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3日目 〜03年8月3日〜
冬弥、目覚めて6時。
昨晩、寝る前にてっちゃんとパパとでひとつバカ写真のネタを思いつき
それを撮りにいこうと決め、撮影班は6時起床としました。
でも、やっぱり冬弥しか起きません。
いつもここで時間を無駄にしてしまうので起こしにかかります。
何とか目を覚まさせ、なんでか大ちゃんも伴って
バカ写真撮影に、去年も撮影に使ったあいあい岬へ。
ウホッ、いいラスカル。
今年は新しいコスもないので早々に引き上げて、朝食です。
朝からホント良く食うパパ。
食後、お茶を飲みながら今日はどこで潜るか協議して
ヒリゾ浜へは渡らずに仲木の浜でのダイビングを楽しむことにします。
と、そこに一足先に部屋に戻っていた松介さんが
急いだ様子でぽりんちゃんを連れてやってきました。
ぽりんちゃんの口の周りが煤で汚れています。
どうやら松介さんが海へ行く支度をしていて目を離した隙に
ぽりんちゃんが灰皿にあった、誰かが吸ったたばこの吸い殻を
食べてしまったかも知れないというのでした。
急いでパパがぽりんちゃんの様子を見ます。
パパよ、そうしていると知らない人が見たらお医者さんみたいだぞ。
冗談さておき、たぶん灰皿についてた灰を
手で触ってただけだろうと言うことになり一件落着。
赤ん坊のいるところでの喫煙はその後処理も十分気をつけましょう、ということでした。
部屋に戻りダイビングの用意と同時に出立の準備をして荷物をまとめ
部屋を引き払い、1階の食事をした部屋に荷物を移動します。
9時半過ぎに浜へ出発。

ぽりんちゃんも出撃!
まずはスーパーで昼食を買います。
昨日、おにぎりが足りなかったので、おばあちゃんはがんばって
おにぎりをたくさん用意してくれました。ほんとにありがとう。
今日は若干曇り気味で水が冷たいです。
それでもやっぱりエントリー。

