楽々クッキング第2弾・秋の味覚モンブラン〜♪
シャオ:皆さん〜、お久しぶりですわ〜。講師の守護月天シャオリンですぅ〜☆
花織:お久しぶりでぇ〜す。今回もアシスタントをさせていただきます、愛原花織でぇ〜す♪
シャオ:よろしくお願いしま〜す。(^^)
花織:ええっと、今日は「秋の味覚を堪能しようっ」って企画なんですよね?
シャオ:そうですわ。秋に美味しい物と言えば口に出してしまうときりがありませんが、なんと言っても”栗”が美味しい時期に
なってます。(^^)
そこで、今日は洋菓子の人気のケーキ・モンブランを紹介したいと思いますわ♪
花織:ああっ、いいですね……。美味しそうです〜。
シャオ:それでは始めましょう。材料は、6コ分の分量ですわ♪
卵白(黄身はいりません):約120g(卵4個分です) グラニュー糖:50g
それと、アーモンド粉:75g もしくは アーモンド:10粒くらい用意して下さい。
粉糖:40g バニラエッセンスオイル:少々
生栗:1500g 水:1.2リットル 紛糖:90g 無糖バター:200g
グラニュー糖:1000g
生クリーム:1000g グラニュー糖:20g バニラエッセンスオイル:少々
……以上ですわ。
花織:あえて、市販されているマロンクリームは使わないんですね?
シャオ:そうです。その方が簡単で”楽々クッキング”とは言えるんでしょうけど、本当の味を知って欲しいからこっちにしました。
花織:そうなんですかぁ、大変そうですね。(^^;
シャオ:それでは、工程を3つに分けて作りましょう。1.土台となるメレンゲ作りと成形・2.要となるマロンペーストを作る
3.生クリームを作る をやって、仕上げをしましょう。^^
花織:は〜い、わっかりました〜。^^
シャオ:それじゃあ、最初に土台から作りましょう!!
1.土台部分・メレンゲを作り・シュクレ(アーモンド粉が入った土台)を焼き上げましょう。
花織:……、メレンゲですか?(^^;
なんか、すごくめんどくさいっていうイメージがあるんですけど。(^^;;
シャオ:そうですねぇ、しっかり泡立てないと成り立たないものですからね。
ですから今回は、電動泡立て機を使うことにしましょう。
花織:……ないところはどーするんですか?
シャオ:頑張って手で泡立ててください。(^^;
花織:それって、翌日になると腕が上がらないほど痛くなりませんか?(爆)
シャオ:頑張ってください。(笑)
それでは、始めましょう。まず、ボウルを用意して、黄身を除いた卵白を入れ、白っぽくなるまで泡を立てます。
花織:は〜い。……(泡立て中)……出来ましたぁ〜白っぽくなりましたよ。シャオせんぱ〜い。
シャオ:そこにグラニュー糖を入れるんですが、全部は入れません。2回に分けて入れることにします。
花織:どうして2回に分けるんですか?
シャオ:なめらかに仕上げるためですわ。一気に入れてしまうとお砂糖が固まっている場合がありますから。
花織:へぇ〜、そうなんですか? 知りませんでした。
シャオ:ではグラニュー糖を半分入れて、今度は”表面に波が立つ”まで混ぜてください。
花織:はぁ〜い。
花織:は〜い、出来ました〜。表面に波が立ってます〜。
シャオ:それでは、残りのグラニュー糖を加えて更に泡立ててください。
目安は、”機械を持ち上げた時に、メレンゲに角が立つ”時ですわ♪
花織:もぉ少しですね〜♪ 花織ファイトっ!
(しばらくして)でっきましたぁ〜っ!! ”つの”がちゃんと立ってます〜♪
シャオ:は〜い、オッケーですぅ〜。^^
それでは、バニラエッセンスとアーモンド粉を加えて、シュクレ生地を完成しましょう。^^
なお、アーモンド粉が用意できない場合は、アーモンドを袋につめて砕いて使ってくださいね。^^
それでは、アーモンド粉とバニラエッセンスを加えたら、”さっくり”と混ぜることにしましょう。
花織:はぁ〜い。それじゃあ、入れますね。
シャオ:はい。それで、ボウルを回しながらヘラで満遍なく混ぜます。
メレンゲっていうのは、”気泡”が命ですから優しく混ぜてくださいね。
花織:は〜い、わっかりましたぁ〜。
シャオ:出来ましたね。^^ じゃあ、形を作って焼き上げましょう。^^
それで、使うのはこれ。一口金の搾り袋ですわ。
花織:それって、生クリームを搾るときに使うやつですか?
シャオ:そうです。それの一つ穴で丸口になってるのを使います。
鉄板の上にセパレートシートを敷いて、渦巻き型に搾っていきます。
花織:じゃあ、やりますね。……(搾り出し中)……は〜い、できましたぁ〜。
シャオ:じゃあ、その上に粉糖を満遍なくまぶします。
ソフトなシュクレを作りたいので、メレンゲの中の水分を保護するために使いますわ。
花織:へぇ〜、粉糖にも意外な役割ってあるんですね。
シャオ:それじゃあ、オーブンで焼きましょう。^^
オーブンの温度は、180℃くらいの高温で焼きたいと思います。
花織:どうしてですか?
