参考文献およびパロディ,パスティッシュ
No. 書名 著者、編者 収録誌 内容
1 ウネルヴィル城館の秘密
(LE SECRET D'EUNERVILLE)#1
アルセーヌ・ルパン
(ボワロー=ナルスジャック)著
「ウネルヴィル城館の秘密」新潮文庫('74)
「悪魔のダイヤ」ポプラ社('74.02)※1
パスティッシュ
2 バルカンの火薬庫
(LA POUDRIERE)#2
アルセーヌ・ルパン
(ボワロー=ナルスジャック)著
「バルカンの火薬庫」新潮文庫('75.07)
「ルパンと時限爆弾」ポプラ社('74.12)※1
パスティッシュ
3 アルセーヌ・ルパンの第二の顔
(LE SECOND VISAGE D'ARSENE LUPIN)#3
アルセーヌ・ルパン
(ボワロー=ナルスジャック)著
「アルセーヌ・ルパンの第二の顔」新潮文庫('76.10)
「ルパン二つの顔」ポプラ社('76.04)※1
パスティッシュ
4 ルパン、100億フランの炎
(LA JUSTICE D'ARSENE LUPIN)#4
ボワロー=ナルスジャック著 「ルパン、100億フランの炎」サンリオ('79.04)
「ルパンと殺人魔」ポプラ社('79.07)※1
パスティッシュ
5 ルパン危機一髪
(LE SERMENT D'ARSENE LUPIN)#5
ボワロー=ナルスジャック著 「ルパン危機一髪」ポプラ社('80.03)※1 パスティッシュ
6 ピラミッドの秘密 南 洋一郎・著(?) 「ピラミッドの秘密」※1※2
ポプラ社('61.10)
ポプラ社文庫('76.11)
パスティッシュ
7 女賊とルパン 南 洋一郎・著(?) 「ルパンと殺人魔」ポプラ社('79.07)※1※3 パスティッシュ
8 ルパンもどき 都筑道夫・著 「名探偵もどき」文藝春秋社('80.08)
「名探偵もどき」文春文庫('83.10)
パロディ
9 ルパンの時代 第1〜4回 和田英次郎・著 HMM89年1〜4月号 研究
10 名探偵読本7 怪盗ルパン 榊原晃三・編 「名探偵読本7 怪盗ルパン」
パシフィカ
研究、その他
11 ルパンの慈善 二階堂黎人・著 「名探偵の肖像」講談社ノベルス
または「贋作館事件」原書房
パスティッシュ
12 ホームズ対ルパン ある比較論 新保博久・著 HMM'00年5月号 研究
13 真説ルパン対ホームズ 芦辺拓・著 「真説ルパン対ホームズ」
原書房('00.04)
パスティッシュ
14 活劇小説論 第21回
「ルパンの冒険」
北上次郎・著 HMM'87年11月号 研究
15 透明な空き箱 第16回
ジェシー・コリア編
「名探偵の骨と肉」
大坪千秋・著 HMM'00年7月号 パスティッシュの紹介(?)
16 ルパンの発狂 トーマ・ナルスジャック 著 「贋作展覧会」
ハヤカワポケットミステリ1069
('69.03)
パスティッシュ
17 アルセーヌ・リュパン
怪盗紳士の肖像
ジャン=クロード・ミラ 著 「アルセーヌ・リュパン
怪盗紳士の肖像」
東京創元社
('86.02)
研究
18 ファントマスとルパン 
反人間主義的英雄の登場
伊東守男 著 HMM'68年12月号 研究
※1・・・ポプラ社の怪盗ルパンシリーズは児童書です。
※2・・・原作は、ルブランとなっていますが、実際には南洋一郎の贋作だと思われます。
また、この作品は、一度改訂されています。
※3・・・原作は、ルブランとなっていますが、実際には南洋一郎の贋作だと思われます。
※4・・・パスティッシュ、パロディの関係で、このほかにルパンが登場する作品は、
江戸川乱歩氏の明智小五郎シリーズ、西村京太郎氏の名探偵シリーズなどがあります。
※5・・・No.17「アルセーヌ・リュパン 怪盗紳士の肖像」は、ルパンの視点で書かれている為
研究書でありながら小説となっています。
※6・・・【追記】
パスティッシュ、パロディの項目で
ボワロー=ナルスジャック著ルパン・シリーズ第5作目「ルパンの誓い」
(Le Serment d'Arsene Lupin)があることが判明した。
未訳かどうかは不明。(「ルパン、100億フランの炎」あとがきより)
※7・・・【追記2】
「ルパンの誓い」(Le Serment d'Arsene Lupin)は、ポプラ社より児童書として邦訳が出版されていました。
(「ルパン危機一髪」ポプラ社)