4日目 〜02年8月24日〜

夏が減ってゆく。
夢一杯の夏が減ってゆく。
夏の中には宝物がぎっしり詰まっていて
海とか高原とか避暑地とかあれこれ。
花火大会とかお祭りとかは夜が長くて
ホテルのプールは気持ちだけでも贅沢。
八月も半ばを過ぎて夏が減ってゆく。
あと何日かで、こんな浮かれた気分も
涼しい風に冷まされてしまう。

(By Ikkiにいさん)


目覚めてすぐ朝食。
その朝食後
すぐ八丈島を発ちます
朝起きてすぐ帰るというのも寂しいですが片道10時間では仕方ありません。
船が出る港が、八丈島南側で広江荘のすぐそばの八重根港か
反対側の底土港か、朝にならないとわからない状態でした。
で、今日は底土港だったので広江荘の車で送ってもらうことになりました。
広江荘のおじさんの運転する車に乗り込み
9時頃広江荘を出発。お世話になりました。
船内での食事は高いので、『スーパーあさぬま』で船内で食べる昼食を買い込み港へ。
堀川 「歩道の中に行ってください」(イメージ)
草尾 「はい、歩道の中ですね」(イメージ)
底土港の船客待合所前の歩道ではたくさんの船を待つ人がたむろしていましたが
おじさんは
スピードを緩めず何の躊躇もなくその歩道へ車を乗り上げさせ
我々を下ろします。そして去っていきました。
しかし今日はいい天気です。波も昨日と比べ見るからに穏やか。

思わず海を眺めちゃいますよ。
なんだって帰る日がこんなにいい天気なんでしょう。
気温も高く暑くなってきてさらにムカつきます。
10時頃乗船です。

帰りますよ。
帰りの船旅も2等船客ですが行きと違って座敷です。
足が伸ばせますし広いです。
一人分の割り当ては狭いですが4人あわせればそれなりになりますから
リーフファイトがプレイできるスペースが充分あります。
しかも今回は運のいいことに、周りには誰も乗ってくることはなく
経由地の御蔵島でも周りには誰も乗ってこず
結果、この一画はどこを使って問題ない状態で実に快適スペースだったのです。

何より嬉しいのは、コンセントがあります。
うわーい、ノートパソコン使い放題。
A4ノートでバッテリーがながくもたない冬弥のマシンには助かります。
ただここには当然窓が無く、蛍光灯の光は自然光に近い配慮がなされていて
ここにずっといると時間の経過がまったくわかりません。
そしていよいよ出航、さらば八丈島。また来ることはあるのかな?

しばらく甲板で風に吹かれ、離れていく島を見ていました。
船内に戻って広いスペースを利用してリーフファイトなどをしましたが
しばらくしてさっそく船がゆれてきて
気分がちょっとすぐれない冬弥、もう寝ちゃいます。
今日一日はずっと船内で過ごすというのに
とっとと寝てしまっては
旅行記に書く事なんかありゃしません。

どのくらい時がたったか。ノートパソコンの時計を見ると16時ごろ。
それからは昼食のつもりで買った弁当を食べたり
だらだらとすごしました。
本土陸地が見え始めたころデッキへあがってみました。
ちょうど横須賀の横あたりでした。
20時半頃、竹芝桟橋について下船。東京です。
まぁ、八丈島も東京都ですから東京から東京に来たのですが見える景色が都会です。
てっちゃんが、竹芝桟橋ターミナル内にある売店
『東京にいながら島を満喫「東京愛らんど」』で八丈島土産を買っています。
なんか、わかっちゃいてもむなしいです。
重たい荷物を背負って、JR浜松町駅に向かって歩き出します。
そこで、まず我々が真っ先に気がついたのは
空気が臭いこと。
びっくりですね。3日間島の空気になれると都会の空気は
こんなにも匂う物でしたか。
悲しいかな、すぐそれにも
なれてしまいましたが。
そしてJR浜松町駅で解散となりました。
今年も楽しい旅行をありがとう。
皆さんお疲れさまでしたー!
来年もよろしくお願いします!!

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