07/02/25
ASGK 簡易弾速器
今回はページ容量が多いです。


ASGK(日本遊戯銃協同組合)より発売の簡易弾速器です。
定価840円

06年8月21日に改正銃刀法が施行され、半年間の改修猶予期間の後、07年2月21日に実施されたのに合わせ、
個人で弾速チェックが出来るように低価格販売されています。
現在、6mmBB弾の運動エネルギーは0.98j(ジュール)以下となっています。

今回は弾速器その物のインプレッションを行います。
法改正について詳しく知りたい方はASGKホームページをご覧下さい。



付属の合格用シートは全部で5枚。
1シートには10枚の測定紙が印刷されており、切れ込みが入っているので手で簡単に切り取る事が出来ます。



不合格シートも1枚付属します。
こちらも1シート10枚取れる様になっており、測定オーバーの危険を促す為に濃い赤色となっています。
材質は合格・不合格用シート共に薄くて硬いボール紙といった感じで、紙製のトランプが近いイメージだと思います。
(小学○年生とかの雑誌付録って感じ?)
別売り測定用紙セット 315円



本体は衝撃に強いポリプロピレン製で厚みもあり思ったより重みを感じます。
裏面には組立て方や測定方法が詳しく載っています。
正面には測定区分ごとに合格・不合格の表示があります。

表示内容は写真手前から
@銃口は銃口ラインより前方へは
出さないようにしてください。
A合格です。
およそ0.2jから0.4j程度の威力です。
B合格です。
およそ0.4jから0.6j程度の威力です。
C合格です。
およそ0.6jから0.8j程度の威力です。
D0.8j以上の威力です。
注意。5枚目を貫通する威力は危険レベルです。
E0.98j以上の可能性大です。
銃刀法違反の恐れがあります。
威力を下げて下さい。
F1.2j以上の威力があります。
(明らかな)銃刀法違反です。
威力を下げて下さい。


最悪、全ての測定シートを貫通しても測定器の終端部分はかなり強固になっています。
プラ板(材質不明)→スポンジ→格子状の裏板と、万が一にも貫通しないようになっています。



本体の組立ては簡単で、折り目どおりに組み立てて行けば箱状になります。
測定紙は銃口側から5枚までは合格シートを差し込み、一番最後に不合格シートを差し込みます。
各差込み口は広げられており、測定シートはスムーズに出し入れできます。



測定シートは全部で6枚、最後に蓋を被せると完成です。
蓋はロックするようになっているので、測定中、不意に開く事はありません。



ASGK簡易測定器で測る銃を前もって他の測定器で測ってみる

今回は事前に手持ちの弾速器で銃の初速を測り、
ASGK簡易弾速器がどれほどの精度を持っているか調べてみました。

使用した弾速器はCHRONY・Combro cd-625・Bb.Checkerの3機種。
使用する銃はマルイ電動M4改・マルイガスBLK COLT GOVERNMENT
使用BB弾・マルイ生分解0.2g 
使用ガス・ThunderShoot HFC134a



測定場所はエアコンで気温を一定にした室内。
温度:約27度 湿度:約28%  クローニーはf/s表示のみ。
HOPの調整は弾道に関係なく一番初速の高い所に調整。

ちなみに弾速器の後ろに写っている木板はドリルの下受けに使っているもので、
銃で撃ってボコボコにしている訳ではないです。 一応、念の為。

マルイガスBLK COLT GOVERNMENT
10発平均 0.2g
CHRONY cd-625 Bb.Checker
245.2f/s(74.74m/s) 74.94m/s 構造的測定不能
253f/s(77.11m/s) 75.6m/s -
236f/s(71.93m/s) 74.2m/s -
0.558j 0.561j -
表内の赤文字は最大値、青文字は最小値です。
COLT GOVERNMENTは
平均初速が74.84m/s

平均エネルギーは
0.5595Jとなった

Bb.Checkerはハンドガン用の
アタッチメントが無かったので
測定不能となった
マルイ電動M4改
10発平均 0.2g
CHRONY cd-625 Bb.Checker
303.3f/s(92.45m/s) 94.13m/s 92.6m/s
310f/s(94.49m/s) 94.7m/s 93m/s
294f/s(89.61m/s) 93.6m/s 92m/s
0.854j 0.886j 0.857j
表内の赤文字は最大値、青文字は最小値です。
マルイ電動M4改は
平均初速が93.06m/s

平均エネルギーは
0.8656Jとなった
「平均」初速・エネルギーとしているが、一発でも法定値を越えると違反になるので注意
換算に迷ったらGoogleで「ジュール 換算」などで検索すると便利なHPが沢山出てくるので参考にして下さい。

実際に測定して見ましょう
この簡易弾速器は0.2g弾専用となっています。

マルイガスBLK
COLT GOVERNMENT


簡易弾速器の入射口には約1p入った所に銃口制限ラインがあります。 
ライン手前に銃口を合わせて射撃します。 

3発発射して3発とも3枚目の合格シートで止まりました。 
「Bおよそ0.4ジュールから0.6ジュール程度の威力です。」という枠内に収まっています。 

他の弾速器での平均が0.5Jと言う事なので数値的に収まっています。

写真下
2枚目のシートを貫通して3枚目の
シートに微かな跡を残しています。


マルイ電動M4改

こちらも3発射撃してみました。
3発とも5枚目の合格シートで止まっています。

枠内には「D0.8ジュール以上の威力です。注意。5枚目を貫通する威力は危険レベルです。」とあります。

他の弾速器での平均がおよそ0.8Jと言う事なので数値的に収まっています。
5枚目を貫通していないので危険レベルではありません。

写真下
4枚目のシートを貫通して5枚目の
シートに微かな跡を残しています。

これ以上初速が出ている銃は他の測定器で正確に測定した方が良いでしょう。

この簡易弾速器はかなり大まかではありますが、
他の弾速器の数値と照らし合わせても極端に不正確な物では無い事が分ると思います。
あくまで「簡易」であり正確な数値を見るものではなく、
法定値を"越える越えない"の判断基準にする程度には正確だと思います。

「こんな紙の弾速器で大丈夫なのか?」と疑う前に実際に使用し、微妙な測定結果が出たのであれば
他の正確な弾速器で測り直して、自分のエアガンが合法品だと大きな声で言ってやればいいと思います。


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