機材集結

2006年3月18日(日)

ホップ・ステップ・ジャンプ
前回皆既日食を見たのは2002年12月のオーストラリア。
その後はアイスランドで太目の金環日食を、パナマで金環皆既日食の細い金環部分と見てきましたが、久しぶりの皆既日食です。
しかも今回は皆既継続時間が4分近くと長く、陸地も多く通るという好条件。

皆既継続が最長になるのはリビアで、砂漠の中で晴天率も相当高くなります。
リビアツアーもあったのですが日程と金額の折り合いが付かず、晴天率にやや不安がありますが観光重視でエジプトに決めました。

機材集結
machinery1 ここ数回は皆既や金環が1分に満たない短時間のものが多く、写真撮影は1つか2つのことに狙いを絞るしかありませんでした。
今回は久しぶりに長い皆既時間なので、これまで行なってきた方式をいろいろ試そうとだいぶ欲張りたくなりました。
一眼レフカメラもデジタルへ急激に移行し、フィルムの一眼レフカメラの中古価格も急激に下がったことでカメラも増やしたので、大掛かりな装備になってしまいました。

機材集結
machinery2 80mm望遠鏡は拡大率を大きめにして部分食、ダイヤモンドリング、プロミネンスなどを撮影。
55mm望遠鏡は拡大率を小さめにしてコロナ狙い。

45mm望遠鏡はデジタルカメラの動画で皆既の初めから終わりまでの経過を撮るつもり。
パナマの金環日食では折れ曲がったフィルターを外し忘れてうまくいかなかったので、今回が雪辱戦になります。
露出が難しいのですが、事前に試せないのでカメラまかせ。 どう撮れるかは後のお楽しみ。

おまかせ組
machinery3 空の広範囲を撮る機材も用意。
今回は太陽高度が高いため、地上風景を入れた写真が撮りづらく、魚眼レンズを使って全天を写すことにしました。
デジタルカメラでは全天は無理ですが、一応動画で撮ってみます。


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