03/10/23 部品の複製に挑戦

余ったパーツでもう一丁組み立てるにあたり、足りないパーツが出てきました。
メーカーに注文しようとしてもアッセンブリーで
そのパーツだけ入手出来ないということは多々あります。

今回はM16系のセレクターを作ります。


今回使用したのは強度のある、ご存知「プラリペア」
粉と液を混ぜて硬化させるプラスチック補修剤です。
値段はこちら


部品の型を取る為に使用した「型想い」900円
この寒天の様な物を熱湯に浸け、柔らかくなった所に複製したい元の部品を押し付けて型を作ります。
同じ様な物で「型取くん」800円などもあります。


型抜きする際に使用する枠を準備します。今回は写真の様なケースを使用しました。
型取りしたい部品の大きさにあわせて適当なものを使います。
型から部品を取り出し易くする為、離型剤としてシリコンスプレーやメンソレ−タム、筆を用意します。


お湯に2〜3分入れて柔らかくなった「型想い」を箸で取り出し枠に押し込みます。
平らな所へ押し付けて表面を均一にしておきます。火傷注意
片面だけの複製なら枠は1つで構いませんが、今回は裏表両面の部品を複製しますので
枠を2つ用意します。


複製したい原型部品の表面に離型剤を塗り、枠に押し付けます。
その後、再び平らな所に押し付け表面をならします。


裏面の枠を合わせた時のズレを防止する為、
まだ少し柔らかい内に筆の後ろなどで凹みを数箇所つけます。
完全に冷めた所で原型を取り出せる様にカッターなどで不要な部分を切り取ります。
この時点では実際に型から原型は取り出しません。


型や原型に離型剤を薄くまんべんなく塗ります。
温めた「型想い」を少量使い、原型の裏側に気泡が入らない様に指で詰めていきます。
指で詰めずにいきなり裏面の枠を押し付けると気泡が入り、形が崩れやすくなります。


指で詰めた型が冷めない内に温めた裏面用の枠を張り合わせます。
冷めるまでバイスなどで圧迫しておきます。


完全に型が冷えたらゆっくり枠を開き、原型を取り出します。


表面裏面の型に離型剤を薄くまんべんなく塗り、プラリペアを流し込みます。
液を多めにして気泡が入らない様にしながら粉をふりかけていきます。
型から少し盛り上がるぐらいになったら枠がずれない様に張り合わせてバイスで固定します。


プラリペアが完全に硬化したら枠をゆっくり開き中身を取り出します。
バリを取り除き、潰れや歪みが無いか確認します。。


ネジ山やスプリング用の穴を仕上げて完成です。


一度で成功しようとはせず何回かチャレンジしてみてください。
左写真は失敗作、右が成功作です。色々作ってみました。
「型想い」は温め直せば何度も使えるので気楽に作業が出来ます。



表面の処理は抜き出したままのザラザラ感が気に入って特に何もやっていません。
セレクター裏パーツなどセレクタープレートと擦れる部分は磨きました。
右下写真の様に型枠に名前を書いて保存しておけばいつでも同じパーツが作れます。

今回初めて部品の複製というものをやってみました。
何回か失敗もしましたが、納得する物が出来上がると面白いですね。
もっと綺麗に製作してみたい方はプラモ・フィギュア系のサイトを参考にすると良いでしょう。
細かい部品の複製やオリジナルのパーツなど、色々な可能性が見えてきます。


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