Aloha!

本日(9月9日)午前中にこのページにアクセスしていただきました方、重いページへ

わざわざありがとうございました。

あの画像のページをご覧になったGUNS / BALIHIGHのTeam員 nonoさんが、

わざわざタイプをし直し、私の元へ届けてくだしました。

おかげで、重いアクセスとおさらばです。

nonoさん、Mahalo a lot!

原文はこちらへ移動しました


99年9月JEAN通信 発行・クリーンアップ全国事務所

Japan Environmental Action Network通信 No.76


CMCの国際ビーチクリーンアップ・ディレクター エミリー・モーガンより

 9月の国際キャンペーンを前にCMCのエミリー・モーガンさんより日本の仲間にメッセージが届きました。
 「国際ビーチクリーンアップに参加してくださった日本の市民ボランティアのデータ収集協力に、心から感謝しています。このイベントには海洋環境を守るための世界で最も大きなボランティア活動として継続されることでしょう。CMCJEANとの10年にわたる協力により海洋ゴミにとりくんでこられたことを誇りに思っています。これまでのキャンペーンの成功を祝うとともに、日本のボランティアの皆様にお礼申し上げます。ありがとう!!  

CMCの活動と成果:1998年〜1999年夏(パート2)


 CMCの年次報告書やMarine Conservation News,Spring 99 等には、クリーンアップに関する記事の他、サンゴ礁保全に関する米国政府の動きやそれに対する協力・助言・各省庁の政策・対策に対する批判、個別の野生生物の現状やその保護のための提案等が載せられている。
 大きな記事としては、米国のクリーンウォーター法(CWA)をより協力な法規制の拠り所とし、汚染流出に取り組むための政府支援、サンゴ礁保護混んだ居に関する米国クリントン政権の動き、などがある。
 「クリーンオーシャン・キャンペーン:広がる汚染流出を食い止めるために」という記事には次のようなことが書かれている。
 CMCは25年前、米国のCWAが議会を通ったときに設立された。現在、クリーンウォーター・ネットワーク(CWN)の共同議長を務めている(これは、CWAを強化するために設立された1000以上の関係諸団体の連合体)。そしてクリントン政権が進めている、米国の汚染された水を浄化しようという新しい計画「クリーンウォーター行動計画(CWAP)の形成支援をしている。
 この計画のコンセプトは199710月にゴア副大統領によってCWNの毎年行われる会議で発表され。CWAPは米国で一番の水質汚染源、汚染流出に取り組むために100以上もの方策をクリントン政権に委ねるものである。汚染流出(ノンポイントソース汚染)の、農場や、伐採・採掘活動、建設工事、都市部の道路・ハイウェイ等からの汚染の流出が今では米国の水汚濁・汚染の60%にのぼっている。CWAPの連邦政府助成金は5年間で23千万ドルで、これは米国環境保護庁(EPA)の支出を倍にし、沿岸汚染に取り組む国立海洋大気管理局(NOAA)の予算は8倍となる。計画はファクトリー・ファームに関する新規法規を含む汚染流出に取り組む新たな方針を打ち出している。湿地帯を2005年までに一年ごと10万エーカー(404700平方キロメートル)ずつ増やしていくことや、沿岸のノンポイント汚染管理計画の開発や実施に対する助成金増額。海水浴に安全なビーチを作るための新たな水質基準、有毒藻類の繁殖、魚類の大量死、メキシコ湾の7千マイルデッドゾーンの急激な拡大を止める試みとして窒素やリンを制限する基準規定などがそれである。
 汚染流出はこれまでの米国の沿岸や海岸近くの水質の主立った汚染源であった行政や産業廃棄・排出物を上回ってきている。CMCは海岸汚染を止めるためにこの問題に焦点が当てられるよう活動している。
 サンゴ礁問題に関しての記事で、CMCは世界的なサンゴ礁の減少を重く見たクリントン大統領の執行委員会によって開設された「サンゴ礁特別調査会」のハワイ、マウイ島で開かれた第2回会議での会場案内や受付を務め、これに先立った人間がサンゴ礁に与える影響についての科学的ワークショップを開いたとある。
 サンゴ礁特別調査会(CRTF)は、過剰漁猟、汚染、人的原因による物理的破壊やサンゴの病気などに対応するため、連邦政府の海洋資源管理関係の省庁、及び、州、準州の行政の協力を強める目的で設立され、この会議で各省庁事務官等は大統領の執行委員会に応じるための各省庁の協力体制を考えることに賛成した。
