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2006年12月24日
ローゼンメイデン・オーベルテューレ後編

「虚飾」




どうみても、明るい展開にならないでしょうけどどうでしょうか。


前回に続いて水銀燈がにょろっと鏡を出てきた後の場面です。

おとうさまというのみでうつろで覇気のない水銀燈に対して、
あなた本当にローゼンメイデンなのと問う真紅の・・・
そのリボンにあるブローチを見て、とりつかれた様に
おとうさまと連呼して奪おうという水銀燈を、

いきなり戦いをしかけるなんてと容赦なく突き飛ばす真紅。


目の前にいるのはどうみても衰弱しているドールなのに(爆)


いや、衰弱というかなんかがらがら音がするんですが。
組みあがってない?


わけではなく、翌日にはちょこんと座ってます。

これが文化祭ででてた弱気な内気な水銀燈!
そして翼はありません!



しかし戦うわけでもなく、あらすじの通り歩行練習を始めてますよ。

筋肉のない、関節が硬い訳でもないのに歩行練習?
真紅はたしか出来上がりのときにいきなり歩いていたような・・・・・

歩行練習にはいきなり歩くより手すりとか(略


それはともかく毎日歩く練習をしているそうで、
下の階までドスンと音が(爆)

サラはそのことを怒る・・・・・のではなく、
なんでとっとと戦わずに手助けなんかしてるのかと問う。

真紅「この子はいい子だから」


つまり、雛苺は相手にならないから放置しているような感じだったのと同じで、
「この子は害をなさないからいい」
「蒼星石はいきなり戦いにきたから戦った」

性格が変わったというよりは、
こいつ弱いからいいやという感じに見えますね。



その後は、いろんなことを教えたりするシーンがあります。

ここで教えたばかりにのちのち強敵(爆)


生まれてこの方初めてやさしくされたでしょうから、
否応なしに水銀燈は真紅を意識するのでしょうね。

それにしても、この時の水銀燈がなんとも純真無垢で乙女。
無垢すぎて怖いですぞ。



この後、サラの元に白崎と槐によくにた人が現れて
動く人形はいないかとサラに尋ねて。

いみしんなかんじを抱かせつつも去っていきましたね。
指輪見てわかったんじゃないですかねおそらく。


水銀燈がカバンの中で昔の夢を見たようで、
真紅は夜に「あの子の記憶が戻ろうとしている・・・・・・」


つまり記憶喪失でしたか。

それならまさに記憶が戻る前に「やっておしまい」という感じですが、
実際に目の前に放置姉妹がいたらやれないんでしょうかねぇ。

そのわりにレンピカからの宣戦布告を受けて戦いに行きますが、

サラ「アリスゲームは全員倒さなきゃいけないんでしょ?
   蒼星石倒しても水銀燈がいるんじゃ意味ないじゃん!」



正解!お見事。



それでもかまわず真紅は向かいますが、
アリスゲームという言葉を水銀燈に聞かれてますよ。



後半へ。

蒼星石と真紅が戦ってますが、
あの帽子ってブーメランになるんですか?

そして水銀燈が追っかけてきましたよ。


「なぜ戦っているの!お願い、真紅を傷つけないで!」

現代水銀燈では天地がひっくり返ってもありえないセリフが!



そしてほらほら、過去世界ではもっと融通の聞かない好戦派蒼星石の餌食に
なってしまいましたよ・・・・・

胴体でまっぷたつに!


「彼女はローゼンメイデンではない」
「つくりかけの人形で、お父様のためのみに動いているのよ」
「ローザミスティカを持たない・・・・・いずれ消えてしまう人形」


ローザミスティかがなくても動くというのは薔薇水晶の件でわかりますが、
思いだけでぇですか?

ものすごくまた中途半端なことをしたものですねローゼンは。


で、なんと地面に吸い込まれるように断末魔を叫びながら消えてしまったと。



消えても別のフィールドの海で漂って着地・・・・・

したらお父様らしき人が現れてローザミスティカを!?


翠星石と蒼星石はどうやらマスターを使いすぎたようで契約解いて退場。
一報を聞いた真紅も戦うことがなくなったからか、サラの元を退場。


フィールドにもどると・・・・・
お約束のように水銀燈が。

本当にさっきローザミスティカもらったんですか!


