戻る   生存権裁判を支援する葛飾連絡会 (東京・葛飾)
 東京地裁=生きているから困窮ではないと=判決
 東京高裁で勝利をめざす葛飾のつどい

 日時 2008年 9 月 12 日 (金)
          夜7時00分〜

 会場 葛飾区勤労福祉会館 
大会議室
        東京都葛飾区立石3-12-1 
       京成立石駅下車 徒歩10分

報告 
原告代理人 黒岩哲彦 弁護士 (北千住法律事務所)
  
 
支援する会  公文昭夫 代表世話人

≪主催≫ 生存権裁判を支援する葛飾連絡会
     葛飾社会保障推進協議会、葛飾区労働組合総連合、新婦人の会葛飾支部、
     健和会四ツ木診療所、東部合同社労士事務所、葛飾生活と健康を守る会

 連絡先 葛飾生活と健康を守る会 03-3696-8775 
    
〒124-0012 東京都葛飾区立石8-36-6


…生存権裁判とは…
  生活保護の改悪は保護を受けている人だけの問題でなくすべての労働者・国民生活の最低保障基準=ナショナルミニマムにかかわる問題です。
 生活保護の改悪で老齢加算や母子加算を打ち切られた高齢者や母子家庭100人以上が「人間らしい暮らしと生きる希望」をとりもどすために裁判をおこしました。
 政府は生活保護基準を下回る低賃金労働者や低年金生活者がいることを理由に生活保護基準の切り下げを行っています。
 東京地裁判決は貧困を押し広げる判決です。
 「国民の最低限度の生活」の目安となっている基準の生活保護基準が切り下げられることは、今でも低すぎる最低賃金や年金、税金の課税基準などが歯止めが失ってもっと引き下げられることになります。


 東京地裁 生存権裁判原告の                         
2008年6月26日
           訴えを棄却する不当判決
 

  
       
 東京生存権裁判の一審判決が2008年6月26日東京地裁でだされました。70歳をすぎれば、消費も減るのだから、保護費が削られも当然と、
 判決文にもりこまれていました。高裁にむけ、さらに運動を広げましょう。

東京生存権裁判 判決を傍聴して

 東京地方裁判所103法廷で生存権裁判の判決を聞いてきました。
 裁判長が変わっていまして、前の裁判長が書いた判決を代読するかたちでの判決となりました。
 ほんの10秒ほどです。原告の請求を棄却する。判決理由などについての読み上げもなく終わってしまいました。傍聴席にいた人も含めて、あ然とした状況でした。もちろん高裁に控訴することになります。
 負けても勝っても、次の裁判にむけてのたたかいが予想されていました。けっして落胆することなく、運動をさらに広げていかなければと思います。
 あらためて国の姿勢を問うたたかいです。これだけ貧困と格差が拡大しているなかで人びとのくらしを苦しめている根底は政治にあります。そして、裁判所も国の姿勢に対してきちんとした立場で、ものを言うことが出来ないという現状を痛感しました。
 めげずに、みなさんとともにがんばります。

  葛飾連絡会世話人
 和泉尚美 (いずみ なおみ)

 


生存権裁判勝利をめざす報告集会


 2008年 5月16日(金) 午後6時30分から
      葛飾区勤労福祉会館
           葛飾区立石3の12の1

《報告》
憲法25条「健康で文化的生活とは」

 全国連絡会 公文昭夫さん

東京裁判判決6月26日をめざして 東京連絡会

《交流》
生活保護をめぐる状況
裁判所要請署名の経験と促進

《主催》生存権裁判を支援する葛飾連絡会


 
生存権裁判勝利をめざし
 
格差と貧困をなくす葛飾のつどい
            ・・・           生存権裁判を支援する葛飾連絡会結成総会・・・

 

  

  とき  2008年2月8日(金) 夜6時30分〜8時30分
  会場 葛飾区勤労福祉会館 会議室
      東京都葛飾区立石3-12-1  京成立石駅下車 徒歩10分

