M16A2 M4A1 SR16
フレームロックピン 穴修正
04/4/20

M4系をお使いの方で、アッパーフレームのロックピン爪部分が折れてしまった経験はありませんか?
テイクダウンを頻繁に、又は乱暴にやったりレールマウントに重いダットやスコープを搭載している方、
ゲームなどで銃をネジったりブツけたりすると
簡単に折れてしまう様です。

今回修正するのはSR16フレームです。
中古パーツとして格安で購入してきました。 安いだけあって全体的にキズだらけで、
アッパーフレームのロックピンのツメが片方 根元から折れていました。程度としては「下の中」といった所です。


折れたツメ部分です。 以前のオーナーさんの時に折れた様で、瞬間接着剤で補修を試みた形跡があります。
折れてしまったツメ部分は私が手に入れた時には既に有りませんでした。 
折れた断面、側面、裏面とサンドペーパーで荒らしておきます。


次に部品を補強する為の「ホネ」として0.1〜0.2ミリ厚のアルミ、スチール板を用意します。
今回は手軽にジュースなどのアルミ缶を使用します。
板状に切り出して平らにします。 板の表裏をヤスリがけして下地を出しておきます。


フレームの折れていないツメ部分から型を描きます。
折れたフレーム裏部分に掛かる様に切り取り線を描いていきます。


はさみ等で切り抜きます。 ロックピンが通る穴はカッターなどで少し大きめに切り抜いていきます。
ピン自体は6ミリですが、6.5ミリくらいまで広げてしまっても構いません。



ロックピンとプレートは写真の様にかなりスカスカです。
切り出したプレートをフレームの折れた部分にプラリペアで接着します。 後で修正しないで済む様に折れていない
反対側のツメの高さに合わせます。


貼り付けたプレートにプラリペアを盛って行きます。 かなり大雑把におもいっきり盛ります。
盛ったプラリペアが固まったらロックピンを通して更に盛り付けていきます。
この時、ピンが平行になるように気をつけてください。 ピンごと覆う様に適当に盛ります。


完全に固まった所でプライヤーなどでロックピンを回しながら引き抜きます。
ヤスリを使用し、もう片方の折れていないツメを参考にして削り込んで行きます。
最初は大まかに削り、段々と細かいヤスリを使用していき形にしていきます。 ツメ末端も角度を付けて削っていきます。
ここの作業で完成の良し悪しが決まりますので、時々ロアフレームと合わせながら微調整していきます。


削り込み、磨き上げて下地が完成します。 ツメ裏側はプレートのままになります。
ツメ部分はロアフレームに隠れてしまう部分ですので、気にならない方はこれで完成です。


塗装します。 
今回はツメ部分のみの塗装ですので、塗料を乗せたくない所はマスキングテープを使用してカバーしておきます。
使用した塗料はSR16の場合インディの「ブラックパーカー」がぴったりでした。
A2 M4のフレームには「パーカーシール」が近い色です。


実際に組み立ててみます。隙間が開かずにぴったりと収まれば完成です。
ちなみに写真のロアフレームは撮影の関係上別のM4を使用しています。


こちらは以前修正したA2フレームです。僅かにつなぎ目が見て取れます。
フレーム全体をパーカーシールで塗装してキズを誤魔化しています。
修正してから1年近くたっていますが今の所、折れなどの心配はありません。




ツメの裏部分に補強としてプレートを入れた為、単なる折れた部品同士の接着よりは格段に強度が有ります。
こんなペラペラなプレートでも入れるのと入れないのでは全然違いますね。

ただし、絶対に折れないということはありません。
以前修正したフレームをテイクダウンから勢いよくロアフレームに入れた所、折れた事があります。
その時は完全に折れるのではなくプレートのみが繋がっているという状態でした。
その際の修正は楽でしたけど、基本的に優しく扱ってやる様に気をつけてやりましょう。

ツメが二本とも折れちゃったという場合でも、折れたパーツが残っていれば修正は可能です。
が、
その時は大人しく新品フレーム買った方がいいかもしれませんね。
何気にこの部分がガタガタだとノズルとチャンバーの気密に影響があります。


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