著作権とは?
コピーライトとは?
著作権対象とは?
フリー素材とは?
GIF画像について
MIDIデータについて
ホームページ素材の利用
アイドル画像の利用 (アイコラ含)
アニメ(キャラクター)画像の利用
絵画の利用
小説/文章の利用
アーティスト曲の利用
ホームページ名/アドレス/ドメイン名の著作権


著作権とは?

著作権とは、登録や申請をする必要はなく 当該作品が作成された時点で自動的に生じる権利である。
これにより 絵(画像/HP素材/写真等)、音楽(MIDI等)などの表現物の権利は守られている。
したがって、画像などの無断使用/無断利用は【著作権法違反】という法律違反となる。

参考URL
国連 世界知的所有権機関 WIPO (World Intellectual Property Organization)
社会法人著作権情報センター




コピーライトとは?

Copyright 1999-2000 wiz
Copyright又は©(サークルCと読む)は、著作権表示です。©は略号。
サークルCに著作権者名(上記wiz)、作品公開年度と更新した年を併記する。
例)
Copyright © 1998-2000 Sinobu & ANN All rights reserved.
注)
日本国内では、著作権は自動的に生じます。
著作権表示がないからといって安心しないように!
・・・内容及び対象は国によって異なります。




著作権対象とは?

作品及び表現は、ほぼ全て含まれると考えて良い。
写真、イラスト、文章、HP素材(アイコン、壁紙など)、プログラム等。他にも音楽、映画、建築、小説、etc.・・・。

注)
スキャナーで取り込んだ雑誌、写真、イラスト等も著作物です。:後述




フリー素材とは?


ホームページ素材の提供サイトで「フリー素材です。」「ご自由にHPで御利用になれます。」と記述されている。
しかし、完全に自由というわけではありません。
二次加工や再配布が許されていない場合が多々あります。
二次加工とは、画像ソフトなどを使用して配布素材に加工を加えることをさします。
再配布とは、手に入れたフリー素材を自分のHP上で配布したり DL出来るようにすることです。
メール添付なら許されるとかそういうことではありません。配ってはいけないのです!
詳しいことは、配布先の各HPで調べましょう。
一般的には、「個人で使う分には、勝手に使っても著作権侵害を問うことはない。」という意味合いで使われている言葉です。


GIF画像について



MIDIデータについて

著作権の切れていないMIDIデータをNET上に置くという時点で著作権法違反となります。
「MIDIにしたのは自分だから著作権は自分にある。又は権利がある」などという考えは間違いです。
アーティスト曲、アニメソング、CMに流れているバックミュージック、ディズニーの曲など、全て無断使用できません。
自分で音源を作成した場合には、JASRACに届け出をした後に公開することとなります。
MIDI を使用するのならば、下記JASRACのサイト上で詳細確認をしましょう。
著作権法で著作権の消滅は、死後50年(戦時加算有)と定められています。
したがって、クラシック曲には使用できるものが多くあります。

ZDNet NEWS
JASRACがネット配信時の楽曲使用料規定を策定
参考URL
JASRAC(社団法人日本音楽著作権協会)




ホームページ素材の利用

フリー素材、無料素材といっても完全に自由ではないというのは、先に述べた通りです。
素材の扱いについて、なにか疑問を感じたのならメールや掲示板でホームページ管理者に連絡を入れたほうが良いでしょう。
提供されていない素材を どうしても使いたい場合には、失礼とならない 常識と礼儀をもって管理者に連絡を入れてみてください。




アイドル画像の利用 (アイコラ含)

TV、雑誌、公式ホームページのアイドル写真を無断で使用するのは、【肖像権】【キャラクター権】の侵害となります。
・・・自分で撮影した写真もアイドルの肖像権侵害にあたります。
また、写真家に対しては写真の著作権侵害にもなります。

アイコラ(アイドルコラージュ)の場合
著作権、肖像権、プバリシティー権、・・・他、多くの問題があります。
アイコラ画像に関しては摘発例もあります。社会的な風潮から見ても広義にUGは危険です。
現在、UG(アンダーグラウンド)関連では、多くのサイトが自主閉鎖をしています。

参考URL
芸能文化情報センター
Japan Music or.jp




アニメ(キャラクター)画像の利用

アニメ画像(キャラクター)の無断利用は法律違反になります。
画像ソフトを使って模写した場合も同様です。

著作権の所有者によっては利用を認めている場合もある。
参考URL
World PostPet!s(ポストペット)
エヴァンゲリオン画像データ使用のガイドライン




絵画の利用

絵画にも著作権はあります。
しかし、著作権法で死後50年で消滅すると定められているので、それ以前ならば大丈夫です。
ただし、期間内に戦争があった場合には「戦時加算」という条項により、戦争期間分の年数は差し引かれます。
絵画の場合、著作権が消滅していれば複製写真からの取り込みも問題ありません。

参考画家 (使用可能)
ゴッホ、ミレー、セザンヌ、ゴーギャン等




小説/文章の利用

丸写しでは問題があるが、引用程度ならば大丈夫。
引用する場合、「」で括ったり 出所を明示する必要もある。
亡くなってから50年以上経っている作家の作品ならば著作権は消滅しているので自由に使えます。




アーティスト曲の利用

アーティストの歌や演奏を録音しWEB上に掲載するのは【著作権】の侵害だけでなく、【著作隣接権】という問題にもなります。
これはMP3、WAV、AU、QT等、全ての形式が当てはまります。
MP3データ自体の規格は問題ないが、ホームページでの公開は危険です。
MP3データを載せたホームページでは摘発例もあり、違法ページをなくそうという活動も活発です。
MIDI は下記要件を満たせば、今のところ問題はない。
自分で音源を作ったMIDI の場合、JASRAC(社団法人日本音楽著作権協会)に届け出をした後、HPで公開できます。
この場合、「将来、使用料が決められたときは、過去にさかのぼって料金を払います。」という契約に合意しなければならない。
有料使用及び試聴の暫定使用料が決まりました。〜2000/09/30迄
MIDI を使用するのならば、下記JASRACのサイト上で詳細確認をしましょう。

参考URL
JASRAC(社団法人日本音楽著作権協会)




ホームページ名/アドレス/ドメイン名の著作権

現在(2000年1月)日本では、ホームページ名やアドレスには著作権はないとされている。
これは、本のタイトルや曲名、人名などの名前及び人名には著作権はあたらないという考えからきている。
ドメイン名(***.comや***.net)の場合、著作権とは別に商標権が関わってきます。