喜ぶ水銀燈に対して、
真紅「未完成のやつになんか認められない!アリスになれないでしょ!」
という意味のことをぶちぶち言ってますよ。


真紅の人気急降下が手に取るように!


水銀燈はそんな自分を明らかに見下し続ける
さげすみ続けるローゼンメイデンと認めない真紅を見抜いて・・・・・


さあさあさあみるみるうちに水銀燈が本来の水銀燈に!
あの黒き翼も生えてきて!そして一撃を与えて、
お父様の象徴のブローチを軽やかに撃破!


真紅も真紅でブローチを破壊された恨みで
「作りかけのジャンクのくせに!!!!!!!」
と猛然と戦いを・・・・・・



しかし、ここでラプラスが現れて双子が眠りについたから
「この時代のアリスゲームは終わりです・・・・・」

と、二人を強制退場!


やっぱりラプラス強いですね、ホモだけど。




さて、見終わった後に思ったよりスッキリなのは、
徹底的に真紅が本当に結果論として悪役になってたからでしょう。

あとローゼン悪すぎ!
後付でローザミスティカ渡してどうするよと。


水銀燈はなんにも悪くないですからね。


この時代が1870年代みたいなので(文化祭資料による)
真紅が通販で「60万時間たつと・・・」といっていた、
第二次世界大戦当時までに何回かあってはいるんでしょうけどね。



オーベルテューレは水銀燈がどうしてこんなに悪役になったのかでしたが、
結局、おとうさまが悪い、そして真紅が悪いってことですね。

真紅が水銀燈をジャンクジャンク言って、
水銀燈がジャンクが禁句なのも。

そしてそれを解いたのがジュンでありめぐ・・・・・
ふたりとも良いミーディアムに出会ったものですね。


それにしてもローゼンは七体作ったはずなのに、
(真紅がローゼンメイデンは7体いるといってましたし)
ローザミスティカを渡してなかったというのはいったいどういうことですかね。

忘れてたんですかね(爆)

だとするとますますかわいそうなんですが・・・・・



今回のオーベルテューレでは

翠星石の株・上昇
水銀燈の株・上昇
真紅の株・急降下(爆)
2006年12月23日
ローゼンメイデン・オーベルテューレ前編

「悠久」


オープニングは薔薇獄乙女で何十回と見てるので割愛(笑)


ただ、前編を放映していない昨日の時点で
公式サイトにあんなふうな後編の告知出してるのはどうかと・・・・・・・・


>水銀燈は立つ事も出来ない程衰弱していた。
>その後、サラに反対されながらも水銀燈の歩行練習を手伝う真紅。

この時点で水銀燈がいかにひどい扱いか確定。
ローゼンがいかにひどいかも確定。

さて、本編です。
場面のときに随時書いてます(録画で見ているので!)


いきなりつくりかけでマジ放置されている水銀燈に対して、
その横で作られていく金糸雀、翠星石、蒼星石、真紅。

とりあえずものすごく中途半端な状態で
なんでローゼンはローザミスティカを水銀燈に授けたのか疑問ですね。

この後理由が書かれるのかもしれませんが、

とりあえず人形をなんだとおもってんだコノヤローというかんじじゃないですか?
性格が明らかに極度に犯罪的に捻じ曲がっているとしか思えませんね。

水銀燈は自力で衣装を着たようですね。



現代

ヒナが元気にそうじしているときに、
真紅がぱそこんとやらでぼたんをおして本をゲットしてたことが判明。
勝手に通販してるよこの人は。
しかし、後払いなのねこの通販。

翠星石と蒼星石はさやえんどうのすじを向きながら、
翠星石は「人間の器がプチサイズすぎる」とイライラしてますが、
そこをのりがすかさず「瞳がきれいだといってた」とフォローするも、
「あれで性格がよければ」といってしまう(笑)

お約束でジュンがあらわれて
翠星石がくつを踏みまくるわ頭突きをかますわ(爆)


ここで「薔薇の飾りが取れたから赤の糸をさがしてこいこの家来(意訳)」
で、買いに行くジュン。

この時に金糸雀は進入を試みるも話とはやっぱり無関係に失敗(爆)


いつの間にか巴といっしょにいたジュンは、
薔薇水晶に親バカデレデレぶりを発揮している槐の店に。

槐、そんなにデレデレなら戦わなきゃいいのに(爆)
薔薇水晶かわいいでいいじゃん。


で、あらすじで問題になってたブローチ発見(槐製作)


