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                    悟りを開くためのヒント


       悟りを開くためのヒント

       斉藤啓一 著 ナチュラルスピリット  1500円(税別)

           2014年3月 発売

 存在の圧倒的美の覚醒体験から、無抵抗の理解による自己イメージの消去を経て、愛と英知の「光の存在」へ
 20数年前の著者の「悟り」の体験と、さまざまなエピソードをまじえ、考察を深め、真実の生き方を見つめてきた、著者渾身の快作!
                        (表のオビ文章より)
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 コンテンツ

本書の効果的な読み方

序 章  悟りを開くと人はどうなるのか?

 突如として訪れた驚くべき悟りの体験。このとき人生の目的が明確にわかる
 普通の人が普通の生活を送りながら、だれでも悟りを開くことができる
人生の新たな価値と魅力を発見する。悟りの世界こそが本当の現実か?
 言語を絶する荘厳で甘美な至福感。悟りは単なるハイな気分ではない
 人格と生き方が大きく変容する。究極の癒し≠ニしての悟り
 臨死体験に隠された悟りの真実。愛と英知をもたらす光の存在の謎
 人は何のために生きるのか? 臨死体験者と悟りの共通点 
 光の存在を呼び起こせば、だれでも悟りは開かれる
 悟りの喜びは、すべての人を同胞とする喜びである。助け合う喜びであり、分かち合う喜びである
 悟りの道を歩めるのは、どのような人なのか

 
第1章  自己イメージの消去

 警察官が自宅に尋ねてくる。激怒するオウム真理教の教祖
 周囲をかこまれながら、オウム幹部から尋問を受ける 
 心に残る大きなしこり。オウム教祖の呪縛に悩む
 オウム信者はなぜ洗脳されたのか。グル至上主義という落とし穴
 悟りも修行も捨て去り、自分の無価値を自覚する
 悟りが開かれた理由。私は生まれ変わったように感じた
 イメージが人を不自由にさせる。苦しみから一瞬にして救われる方法
 イメージをひたすら捨てよ。それが悟りへの道である
 人生の苦難を乗り越えた人たちは、どうして悟りを開くことができたのか
 リストラも倒産も怖れる必要はない。自由と平安と喜びを手に入れる方法
 自己イメージをたちまち消去し、あらゆる悩みを解決するテクニック
 無抵抗の理解によって、運命はどんどん好転していく
 自己イメージを知るための、4つの視点を活用する


第2章  怒りからの解放―「権力回路」の改造

 光の存在の正体は何か。悟りとは高度なインスピレーションである
 愛は取り戻すことができない。愛されない不安と虚無感
 失恋で立ち直れないほど傷つくのは、いったいどのような人なのか?
 理数系の思考は宗教を透明にする。だが奥義までは理解できない
 科学としてのヨーガ行法。断食で肉体を浄化する
 釈尊が出家した本当の理由は何か。精神世界の探求者に共通すること
 イエス・キリストの夢を見て、人生観が大きく変わる
 人は自我という機械の奴隷である。頭の中のロボットが人生を支配する
 神秘家グルジェフが説いた「超努力」。意識を覚醒させた弟子の驚くべき体験
 山に籠もっての断食修行。精神集中では悟れない
 苦行の末に湧きあがる歓喜は、脳内麻薬の分泌であって悟りではない
 侮辱されるとなぜ怒りを覚えるのか? 怒りのメカニズムを知れば怒りから解放される
 このテクニックを使えば怒りから解放され、悟りの意識に大きく接近することができる
 ◆権力回路を無効にする行法(怒りの感情を消し去るテクニック)


第3章  不安と恐れからの解放―「安全回路」の改造

 運命は先祖の因縁によって決まる? 奇妙な占いが告げた不吉な予言
 密教系教団に入って修行をする。運命と占いと超常現象の秘密
 超常現象を頭から否定する人が、意識の奥底に抱える恐怖とは何か
 私の反論でキレて≠オまった波動グッズのセールスマン
 自己満足のニュー・エイジ系精神世界は、遊園地で遊ぶようなものである
 誇大妄想と被害妄想が混在したグルの中のグル≠ニの出来事
 弟子を必要とするグル≠ニ、グルによってエゴを満たす弟子
 グルジェフの説く「緩衝器」が、人を悟りから遠ざけてしまう
 社会問題となった悪徳商法を通して、人間のだまされやすさを実感する 
 あらゆる迷信を吹き飛ばし、偉業を成し遂げた人物に学ぶ
 ◆安全回路の消去法(不安と恐怖から解放されるために)


