまだ社会人になられてない方は、社会人になったとたんに連発される電話勧誘にびびるかもしれません(笑) その時のためにも、「悪徳商法マニアックス」でお勉強しておきましょう。

     うざい電話勧誘ができるだけ来ないようにするには、自分の住所、電話番号等の情報を出さないことですね。街頭アンケートなどにもらさないように注意していても、インターネットのプレゼント懸賞にはどんどん応募してしまう人もいます。インターネット懸賞は、そのデータを送る方も集計する方も楽なので、実は賞品は無くて情報を集めてるだけの悪徳懸賞も存在することでしょう。注意。実際、インターネット懸賞に応募していた人が、その人の個人情報を無断で公開され被害にあった例はあります。

     ねずみ講と話がそれましたが、とにかく「おいしい話」はねずみ講(悪徳商法)だと思って間違いありません。努力をしないで、お金が得られるわけないです。成功した人は皆、すべからく努力をしているものです。努力をしないでお金持ちになっちゃった人は、犯罪してますな。わたしはそういう努力はしないので貧乏です。


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