西オーストラリア、レンタカーの借り方
2001年2月
この情報は2001年2月、旅行時のものです。 実際手続きを行う場合、旅行情報ページなどで 最新情報を確認してください。
地球の歩き方ホームページ/オーストラリア大使館ホームページなど参考にして下さい。
国際免許証の所得
まず日本で国際免許証を所得しておきます。 免許試験場などで証紙を購入して申し込むと30分から 1時間程度で発行してもらえます。 国際免許所得時の必要品 有効期限は1年なので、期限切れの国際免許を持っている場合、申し込み と同時に返還しなければなりません。あと、印鑑、免許証が必要になります。現地レンタル時
レンタル時の必要品は、身元確認等のため、クレジットカード、パスポートが必要です。 それから国際免許証も必要です。 レンタカーの予約は国内から手配していくことも可能ですが、その場合大手の店 になり、安心感はあるものの料金は高めです。ただ大手の場合は、 他都市で乗り捨て可能なことが多いので便利でもあります。国土が広いせいもありオーストラリアの都市は、日本以上に車社会です。 バスなども都心部やターミナル以外ではバス停に名称がなく、非常にわかりに くいです。また、休日は本数が少なく、終バスが夕方なんてていうこともあり、 効率的に旅の予定を組むにはやはりレンタカーを使うと良いでしょう。
今回は現地の広告でみつけた市内では少し大きめのレンタカー屋で車を借りました。 オーストラリアのレンタカーは、車種別と、距離別で料金が分かれます。 距離別は、「大体市内限定、1日に規定距離以上走ると距離に応じた別料金発生」、というものと、アンリミテッドとよばれる、距離制限無しのものがあります。 当然、最初に払う料金はアンリミテッドが高くなるのですが、行程と期間に応じて 選択しなければなりません。今回は10日間、1500kmあまりの行程なので アンリミテッドを選択しました。
旅行の都合上、予約をしておきたかったので、広告の電話番号から予約を試みました。 会話 ほとんど適当です。ただ実際に通じたものです。間違いメールでご指摘ください。
「I'd like to rent a car from tommorow for 10days.」 「unlimited、sedan」。 電話ではいかに相手にしゃべらせないかが肝心(笑)。自分の言いたいことを さきに告げる。 上の2行をはっきり言えば、あとは雰囲気で、車のある無しがわかります。 なければ、sorry見たいな感じだし、あればok見たいな感じです。 車がありそうであれば金額を聞いてみましょう。 もちろん電話で予約しなくとも、カウンターに直接行けば身振り手振り が使えるのでもっと簡単に予約できます。
運転時の注意
運転について オーストラリアでも基本的に、左側通行、右ハンドルなので違和感無く運転できるでしょう。
すこし戸惑うとすれば、日本ではたまにしか見かけない、ロードラウンドとよばれる交差点かも。4つ角の交差点のかわりに、円状の道路に4方向の道路が信号無しで接続されています。ここでは、すべての車は時計回りで円状の道路に侵入し、行きたい方向の出口で、出るという決まりがあります。交差点直進という考えはなく、ロードラウンドに進入する際は、右からくる車の方が優先されるので注意です。
それから、長距離ドライブをする場合には、市内とは違った注意が必要になります。 オーストラリアでは、都市間を結ぶハイウェイといっても、ほとんどが一車線対向で地平の道路です。直線区間が多く、地平線が続く景色の中で知らず知らずのうちにスピードが出てしまうので注意。道路わきの赤土や、ごろごろした丸い石は、オーストラリアの土地の特徴ですが、見かけよりスリッピーなのでこれも注意。1.5車線の道でのすれ違い時、片輪をアスファルトから外す場合や、休憩所(Pマークの待避所のようなところはまず舗装されていない)に進入するときにはかなりハンドルをとられます。スピードを出したまま、未舗装に進入するのは厳禁です。
その他にも、夜間のドライブでは、野生動物に注意が必要です。カンガルーは光を見るとよってくる性質があるらしく、車との衝突事故が絶えません。実際たくさんのカンガルーが道路上で死んでいました。 市内から出る場合は、それなりの危険があることを認識する必要があります。