修学旅行日記テキスト・プロトタイプ

修学旅行・7日目

遠足は家に帰るのまでが遠足とはよくいったもので
よりによって、羽田空港のからのバスに乗り遅れるとは……
「いっちちゃったね…」
このこ寿美幸ちゃんも乗り遅れたそうだ。
「最後の最後まで美幸って不幸だなー」
先生の携帯に電話したら、もうここまで来たんだから自分達で勝手にかえれ、と。
「しょうがない帰ろう……ここからなら美幸にも分かるし」
「そうだね帰ろうか」
というわけで羽田空港からモノレールでJRの浜松町駅までいくことに。
「わあ夜景がきれいだねー」
「ほんとだねーあっ、あっちがお台場の方角だ」
「あっそうだ!ねえねえ、あのゆりかもめにのってみない?
で、お台場の夜景を見に行くの」
「えっさすがにお台場にいってたら時間が……」
「平気平気。ゆりかもめにのってくるだけで、おりないんだからね。ね」
「そうだね。どうせこうなったんだからいこうか?」
「うん!いこいこ!」

というわけで、ちょっと寄り道をすることに。
浜松町駅からすぐの新橋駅までJR。そこから、ゆりかもめに乗り換え!
「ほら夜景がキレイ……」
「ほんとだ…」
先頭車両の一番前で感嘆の声をあげる僕達。
「こんな夜景がみれるなら遅刻してよかったかも……」
「そうかもね……」
キレイな夜景…となりにはかわいい女の子……
遅刻してよかったなあ………
「?美幸がなんかついてる?」
「いやなんでもないよ。ほら終点だよ、降りなくちゃ」

また折り返して新橋駅に到着。そこから何事も無くひびきの市に到着した。
「やっとついたねー」
「修学旅行もついに終わりかあ」
「じゃ美幸ちゃん家まで送っていくよ」
「うっうん……」