日食はオマケ
平凡な金環
前年12月のオーストラリア皆既日食以降、見やすい皆既日食がありません。
次の日食が金環日食ということは知っていました。 過去2度見たような、皆既に近く細い金環なら面白い現象になるのですが、今回は継続時間の長い太い金環で、太陽が輪になるだけ。 日食としての面白みはあまりありません。
島が呼んでいる
日食そのものはわざわざ見に行くほどでもありませんが、起こる場所がアイスランド。
2年半前にオーロラを見に行ったときその魅力にとりつかれ、いつかまた行こうと思っていた地です。
パンフレットも「金環日食」より「観光」の方に重点が置かれています。 実はこの金環日食の写真は私がテニアン島で撮ったものなのですが、それより滝の写真が大きいところに引かれ、申し込むことにしました。
金環だもの
今回は丸い輪が撮れればそれでいい、と完全に割り切りました。
望遠鏡は使わず、一般撮影兼用の170-500mmの望遠レンズに2倍のテレコンバータを付けて、カメラ用三脚に乗せるだけ。
細かい動きは微動マウントで行ないます。 一瞬一瞬が大事な皆既日食は時間を無駄にしないために赤道儀で自動的に太陽の動きを追っていく必要がありますが、金環なら手動で十分。
|
アイスランド金環日食トップ
|