  集会内容  葛飾連絡会結成の 経過報告
         挨拶・報告など  全国連絡会、東京連絡会             〃                       生存権裁判 弁護団
         記念講演     朝日健二(あさひ けんじ)さん          裁判所                    要請決議 行動提起 など

格差と貧困をなくす葛飾のつどい・生存権裁判を支援する葛飾連絡会結成総会が2008年2月8日夜、葛飾勤労福祉会館で、21団体の参加で開きました。原告の人も参加し訴えました。
 生存権裁判を支援する葛飾連絡会結成を葛飾社会保障推進協議会の吉野五郎さんが提案、黒岩哲彦弁護士が弁護団報告。提案された連絡会結成が決まり発足しました。
 連絡会代表となった公文昭夫さんが挨拶。朝日健二さんの「朝日訴訟と生活保護」の記念講演。
連絡会事務局長のMさん(生活と健康を守る会)が、裁判勝利のために、要請署名、支援する会への加入、公判傍聴、宣伝行動への参加、支援募金などをよびかけました。

社会保障のなし崩しは許せない
憲法25条は、すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障しています。
人間らしく生きるためには、健康だけでなく、文化的であることを保障されなければなりません。
生活保護制度は、この第25条を基本に社会保障制度の基幹をなす制度です。
生活保護の老齢加算や母子加算の廃止は、人間らしく生きる権利を奪おうとするもので、決して許されてはならないと思います。
 生活保護制度が切り崩されるということは、人間らしく生きるための基準を引き下げるということです。さまざまな社会保障制度の基準を引き下げることにつながっていくのです。低すぎる基礎年金も、最低賃金も、福祉・社会保障の全てにわたって、なし崩しに引き下げられていくことにつながるのです。
 生存権裁判は、決して生活保護を受けている人たちだけの問題ではありません。
この国に暮す、すべての国民の生活水準を争う裁判なのだと思います。
決して負けるわけにはいかない裁判だと思います。私も、みなさんと一緒に裁判勝利に力をつくします。ともに頑張りましょう。
 東部合同社労士事務所  社会保険労務士 和泉尚美

福祉事務所は区民の生活を守るやさしい役所であってほしい 
生活保護・高齢福祉の仕事を30年に渡ってやって来ました。就職した当時は労働組合も活発で労働条件を守らせ、住民本位の仕事ができました。
行政として、「生活保護のしおり」をつくり受給者に配布しておりました。憲法25条をもとに権利としての生活保護をうたった冊子でした。
 私自身、生活保護受給者がいしゅくするような言葉「保護費は税金だから・・・」などの言葉は一切使うまいと心に決め、このような言葉は使わずに仕事をして来ました。
北九州などでは、水際作戦といって、生保申請の時点で申請書を渡さないなど、大問題になっています。まったくケシカランことです。 葛飾区元ケースワーカー 後藤廸男 

「最賃が低いから生保基準も下げる」は本末転倒!!

 政府は生活保護基準引き下げの大きな理由として、「生活保護以下で働き、生活している人がいっぱいいる」ことをあげています。もし、この論理を通してしまったら、すべての最低生活保障の歯止めがなくなってしまいます。
いっしょういけんめい働いている人が、生活保護基準以下ということ自体が異常なことではないですか?。
生活保護基準が憲法25条の言う最低生活保障ですから、それ以下ということは憲法違反です。
私たち働く仲間の中に、こんな状態で生活を余儀なくされている人がいっぱいいます。最低保障賃金の引き上げ法制化と生活保護基準引き下げ反対の要求と闘いは一体のものと考えています。
ともに力を合わせましょう。 葛飾区労連 菅野勝祐