第4章  欲望と中毒からの解放―「刺激回路」の改造

 人類が火を使えるようになったのも、進歩を求める刺激回路のおかげである
 多忙な仕事が悩みを解消した理由。どうすれば性の欲望から解放されるのか
 性の欲望から解放されるためのタントラ。アブノーマルなセックスの原因は何か
 援助交際をする本当の理由。金は愛となり自分はモノとなる
 欲望の中毒から完全に解放されるには、宇宙的な一体感をめざすより道はない 
 悟りを開きたいという願望の陰に潜むエゴ。傲慢になって失敗しないために気づくこと 
 初老の牧師から脳天を打ちのめされて気づいたこと。イメージに騙されず本質を見る眼を養うために
 ◆刺激回路の消去による空虚さと孤独からの解放


第5章  比較と評価の放棄

 悟りを開くために必要な光の存在の思い出し方
 ヨーガ道場のハードな修行と、そこで出会った人たちから学ぶ
 インドのジャイナ教道場で修行する。徹底的な生命尊重の気持ちに驚く
 親に片足を切断された少年と、娘の汚れた髪をとかす母親
 子供たちと遊んだだけで、小さな悟りが開かれる
 無条件の愛が心を癒し、悟りを開かせてくれる
 ジャイナ教の尼僧から贈り物をもらい、愛と悟りの本質をかいま見る
 生活のために肉体を貸すのであれば、夫婦であっても売春行為である
 この世には幸せも不幸もない。ただ幸せな人と不幸な人がいるだけだ
 比較と評価の放棄。悟りを開くとは大きな人間になること
 

第6章  進化の流れにまかせる

 宇宙は絶対善・絶対幸福に向かっている。悟りと幸福を得る一番確実な方法とは
 受容と感謝の心をもつことで、病気も運命も癒されていく理由 
 宇宙の流れに身をまかせる生き方と、シンクロニシティが続くことの意味
 オウム真理教の道場で何が行われたか? 麻原教祖に自分の使命を尋ねた結果は?
 オウム幹部から出家を誘われる。霊能者が透視した麻原教祖の正体
 オウム信者が非道な行為に走った本当の理由。教団内部における「出世のための戦い」
 悟ろうとする限り悟れない。修行は悟りの妨げである
 「念仏禅」を説いた親鸞の真意。悟りは座禅ではなく心で開かれる
 悟るためのいかなる方法もない。ならばどうすれば≠「いのか?
 苛酷な現実から身を守るために、精神はどのような手段をとるか
 失敗の経験こそ悟りへの道である。人は愛によって悟りを開く


第7章  友愛関係を結ぶ

 善き友情をもつことについて、釈尊が語った意外な言葉
 地上は神の仕掛けたマジック・ショーだ。いかにして神のトリックを見破るか?
 クラシック音楽の指揮者から学んだ、悟りの奥義とは何か?
 悟りの3段階「守・破・離」。達人が演じる究極の芸術とは?
 悟りとは対象とひとつになること。何をやっても愛がなければ意味がない
 悟りを妨げている致命的な原因とは? 悟りをもたらすのはハートである
 公案を解いて悟りを開く。意識が突然ジャンプする 
 冷たい水に飛び込んで夢から覚めよ。神が与えた本当の公案とは何か
 悟りを開く上でわれわれができる、もっとも効果のある公案とは何か?
 どのようにすれば人を理解し、ハートを目覚めさせることができるか
 人間関係の一体感がなければ、生命力は深刻に枯渇してしまう
 悟りをめざす者の、最大の試練とは何か
 自分のありのままをさらけだすと、宇宙的な愛の意識が訪れる
 悟りに導く愛と平和の祈り―あとがきに代えて
 参考文献

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