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「ファイナル・ジャーニー」を終えて...

 

やっと終わった。ホントは3ヶ月くらいで終わる予定だったのにね。

この「ファイナル・ジャーニー」は元々私が高校の映画部時代に、先輩の秋田冒険王氏&本田明成氏とともに企画したもので、結局完成せずじまいだったものを今回このサイト用に改変したもので、オリジナルは30分くらいを予定してたから一ヶ月10ページ(400字で)で3ヶ月って計算だったんだけど、やはり改変するならエピソードも付け足してってやってった挙句、中盤からラストまではまったくの別物になってしまった。ま、それはそれで楽しかったけど、それでいてオリジナルに対する思いというかこだわりを捨てたくなかったから、その両立が大変でした。結局両立はしてないけど

この作品は、ぜんぜん完成されてない、思いっきり素人っぽいホンになってるけど、でもやっぱり高校時代に作ったものを大事にしたかったから、あえて完成度を高めることは避けた。だからこれはコンクール向きじゃないんです。でも書きたいっていう気持ちに素直に従って書いてみた。そこらへんが読者の皆さんにはどう映っただろうか?それと、オリジナル原作者の一人である秋田氏はこれを読んでどう思うだろうか?それはとても知りたいな。もし秋田さんこれ読んでたら一度メールください。

あの時のロケ現場の有栖川公園、たむろした駄菓子屋しみずなどを思い出しながら書いていたものが終わってしまったので、ちょっと寂しい気もするけど、しかたがない。でも今までこの作品は何度となくやり直そうとして失敗しているので、今回こういう形であれ完成できたことを嬉しく思う。これで「ファイナル・ジャーニー」、永久にお別れだ。

さらば、わが青春よ!!!

 

ってなわけで、次回からは習作シナリオ「横顔」が始まる。これはまっとうなサスペンスだから、そういったものに興味のある方は適当に期待してみてください。

4/4/1998 ブレード・ムラタ

 


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