2001年5月13日(日) 新宿アイランドウイング4階
説明会場へ行ってみると、案の定おなじみの人たちばかり。 ジンバブエの首都ハラレと日食観測地の3日間は二つのコースが一緒になるので、現地で集まるのが楽しみです。
ここのツアーは「安全・快適」がモットー。
説明会参加者のほとんどが顔見知りということもあってか、ずいぶんリラックスしているように見えました。
一番気になっているのは現地の安全性です。
1年程前には農地をめぐって内乱があり外務省から危険度2が出て観光旅行ができない状態でした。
現在は危険度1となり、旅行に問題はありません。
仮に危険度が再び2に上がっても、ツアーから手配旅行に切り替えれば行けるのだそうです。
危険なのは主に南部地域で皆既日食が見られる北部地方は安全ということや、現地からの報告でも最近は動きがないことなどを聞かされ、だいぶ安心しました。
もっとも危険と言われても行くことには変わりありませんが。
飛行機やホテルは決定済みで、日程も大体決まっていました。
日食後の楽しみ、ビクトリア滝の観光にはオプショナルツアーがあります。
ザンベジ川クルーズと、滝のヘリコプター遊覧に気球遊覧。
二つの遊覧は天候、混雑度、時間の関係で参加できないこともあるそうですが、私はとりあえず三つとも申し込む予定です。
下見の報告は写真を中心にした話。
観測地は北部の国境に近い、皆既帯中心線近くの中学校。
いくつかのツアーが同じ場所を使いますが、早めに手を打ったのでいい場所が確保できるはずだそうです。
もっとも事情が突然変わるのはよくあることなので、話半分程度に考えることにします。
日食は事情によって変わることはなく、正確に計算済み。
観測地での皆既時間は約3分23秒あり、私にとっては最長に近い部類になります。
時間が長いと欲が出ていろんなことをやりたくなりますが、目で見ている時間が減り、逆に荷物が増えてしまうので、どこまでで諦めるのかが悩み所です。
「体験者」ばかりということで、今回は日食の概要や観測方法などの解説などがありません。
店長さんからは、望遠鏡でプロミネンスを見られる、コロナド社のソーラーマックスという特殊フィルターの紹介と宣伝が一言あっただけでした。
このフィルターは15万8千円。少し前までは日食旅行代金と同じぐらいの高い物でしたが、これでもウソかと思うほど安価になっています。
出発の一ヶ月前から「日食ハイ」が始まっている人もいるようです。