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 どうしたらいいの いじめ 授業崩壊 自殺  HP  教育
        全国生活と健康を守る会(全生連) 電話03-3354-7431
             全生連発行 「子育て・教育パンフ」より抜粋しました。

はじめに
 いじめや登校拒否、教育費のことや、「本当にこの子は勉強がわかっているのか」など、悩みはつきません。
 全生連・生活と健康を守る会は、教育費を軽減する制度の活用や、その制度の改善にとりくんだり、地域や学校への要求をもちより教育委員会と話し合ったり、先生を囲んで懇談会をしたり、文部科学省へ直接要求したりしながら、その解決にあたっています。
 あなたも、全生連・生活と健康を守る会のやっていること、考えていることを知っていただき、ぜひ入会され、子育てしやすい環境を、ともにつくっていけたらと考えています。



…いじめいをなくすために… 全生連はこう考えます
○ ひとりで悩まず、まず、身近な会員や班で相談すること。同じ体験、悩みをもつ人は少なくありません。親・地域・学校(先生)と手を結ぶことからはじめましょう。
○ いまの社会状況・教育のなかで、うっせきした不満や不安、イライラを「解消」するために、どの子も「いじめる側」「いじめられる側」なりうる状況です。「いじめられる側にも原因があるのでは」という風潮があるなかで、「いじめは悪いこと」を国民的世論にすることが大切です。どの子も「学校の主人公はぼくだ、私だ」とおもえる学校にしていくことが求められています。
○ 子どもにおきる現象は大人社会の反映です。高齢者をはじめ、社会的に弱い人をいじめる政治、ウソをつき、公約違反を平気でおこなう政治。また、企業のなかでの労働者いじめや、大企業による中小・零細業者へのいじめがあります。これらが大きな原因だといえます。
○ 全生連は生存権保障を求めて運動している団体です。「人間らしいくらし」と「一人ひとりが大切にされる教育」を求め、いじめをなくすとりくみをします。

…先生と力あわせる以外に解決はない…

…どの子にもゆきとどいた教育を…

…教育費は無償に…

…いろんなことをやっています…
…生活と健康を守る会といっしょに…
   教育懇談会や小集会
 学校側が親の集まりを敬遠している中「いじめによる登校拒否をなんとかしたい」と、他団体もふくめた共闘で教育懇談会を成功させています。(東京・葛飾)

<いま学校で>
おきている内容

守る会の提案

意見・提言をお寄せください

 
葛飾区新小岩地域で中学生の自殺がありました 2003年6月21日通夜
親しい友人を失った事をはかなんで、死への旅立ちと知らされています。
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かつしか生活と健康を守る会では
     毎週土曜日 夜6時から8時
           守る会の事務所で
 小学、中学、高校生のための
    勉強塾を開いています。
  今年も、都立高校はムリと言われたけれども
     地元の都立高校に合格入学できました
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2005年度勉強塾の方針

2005年3月26日 竹馬和彦

0.2005年度開始にあたり

 学力低下などいろいろ問題が出ています。とりわけ、小学校・中学校・高校(大学も)の教育が問われています。そこで学ぶことは生活するうえで欠かせませんし、継承することが求められているものばかりです。勉強するのは、人のためというより自分のためです。勉強しなかったつけは、思いがけない形で自分に降りかかってきます。たとえば、数学を勉強しなかったために、医学部に行くのをあきらめたとか、大学に行かなかったために、就職できないとか、資格の受験資格がなかったとか、そういう形で降りかかるのです。勉強して得られたものは自分のかけがいのない財産であり、人類の進歩に貢献できるものです。その場しのぎの考えはやめ、そのことを頭に入れ、時たま思い出し、この1年、がんばりましょう。


1.勉強の方法

 基本は、各人がやりたい教科(一定の制約あり。2を参照のこと)のものを持ってきて、勉強します。数学をやりたいのなら、数学の教科書、問題集などを持ってくるようにしてください。

 具体的には以下のようなものです。

共通  宿題、教科書、参考書、問題集

    受験生は志望校の過去問、入試正解(旺文社)

英語  TOEIC・英検の参考書や問題集

国語  読みたい本

数学  数検の参考書や問題集

社会  歴史関係の本(新書など)、用語集、地図、資料集

理科  理科関係の本

他教科 スケッチブック、習字の道具

 何も持ってこない場合は、数学の問題をやってもらうか、下級生の指導をしてもらいます。竹馬の専門が数学教育であり、教えることはこの上もない勉強になりますので、そうしたいと思います。

 基本は50分×2コマ,高校生以上は60分×2コマ(休憩10分程度はさむ)とし、各自何をどこまでやるか、ノルマを決めて勉強してください。勉強帳(何をどこまでやったか、所要時間などをつけたもの)をつけるのもいいでしょう。これ以上やりたい場合は相談してみてください。時間ばかりで内容がこなせていなければ、勉強しているとはいえません。メリハリをつけてやることは重要です。勉強するときは集中してください。乗る気がしないときは、計算練習など単純作業をするか、外に出て気分転換を図るか、外で教科書などを声を出して読むことなどをしてみてください。

2.学校別の内容

○小学校  宿題をやる

読み・書きと算数の学習を中心に


○中学校

 共 通  宿題をやる、中間・期末対策

 英 語  授業の予習・復習、問題集をやる

      英検の勉強

 数 学  問題集型参考書のマスター(例題の解き方を理解し、練習問題を解く)

