茨城県知事 橋本 昌殿

大洗水族館の老朽化が進むとともに展示の魅力も低下しているため新しい展示・機能を有した21世紀の海洋茨城にふさわしい新水族館を整備することは、茨城県ならびに大洗町における観光事業の発展にとって素晴らしいことと思います。しかし整備事業計画のなかに組み込まれています砂の散歩道を現在の水族館前のビーチに作ることにより砂の動きや潮の流れ等に影響が起き、大勢のサーファーが遊び親しんでいる波がなくなってしまうのではないかと懸念されています。

大洗水族館前の波はサーフィン誌にも何度となく紹介されているほど素晴らしい波が立つ日本でも有数のサーフポイントでありその様な波が開発などによって消滅していってしまうことは大洗に波が立つのを楽しみにしている地元のサーファーはもとより各地より訪れてくるサーファーにとって大きな損失です。

水族館整備基本構想のなかの目標の3番目にあります海や周辺の自然環境を生かした施設づくりということを見直していただき水族館整備事業とサーフポイントが共存していけるようここに要望いたします


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