 執行委員会は、連邦政府各省庁が彼らの活動におけるサンゴ礁への影響を明確にする、悪影響は可能なかぎり小さくする、サンゴ礁の生態系保護と状態をよくするために各省庁の権限を行使するなどを行政各省庁に命じている。
 調査会で行われた小委員会の発表では、水質・大気質ワーキンググループがCMCのサンゴ礁のボランティアプログラムやEPAとの共同プログラム、NMDMPなどを新しいイニシアチブとして紹介した。
 ボランティア・プログラムというのはCMCEPAとの共同の、「サンゴ礁生態系事情」プログラム。これは、リクリエーションで潜るダイバー達に協力してもらいサンゴ礁の生態系の現状に関する役立つ情報を集めようというもの。モニタリング・プログラムの実施、継続は費用がかかることもあって、政府の省庁のデータも保護団体のものも、かなり不完全である。このプログラムはそういったデータを補足するようデザインされたものだ。
 野生生物保護、及び、漁業管理に関しては、大小様々な記事が出ている。
 たとえば、「CMC、米国海洋漁業局(NMFS)の最近の報告を厳しく批判」として、NMFSのレポートが連邦、及び州政府が太平洋北西域でアザラシやアシカが絶滅危機種のサケを捕獲していたら殺してもよいと勧め、また、漁具にからんだり、獲物を襲ったりした場合、猟師にそれらの動物の射殺を許すことを提案している(これは、海洋動物保護法から削除された行為で、CMCの努力によるところが大きい)ことを挙げている。
 CMCの海洋学者、ニナ・ヤングは、「アザラシやアシカは決してサケの減少原因ではないし、サケ資源枯渇の主立った原因であることはいまだ証明されていない。サケの個体数における人的影響の犠牲にされているのだ」といっている。
 ほかに、CMCとアラスカの環境保護グループの幾つかがNMFSに対し、アラスカのクック入江のベルーガ鯨の個体を絶滅危惧種として登録するよう請願したというもの。
 この個体グループはアラスカに生息する5つのグループの一つで、以前1000頭はいたと思われていたものがここ数年で350頭にまで減っている。減少の理由で最も目に付くのは、アラスカ先住民の漁。毎年7090頭を生計の名目で取っている。
 この数は少なくとも1998年に設けられたNMFSの最高の維持レベルの5倍はある。しかも、報告されない数もあるので、これは低く見積もってのものだ。このほかにも、オイルの流出、陸からの汚染、船による事故、漁業によるベルーガの餌不足、あるいは自然災害などが原因に挙げられる。
 また、東部熱帯性太平洋でのマグロ業の網にからまれ溺れるイルカや他の海洋生物を守るための活動や、メキシコ湾でのエビ漁によって無駄に犠牲にされる魚類(赤フエダイの稚魚など)を減少させるための米国海洋漁業局への働きかけ等も活発に行っている。CMCは、特に漁業用具に絡まって死ぬ鯨など海洋生物の保護に敏感で、政府の政策の不備などをつき、訴えている。
 最後に、年次報告書の真ん中に見開きで出ていた、「海洋アジュンダ:海の保全と再生のためのCMCの10点計画−私たちの大切な海洋資源を21世紀に残すために」を紹介する。
 1.21世紀に向けてアメリカの海洋政策を形作る
 2.アメリカの海洋漁業の活性化
 3.アメリカの海水の浄化
 4.アメリカの海の将来への投資
 5.海洋保護区の強化と拡大
 6.アメリカのサンゴ礁を救う
 7.海洋保全のための国際努力の指導
 8.絶滅が危惧される海洋野生生物の保護
 9.アメリカの海洋生物と海の調査と評価
 10.海のスチュワートシップ(世話役)と教育の奨励・振興

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

流行らせよう ”ちびくり〜ん”! ちびくり〜んってな〜んだ

JEAN特派員!?岡崎和彦(サーファーによる環境を考えるネットワーク)氏からのEメール情報によれば、GUNS(ガッツ浪速サーファー友の会)さん発案の「ちびくり〜ん」ってのがサーファーの間で話題になってるらしい!
『ビーチクリーンの派生語でし〜。用意するもの:コンビニの袋。使った箸。 ルール:燃えるゴミ用と燃えないゴミ用に袋を二つ用意。これをもって、しゃがんでみると結構な吸い殻やゴミが見えます。自分の周りから初めて、半径5m拾ってみたら少なくても自分の周りはすっきり! みんなでやるビーチクリーンが無くても、ちびくりーんをみんなですれば綺麗なビーチ(駐車場)が現れますね!恥ずかしながら、最近ちびくりーんにはまってます・・・^-^ これはやらないかな』
ちびくり〜ん ホームページより
http://www.interq.or.jp/surfing/sen/chibiclean/index.htm