かんのファーム式 日の本 MB140(改)
 もし、我らが聖地、「土の館」へ行くならば、ついでに旭川方面へ車を走らせましょう。 

 しばらく行くと、右側にオシャレな花畑、「かんのファーム」が見えてきます。この丘は、ラベンダーのシーズンには、1日で「土の館」の5年分くらいの観光客が訪れる上富良野町の観光名所ですが、ここのマスコット的なトラクターが実に良い味を出しているのです。(最盛期は駐車場も混雑しているので、こちらで同乗者を下ろし、自分は寄らずに1人で土の館へ行く方が平和維持に繋がるでしょうね!)

 この車両は多分、外装を覆っているだけの改造で、ちゃんと牽引車として実働している様です。ナンバーが付いているのが可笑しいですが、これで公道を走ったら目立つでしょうね。とても小さく可愛いのですが、写真だと半分も伝わらないのが残念です。私は最初「スチームトラクター?マニアック!」と思ったのですが、どうやらSLをイメージしているみたいで、アングル材で造ったレールと客車(?)数台が近くに有りました。

 いやぁ〜、それにしても、このスタイルの美しさは秀逸です。廃品利用の現物合わせが意外に上手く行った例でしょうね。事前にキッチリ「デザイン」して再現しようとしたら、こうは行かなかったでしょう。

 ベース車両の、「日の本(HINOMOTO)MB140」は、いわゆる「乗用型耕耘機」の名機だそうです。タマにこの手の「日の本」を見かけるので、これからは注意して見ておこうと思います。
2004,6,21

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