- 3度目で初
- オーストラリア旅行は今回で3度目。
過去2回は金環日食と南天の星空観望だったので、皆既日食は初めて。
また行った場所は大陸の西側と東側でしたが、南部の海岸。
大陸中央へ行くのも初めてです。
- 間際の説明会
日食ツアーの説明会は、ツアーの内容を紹介するもの。
参加予定者が他のツアーと旅行内容を比べて選択できるように、これまで大体出発の1ヶ月ぐらい前に開催されていました。
しかし今回は出発の約1週間前。
もう行くことは決定しているので、最終の日程確認と注意事項の説明が中心となります。
- 近畿日本ツーリストの安野氏から旅行概要説明
今回は昨年のアフリカと違い、安全に関しては特別な注意事項はほとんどありません。
ただテロ事件などの影響で世界的にセキュリティに厳しくなっているのは、オーストラリアでも変わらないようです。
オーストラリア特有の事として、むやみに広いため移動が長距離・長時間になること、私のコースは2泊のテント生活になること、カンタス航空は相変わらず荷物重量制限が厳しいことなど。
- 観測地セデューナ
日食観測地はセデューナという海岸の小さな町。
旅行者全てが宿泊できる施設はなく、日本人観光客の多くはラグビー場に作られるテントサイトで宿泊することになっています。
観測地で気になる電話は、テントサイト電話機を数台設置するとのこと。
回線の品質は別にして、機器としてはネットワーク接続が可能なもののようです。
テントサイトは皆既食帯の中心付近にあるので、そこでも問題無く日食を見られますが、少し離れた海岸沿いにツアー専用の日食観測場所を確保したそうです。
風が強いのが難点だそうですが、どの程度影響あるのかは現地で実際に見てみないとわかりません。
- コプティック星座館店長の水村氏の観測概要説明
今回の大きな特徴は、日没間際の日食のため高度が低いこと。
テントサイトは皆既日食を見るのに支障はないものの、周囲に木やポールがあるので、開けた場所を求めるならやはり海岸沿いの観測地に移動する必要があるという話でした。
いただいた日食観測資料には、地上や海上の風景を入れた写真を撮る際に参考となる図も含まれています。
また、せっかくの南半球なので南天の星も見たいところですが、グラウンドの周りは夜も明かりがあるため、暗い南天の空を眺めるには隣のゴルフ場まで移動する必要があるとのこと。
写真撮影するかどうかは、現地に入っての体力と気力で判断。
- 秒殺KO
もう一つの特徴は、皆既時間が35秒と短いこと。
皆既と金環を合わせ、自分がこれまで見てきた中では最短です。
写真撮影であまり欲張ったことはできそうになく、荷物の重量制限の問題もあるので、撮影機材を予定より減らす必要があります。
最終的な撮影形態のテストもできないまま出発になってしまいそうです。