      問題集を解く

      数検の勉強

 国 語  持ってきた本を読む、日記を書く、問題集を解く

      漢字検定の学習

 社 会  教科書を読む、問題集をやる

 受験生  1・2年の復習、志望校の過去問を解く、模擬テストの復習

      苦手科目の底上げ

 ※問題集型参考書とは、例題はもちろん、練習問題が多くついている参考書のことです。これをこなせば、問題集をあえて買う必要はありません。



 中間・期末対策、受験生以外は授業のマスター、とりわけ英語・数学・国語の3教科を勉強するように! 毎日のようにやらないと身につかない上,高校受験で大きくウェートを占めるからです(私立高校は英・数・国の3教科が多い)。特に、英語や数学は積み上げが必要ですので、なおさらです。すぐに覚えてもすぐに忘れる人はなおさらですよ。

なお、推薦入学を狙っている人は、調査書の占めるウェートが大きいゆえ,調査書の成績を上げる上でも授業をおろかにするべきでありません。一般入試で行く人も無関係ではありません.都立は調査書も点数化されて,合否が決まります.受験勉強をスムーズに進めるためにも、自分1人で勉強することができる人でない限り、授業をしっかり受けましょう。中学1・2年生の方は,ぴんとこないと思いますが,重要なことですよ.

受験生は授業のマスターに加え、苦手科目の底上げ、最終的に合格最低点を超えることに力を入れます。

○高校

 共 通  宿題をやる、中間・期末対策

 英 語  授業の予習・復習、問題集をやる
      TOEIC・英検の学習

 数 学  問題集型参考書のマスター(例題の解き方を理解し、練習問題を解く)
      問題集を解く
      数検の勉強

 国 語  現代文 持ってきた本を読む、問題集を解く
      古典(古文・漢文) 授業の予習、問題集を解く
      漢字検定の学習

 地 歴  日本史・世界史 山川出版社の教科書のマスター、問題集を解く
      地理 参考書のマスター、問題集を解く

 公 民  現代社会、政治・経済とも 参考書のマスター、問題集を解く

 理 科  物理 問題集型参考書のマスター、問題集を解く
      化学 参考書のマスター、問題集を解く
      生物・地学 教科書のマスター

 受験生  1・2年の復習、志望校の過去問を解く、模擬テストの復習

      苦手科目の底上げ

 基本は授業のマスターです。授業は病気などやむをえない理由がない限り出席すること。欠席が一定時間を越えるとその科目の単位は認められないからです。先生が気に入らないから出たくないのはわかりますが、そこは仕事だと割り切って出ましょう。社会人になってもそういう割り切りが必要になる場面があります。(遅刻も一定の時間を越えると欠席扱いになりますので、注意を!) また、赤点を続けて取るようなことになると、その科目の単位は認められなくなります。そこが中学校と違うところです。授業に出席して赤点を取らないことが求められます。

受験生は授業のマスターに加え、苦手科目の底上げ、最終的に合格最低点を超えることに力を入れます。

3.参考書・問題集の選び方

 基本的には教員の進めるものがいいと思いますが、若干の注意をします。

 まず、全般的な注意から。問題集は解説の詳しいものを買うこと。解説を買うと思うのです。本屋で立ち読んでみて、わかるものを選びます。解答しか載っていないのはダメです。わからないときに理解できません。それと教科書の問題、授業でやった問題や志望校の問題に近いものが載っているものを選びます。それが自分のレベルに合っているものといえましょう。

 次に科目ごとの注意です。

 英語の場合、長文の全部の訳の載っているのを選びます。どこか訳せなかったのか知るためです。文法や語法は参考書でなく問題集を使って、身につけましょう。出題パターンにあった勉強をするためです。リスリングは教科書のCD、NHKのラジオ講座のテキストとCDが使えます。英作文は教員またはプロに添削してもらいなさい。

数学の場合は問題集型参考書を選ぶのが基本です。問題集は問題集方参考書を終えたあとで、どうしても演習を積みたいという必要があるときに使いますので、最初から買う必要はありません。記述式が出題されるところを受ける人は、甘く採点しがちですので、私などに添削をしてもらい、合格点が取れる答案を書く練習をしなさい。

国語について。現代文は解き方を詳しく説明したものを選びます。古典は全部の現代語訳の載っているものを選びます。

日本史・世界史は山川出版社の教科書をベースにするのが定石です。間違っても参考書をベースにしてはいけません。第一いくら時間があっても足りませんし、教科書だけで必要な知識は十分といえます。論述問題が出題されるところを受ける人は、論述のポイントを説明した参考書を買い、実際に書いてみて、教員に見てもらいなさい。

理科(特に物理・化学)は、問題集型参考書を身につけること。

その他の科目は、聞いてください。


4.家庭学習について

 うちで勉強するときは、復習を中心にしてください。英語や古典のように予習が必要な科目は、予習もやってください。それにより、授業に集中でき、マスターしやすくなります。勉強は時間で計るのでなく、量で計ってください。何時間やったことより、どこまで身につけたかが重要ですから。

 社会関係は1人で勉強ができるはずです。

 数学や勉強法について、竹馬にわからないところがあれば聞いてください。数学の宿題希望の方も竹馬までお願いします。

(ちくま かずひこ、数学研究家)


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