たいへん、上の空が消えかけている!
ますます上の空だ!
お肌!
OK!ボトルキャップオープン!
飲んでる、飲んでるー!
やはり浜から近いところでは海中の透明度は今ひとつなので
去年見つけた綺麗なところ、なるべく沖のほうへ出て行きます。
12時ごろ浜へ戻ってきて昼食です。
冬弥はまだ水中カメラの残り枚数がかなりあったので
フィルムを使い切るために、一度乾いてしまった体がまた冷たい水に濡れるのを
根性でカバーしつつ再びエントリー。
海中倒立。
パパの協力のもと写真を撮りきります。
浜に上がると、もうてっちゃんとパパ以外は既に引き上げた後でした。
冬弥もこれで今回のダイビングを終了します。
すると途端に晴れだしていい天気。
ジリジリと陽射しが照りつけます。
さっきまで冷たい思いをしていたのに、陸に上がったとたんこれです。
かずさに帰り、僕はシャワーを浴びた。
せっかく拾ったトライデントでしたが持って帰っても邪魔になるだけですので
仲木の渡し舟の人に「海中で拾った」と言って捨ててもらいました。
ちなみにエビマヨ浮き輪はこの旅行中
一度も海で活躍しませんでした。
15時頃、いよいよ帰り支度です。
冬弥は、3年前に寄った下田にあるたらふく食わせてくれる
トンカツ屋で夕食を食べていこうと提案しましたが
帰りの道路事情がわからないので、もし余裕があったらそうしようと決め
とりあえずかずさをでます。
お世話になりました。
帰りは各メンバーの住んでいる所にあわせて
乗車組み合わせを再編成し
千葉組である大ちゃんカーにてっちゃん、松介母娘が乗り
横浜組のにじむーのカプチーノに峨畿棉が乗り
北関東組のパパのアルトワークスにコーチと変則として冬弥が乗り込みました。
にじむーの車に峨畿棉と冬弥が乗れれば一番いいのですが
カプチーノは2シーターなのでしょうがありません。
パパには横浜に寄ってもらうことになりました。
いやすんません、どうもありがとう。
行きにパパのワークスに積んでいたぽりんちゃん用の
チャイルドシートを大ちゃんカーに積み替えです。
しかし、大ちゃんカーはチャイルドシートが後部座席には取り付けられる仕様でなく
仕方なくナビシートに取り付けます。
これが大ちゃんカーの受難の始まりでした。
にじむーのカプチーノはさっそくというか
ルーフフルオープン。
おかげで荷物が載りゃしません。
よって他の2台の車に荷物を載せてもらいます。そりゃどういうことですか?
そしてそのカプチーノにはパパが乗り
パパのワークスにはにじむーが乗りました。
パパがカプチーノを運転してみたいようで、途中まで交換していくようです。
帰りは石廊崎方面ではなく入間方面に進み
仲木を出てまず、ワークスの残りガスが心もとなくイキナリ給油。
ですが値段が高かったのでとりあえず1000円分いれて
後でまた安いところで給油することにしました。
しばらくして下田市街に入る手前あたりから少し渋滞が始まりました。
でもここが混むのは毎年のことなので、これも下田を抜けるまでのことと
それほど気にしませんでした。が、先頭を行くカプチーノに乗ったパパが
毎年通って帰るコースであった、下田駅前の交差点を左へ曲がり
下田市街を抜けて天城へ向かう、道でいえば国道414号線へ行くところを
交差点を直進して海沿いを通る国道135号線へ進んだので
まだしばらく渋滞が続くことになってしまいました。
しかし、それは仕方のないことです。
パパは道を知らないわけですし、ナビどおりに進んだだけですから
「またいつものタイムゾーン発生」とパパを責めるわけにもいきません。
ちなみにこのルートは先発組が行きにたどったルートです。
しかし、交差点を直進してからしばらくしてパパから連絡があり
「トンカツ屋はどこー?」なんて言うもんですから
もちっと早く言えよ、ってな感じです。
そのトンカツ屋は国道414号線沿いにあるのでした。
のろのろと渋滞が続きます。
どこの海沿いの道もやっぱり混むものなんですね。
今もルート134は相変わらず渋滞で、ルート134に面した海は色とりどりで
サーファーたちが風の速度で夢を切っているでしょう、きっと。
地区予選をしているかどうかはわかりませんけど。
先発組が行きに休憩した河津のコンビニを通り過ぎ
海岸沿いを離れ天城へ向かう道に入り、ようやく渋滞から抜けられ
今までの鬱憤を晴らすかのごとくパパのカプチーノは
ぐんぐん後続を引き離していきます。
にじむー運転するワークスも後を追いますが、後ろを見れば
大ちゃんカーが既に影もありません。
パパに連絡してしばらく待ってゆっくり走ってもらうようにします。
大ちゃんカーが追いついて再出発、そして天城峠に差し掛かります。
最初の休憩は、天城の道の駅でしようと仲木を出るときにあらかじめ決めていました。
しかし、先頭を行くパパのカプチーノが、なにを思ったか
間違えて峠を登り始めて一番最初のお土産屋の駐車場に入ってしまい
「えっ?そこじゃねーだろ!?」と言いつつも
後続のワークスもつられるように入ってしまいました。
困惑しているパパに、道の駅はもっと先だと教えているところを
最後尾の大ちゃんカーが「そこじゃねーよ、バーカ」ってな具合に
悠々と追い抜いていきました。
2台は後を追いますが、天城峠復路ヒルクライムは
大ちゃんカーの勝ちという意外な結果になりました。
道の駅は、近くになれば道の駅をしめす標識があるはずだから
それを見落とさなければ間違えようがありません。
どんな車に乗ってもパパのタイムゾーンは発生します。
天城道の駅で休憩&土産物物色。とりあえずわさびソフトクリームですか。
ここでパパとにじむーはそれぞれ自分の車に乗り換えです。
次の休憩所の東名高速の足柄サービスエリアまでは
各車の判断で移動ということになりました。
後続を気にしなくてもいいとなると、にじむーのカプチーノはダウンヒルで
さっさと視界から消えてなくなります。
まぁ、こっちは急がすにマイペースで行きましょ。
沼津市街に入り、東名が近づいたとき道路情報の電光掲示板には
渋滞40kmの文字が。
くわ、今年の帰り道は渋滞に泣かされますなぁ。
これは大変と、後ろを走っているはずの
大ちゃんカーと検討ようと連絡をいれると電話から大音響の泣き声が。
どうやらナビシートに座ったぽりんちゃんのぐずりが
南伊豆から延々と続いていたようで、これは大ちゃんたまりません。
子供の体力恐れ入ります。
しかしそれはともかく大渋滞です。
高速に乗らずに一般道を通って帰ろうかとも提案しましたが
トップをひた走るカプチーノが既に高速に乗ってしまっていて
合流するには後続車たちも高速に乗るしかありません。
予定通り足柄サービスエリアでの合流ということにしました。
幸い足柄サービスエリアまでは道は空いていて
普通に走っていくことができ、無事合流はできましたましたが
どうも二次災害のようで渋滞が更に大きくなり
時間を計算したところ、冬弥を横浜で降ろし
その後北関東へ向かうパパのアルトワークス。
パパと解散後のコーチの帰宅は絶望的になりました。
各車の精算を済ませ、簡単に夕食です。
そしていつまでもここにいても状況は打開されないので
少しでも前進をと、意を決して足柄サービスエリアを出ます。
ここで一応の解散ということになり、後は各車の判断で帰路につきます。
ワークスは横浜で冬弥を降ろすために
横浜までカプチーノの後ろについていくことにしました。
そしていよいよ渋滞に本格的につかまります。
冬弥はやはり旅の疲れか、強烈な睡魔にうつらうつらと舟を漕ぎ始め
たびたび意識不明に陥りそうになります。
しかしナビシートに座っている人間がドライバーを残して寝るわけにはいかない!
根性で耐えました。途中耐えてなかったような気もしなくもありませんが
本人は耐えてるつもりでした。
厚木を過ぎるあたりでようやく渋滞が緩和されつつあり
ワークスはここまで走ってきて残りガスがまた心もとなくなり
カプチーノに連絡して海老名サービスエリアに立ち寄り給油します。
サービスエリアに入りワークスはすぐ給油、カプチーノはトイレ休憩です。
給油後、スタンドから出たところで止めてカプチーノを待ちますが
このとき、パパがガスメーターの針がちっとも動いてないことに気がつきます。
おいおい、給油されてねーじゃありませんか。
どうもスタンド店員のミスで給油されていなかったようです。
あやうい所でした。給油されたと信じきって
あのまま走り出してしまっていたらどうなっていたことでしょう。
この時、既に24時ちょうど。ああ、まわっちまいました。
再給油して再び高速を走り、カプチーノとワークス横浜到着です。
坂東橋を降りたところでカプチーノに連絡し、車を止めずにそのまま別れて
ワークスは石川町で冬弥を降ろします。この時もう25時。
いや、まだ25時かと言うべきでしょうか。
この後ワークスはコーチを大宮で降ろしてからパパは帰るわけですから
まだまだ先はぜんぜん長いのです。
ワークスはUターンして去っていきました。

がんばって走れアルトワークス。がんばれパパとコーチ。
今年も楽しい旅行をありがとう。
皆さんお疲れさまでしたー!
次回もよろしくお願いします!!
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