シャオ:表面を焼いて、中はふんわりと。これがソフトなシュクレ作りのコツなのですわ。
花織:は〜いわかりました。じゃあ、オーブンにいれま〜す。
……ところでシャオ先輩、時間はどのくらいなんですか?
シャオ:焼き上げ時間は、約15分くらいが目安です。私は17分でやりますが。
焼きあがったら、シュクレは冷まして荒熱を取っておいてくださいね。^^
花織:はぁ〜い、わかりましたぁ〜。^^
工程2.生栗から甘露煮を作り、マロンペーストクリームを作る
花織:甘露煮ですか? さらに難しいような気がするんですが……。(^^;
シャオ:確かにそうですね。生栗から作ろうと思ったら、2・3日煮ないと出来ませんからね。^^;
花織:2・3日!? ぢゃあ、どうするんですか?
シャオ:これを使います。
花織:こ、これって……圧力鍋ですか?
シャオ:そうです。これなら、2日かかるのを5分で作り上げてしまう優れものですわ。^^
花織:5分で出来ちゃうもんなんですか?(^^;
シャオ:出来ます。(きっぱり)
それではまず最初に、栗の皮をむきましょう。向き方にはポイントがありますのでよく聞いてくださいね。
最初に、先端部分の下から真横に刃を入れて側面をむき、底をむきます。
そのあと、反対の側面からも刃を入れ同様に向き、残った表面の皮をむいていきます。
花織:こっ、これって上級者テクニックでわ……?(^^;
シャオ:そんなことありませんよ。はい、頑張ってむいてくださいね。
花織:しくしく……。(;;)
(それからしばらくたって)
花織:な……なんとか、悪戦苦闘しながらも出来ました。
シャオ:それでは、甘露煮作り始めたいと思います。圧力鍋に水を入れてください。
花織:はい。……入りましたぁ。
シャオ:そこに水の分量の”80%”のグラニュー糖を入れます。
花織:はっ、80%!?(^^;;
シャオ:はい。今回は1.2リットルが分量なので正確には960gになりますが、
半端な数字になってますので、1000gにしました。
花織:どーしてそんなにいるんですか?
シャオ:5分という短時間で煮るとなると早急に甘味を染み込ませなければいけません。
そんなに一度には出来ないって言う人は、2度に分けてやった方がいいかもしれません。
少ない砂糖だと、味が染みなくて、”茹で栗”になってしまうからですわ。
花織:ふわぁ〜い。
シャオ:それでは最初は強火で沸騰するまで煮ましょう。
花織:はぁ〜い。フタはどうするんですかぁ?
シャオ:ええっと〜、沸騰するまで待ってください。今すると煮崩れてしまいますわ。
花織:はぁ〜い、わかりましたぁ〜。
(しばらくして)沸騰しました〜、グラグラと煮え立ってきてます〜。
シャオ:それではフタをして密閉しましょう。
その際には、熱い湯気で火傷しないように気をつけてくださいね。^^;
花織:は〜い、熱いけど頑張ります〜。
(フタを絞めきって)はぁ〜い、出来ました〜。
シャオ:はい。それでは火を”弱火”に落として5分待つことにしましょう。
その間、少し休憩しましょう。^^ 冷たいオレンジジュース用意しました〜♪
花織:はぁ〜い、ありがとうございますぅ〜。^^
(5分休憩中)
シャオ:それでは5分たちました。それでは、お鍋を蛇口まで持っていって、水をかけ圧力を抜きます。
そして、煮あがった栗を少し残して、水気を切ってうらごししましょう。
花織:うらごしですか? 力作業ですね。^^;
(ただいま必死にうらごし中)はぁはぁ……できましたよ〜。
シャオ:お疲れ様です。^^ じゃあこれをバットに広げて、冷めてからクリームに仕上げましょう。^^
花織:はい。(ちょっと疲れ気味)
シャオ:(しばらくして)さて、荒熱も取れましたし、マロンクリームを仕上げましょう。
花織:(元気回復)はぁ〜いっ。
シャオ:まず、ボウルに無塩のバターほぐして、紛糖を入れ、うらごしした栗を半分くらい入れます。
花織:ええっと、ダマリが出来るから……ですよね?
シャオ:そうですわ。
しっかりと混ざったら、残りの栗を入れまぜて、色が白くなるまで混ぜます。
花織:シャオ先輩の肌の色くらいですか?^^
シャオ:えっ!? そうです。*^^* それでマロンクリームは完成ですわ。
工程3.生クリームを泡立てる。
シャオ:ここは簡単です。ボウルに生クリームとグラニュー糖・バニラエッセンスを入れて泡立ててください。
ここはそれだけですわ♪
花織:簡単ですね♪
シャオ:はい、それでは最後の仕上げに入りましょう!^^
最終工程.モンブランを成型しましょう〜。
シャオ:はい、それでは早速行きましょう! ここからは一気に行きます!
まず、シュクレを土台の上に生クリームを少し乗せます。
このクリームの上にさっき作った甘露煮を乗せて、回りを生クリームでグルグルとくるんで行きます。
そして、いよいよマロンペーストクリームを乗せます。
花織:はい。
シャオ:搾り出すのに、8つ金になってる搾り袋を使います。
……で、搾り出す時には縦に3往復、向きを変えて3往復が原則ですわ。
花織:は〜い、わかりましたぁ〜♪
シャオ:それでは、第3回で会える事を期待してます〜☆
シャオ&花織:さよぉ〜ならぁ〜。(^^)/~~