はじめに

  ■語らいの泉から
 

 
私は、今まで一人で悩んでいました。今日このペ−ジを見つけてすごくうれしかった。

単刀直入ではなしをすると わたし 宣教師(オ−ストラリア人)に レイプ をされました。

そのとき教会員だったのですぐ監督にはなしました。 宣教師もすぐに オ−ストラリアにかえされましたけど。

教会は このようなことは よくあることなので 任せてほしい といい おまかせしていたのですけど 訴訟などの 話が進まず。 泣き寝入り 状態で 教会を やめました。

今でも その事が 思い出されると 悔しさで 泣けてきます。
 

 
上記のような衝撃的な書き込みが、モルモン教脱退者ネットワーク「勇気と真実の会」の掲示板「語らいの泉」に書き込まれたのは、1999年10月2日の事です。(現在プライバシー保護のため削除されています)

詳しい状況を知るべく、「勇気と真実の会」運営委員である、私、やっくんは、とりあえず書き込みをされたA子さんとコンタクトをとらせて頂きました。

当ホームページの目的は、A子さんの身におこった事件を中心に、その真相をさらに掘り下げ、明らかにすることにより、A子さんに対するモルモン教会からの公式な謝罪、必要な補償、加害元宣教師に対する適切な処置、事件の再発防止のための具体的な計画の提示、およびその実行と確認を求め、A子さんの精神的ケアに尽くす事にあります。

すなわちモルモン教会には良識的な行動、常識的な対応を求めるものです。

現在モルモン教会は、その豊富な資金を駆使して、自らにまったく都合のよい情報しか信徒および関連者に伝えません。その結果、マスコミなども含め、過った事実、歪んだイメージの浸透が広く行われ、知らずに係わり、犠牲となり精神的に傷付くケースが後を断ちません。

今回の事件もその一環であると考えられます。

信教の自由があるのだから…。と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、信教の自由とは、本来政治の信教に対する不当な介入の阻止を目的にしたもので、信教側が好き勝手に何をやっても良いというものではないのです。

当ホームページを通して、宣教師などモルモン教会関連者による性暴力(含ストーカーまがい行為)事件や実態が広く伝わり、教会側の意識の改善、また今後の事件防止や、被害者らの精神的ケアが少しでも達せられるますように、心から望みます。


「勇気と真実の会」はモルモン教会脱会者を中心とした、モルモン教会に関する心のケアを目的とした団体で、宗教・政治的な特定組織に属するものではありません。