生存権裁判を支援する葛飾連絡会 電話03-3696-8775 
 124-0012東京都葛飾区立石8-36-6 メール andadesk@hotmail.com
 

 【呼びかけ団体】
 葛飾社会保障推進協議会(葛飾社保協) TEL・FAX 03-3601-9063
 葛飾区労働組合総連合 (葛飾区労連) TEL・FAX 03-5698-9615
 新婦人の会葛飾支部  TEL 03-3604-6301
 健和会 四ツ木診療所 TEL 03-3694-1661
 東部合同社労士事務所 TEL 03-3826-2500 FAX 03-3826-2505 
 葛飾生活と健康を守る会 TEL 03-3696-8775 FAX 03-3696-8771

    葛飾区勤労福祉会館 案内 
      東京都葛飾区立石3-12-1 電話03-3694-7305
         

講演者 紹介     関連ホームページ 朝日訴訟の会 

朝日 健二(アサヒ ケンジ) 
1935年 山口県に生まれる。
1958年 山口県立山口高等学校(通信制)卒業。
1960年 日本患者同盟に就任、同常任幹事。
1964年 朝日訴訟原告・朝日茂と夫婦養子縁組、上告審を継承。
1972年 東京保健医協会に就任、事務局次長を経て98年定年退職。
1998年 国民医療研究所に就任、2000年退職。

 医療福祉総合研究所主任研究員、
 全国老人福祉問題研究会本部運営委員、
 国民医療研究所研究員、
 清瀬社会保障推進協議会副会長、
 西都保健生活協同組合理事、
 社会福祉法人東京アフターケア協会理事、 などを歴任
 社会保険労務士

[主な著書]
『これからの老人保健施設』(共著、あけび書房、1992年)
『あなたの支払う医療費がわかる本』(桐書房、1993年)
『サービスと医療費がわかる病院選びの本』(桐書房、1995年)
『ごまかしの介護保険<老後保障最新情報資料集13>』(あけび書房、1996年)
『介護保険のポイント−利用者とケアマネージャーのための本』(桐書房、1999年)
『利用者とオンブズマンのための介護保険ガイド』(桐書房、2000年)

自民・民主・共産・社民の議員が挨拶
  生存権裁判で初の中央行動  2007年11月18日朝日健二

 「21世紀の朝日訴訟」といわれる生存権裁判が全国9都道府県110人余の高齢者、シングルマザーによって提訴されています。その初めての中央行動が11月14日、生存権裁判を支援する全国連絡会(小川政亮会長)によって行われ、北海道、青森、新潟、東京、京都、兵庫、広島の原告9名を含む100人余が参加、厚労省前宣伝、厚労省交渉、国会内集会、国会議員陳情を1日中くりひろげました。
 国会内集会には、森まさ子(自民)、筒井信隆(民主)、小池晃(共産)、福島みずほ(社民党首)の各議員が出席、激励のあいさつをしました。
 集会で、東京訴訟の新井章弁護団長から経過報告がありましたが、東京訴訟について、3月結審、6月判決の日程が決まったこと、朝日訴訟の場合がそうであったように最初の判決で勝訴することは、政治的にも、後続する訴訟にも極めて大きな影響を与えるから署名などの支援運動を当面は東京へ集中することの重要性が述べられました。
 詳細は全国生活と健康を守る会連合会のホームページ(http://www.zenseiren.net/)をごらん下さい。東京訴訟の訴状、準備書面の全文も掲載されています。 

                       

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 東京生存権裁判を勝利させる総決起集会
   ・・・生存権裁判を支える東京連絡会第2回総会・・・
        2008年2月16日(土) 午後1時30分から
         東京・北区立滝野川西ふれあい館 多目的ホール
      都営地下鉄三田線「西巣鴨」にしすがも下車5分
   (滝野川西区民センター内)滝野川6-21-25 TEL03-3916-1400
   

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作成者 生存権裁判を支援する葛飾連絡会 東京都葛飾区立石8-36-6 大竹ビル1F
 事務局団体 葛飾生活と健康を守る会 Tel03-3696-8775 Fax03-3696-8771

      最終更新日 :2008/08/24