日食ツアー説明会

1999年6月13日(日) 新宿アイランドウイング地下1階

setsumeikai


はじめに
今世紀最後の皆既日食はヨーロッパから西アジアの広い範囲で見られます。 さまざまな国を通り、多くのツアーが企画されていますが、今回もまたまたコプティック星座館のツアーのお世話になることになりました。

ヨーロッパは全体的に晴天率があまりよくないので、このツアーでは西アジアのトルコとイランのコースがありました。私の目的の地はトルコ。トルコは見どころが多い国で、旅行としても楽しめそうなので、贅沢に10日間コースを選びました。

説明会場では、すっかり顔なじみになった人たちと再会。 コースはそれぞれバラバラですが、トルコ組は観測地が一箇所なのでそこで一緒になります。

近畿日本ツーリストの安野氏から旅行概要説明
yasuno コプティック星座館へ行ったときに概要は聞いていたので、自分としては確認程度になりました。

トルコはイスラム教の国ですが、話を聞くと隣のイランほどには厳しくないようです。 全体的にインドよりは問題が少なそう。(面白みも少なそう?)
ただ女性を写真に撮る場合は、許可を得るかどいてもらう必要があるそうで、 むやみに撮りまくる私の場合は気をつけないと。
観測地は大学のサッカー場。以前はフェンスしかなかったのが、最近の下見によると観客席ができていたそうです。まあ屋根がつくことはないでしょうから、あまり関係なさそう。
飛行機はトルコ航空が信用できないので、エールフランスやルフトハンザを使うヨーロッパ経由になりそうだとのこと。長い旅になりそうです。

(株)トミー・オアシスダイレクトの中川氏の日食撮影テクニックと宣伝
nakagawa すっかり日食用として定番となったトミーのBORGシリーズ望遠鏡。 今回は大きな目玉は無く、口径5cmの新製品と対物レンズでのピント合わせ装置ぐらいでした。既存の製品で実績十分だということでしょう。
前回の説明会では、撮影に適したカメラとしてキヤノンのEOSシリーズを推薦していました。リモコンを使ってシャッタースピードが違う3コマを自動に撮れるオートブラケット機能がつかえるというのがその理由。 私は3コマぐらいじゃしょうがないと思ってましたが、今回はその反省からかシャッターがダイヤル式のカメラを推薦してました。
私のカメラはもともとそのつもりでダイヤル式を選んでます。

(株)アストロアーツの上山氏の「エクリプスナビゲータ」デモ
kamiyama 最近発売されたばかりの日食シミュレーションソフト。事前のシミュレーションや現地での撮影補助に役立ちそうな機能が豊富に入ってます。特に本影錐のシミュレーションは今までなかった画期的なもの。ただ、9,800円はちょっと高い…

コプティック星座館の水村店長の今後のツアー案内
mizumura 早くも来世紀の話が出てきました。
『2001年アフリカ・ジンバブエ皆既日食ツアー』は、「イグアスの滝、エンジェルの滝に続く滝シリーズ第3弾」
『2003年南極大陸皆既日食ツアー』は、「全大陸制覇」
まるで私を誘っているような言葉が並んでいます。


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