桜田家では解説本とともにくんくんを熟視している真紅、
さすがスーパーくんくんマニア。

翠星石とヒナは、早く花丸を食べたいと食卓に。
そこに帰ってきたジュン・・・・・

で、その買ってきたブローチをつけようと勧めるジュンに対して、
明らかに意味深に拒否する真紅と、
それを明らかになにかをわかってるふうな蒼星石。



水銀燈はめぐのところにいますが、
そこにある赤薔薇を散らす・・・・・
口ぶりはつよがりつつも明らかに嫌がってますね。



戻って蒼星石はジュンにブローチを見せてくれと・・・・・
ここんとこ後編のあらすじでなんとなくわかりますねぇ。
この後は過去の話でしょう。


そして後半へ。


真紅と蒼星石が戦ってますが初めて会ったときのことだそうです。
性格として真紅は現代とは違ってまだ好戦的かな?
雛苺はすでに眼中なしの感じが・・・・・


おっとこのときのブローチは・・・・なるほど。
現代でブローチを引き剥がしたのは
この時の悪しき思い出があるのですね。


ここで翠星石がいきなりなんで戦うのかととめに入るですぅ。
翠星石はすでにこの時にアリスゲーム否定の非戦主義のようですね。

翠星石の前に現れた水銀燈らしきものかげに気味悪がって退散・・・・・



さて過去の真紅のミーディアム・サラ登場。

真紅を楽しみに帰ってきたサラに
猫をどけなさい!とがくがく震えている極度の猫嫌い(笑)

この時点で、第3翠星石・第4蒼星石・第6雛苺にあったことはあるそうです。
金糸雀はこの時、雛苺があったことがあるようです。
「第2の・・・・かなぶん・・・雛苺と気が合うみたいだからたいしたことはない」
金糸雀はこの世界でも侮辱されてます(爆)

「第1ドールにはあってみたいものね」



翠星石「初対面でいきなり戦うなんてひどいですぅ!真紅は話せばわかるやつですぅ!」
蒼星石「仲良くしてどうするんだい?。おとうさまを悲しませたくないんだ」

根本的なことは現代でも変わってませんですね。


アリスゲームに意義を唱えるサラに、
アリスゲームに勝てばお父様に会えるから戦うという真紅・・・・


アリスゲームにかつ

アリスになれる

アリスになればおとうさまに会える


このアリスゲームの論法はさんざんかいてますけど、
アリスゲームの勝者が純真無垢な穢れのない乙女なのか?
そもそもアリス作れないローゼンがなんでアリスの条件を?
とかとかいろいろ問題点があるわけで、
アニメではトロイメントの最後で
「アリスゲームだけがアリスへの道ではない」
といってしまってますからねぇ。


鏡が光ってnのフィールドから・・・・・
衰弱しきった水銀燈が!
いつ何時でも強気な現代水銀燈は影も形もなく、
ただひたすらおとうさまをもとめてさまよい・・・・・
おそらく生まれてからおとうまに放置されて、
延々と長い間フィールドをさまよい歩き・・・・・・


原作の雪華綺晶の言葉を借りれば

「おとうさまをいくら愛しても決してその愛は返されない・・・・・
 それでも愛しくて愛しくて・・・・・ころしたいほど愛しくて
 狂うほどの愛はやがて壊れていつしか別のものに変わってしまった」

この狂う前の段階でしょうか。
ひたすら愛するも愛し続けてさまよい歩き、
だれにも会わずにフィールドを漂うだけ・・・・・・・
自分を見捨てたおとうさまをそれでも望むという望むしかない。
その執念だけで動いてきて、
やっと(19世紀末に)ほかのドールの元にたどり着いた。



まー、雪華綺晶の言葉じゃないですが、
これは人格形成に対してはなはだよろしくないですね。

翠星石がこの時すでに
「アリスゲームからの呪縛」を離れて
非戦主義になっているというのに。

真紅は、今回の水銀燈と出会うことで考えが変わったということなのでしょうかね。

水銀燈が変わるのはめぐと出会ってからとか。

人格形成には周りが大切ということですね。



今日の後編は、予告をみるまでもなく離反するわけでしょうけど。

前編はおもったよりギャグ色があったのはまともにストーリーかくと
シリアスすぎるからですかねー。
後は、全キャラ出すためのファンサービスでしょう。
特にかなぶんと侮辱(爆)されている金糸雀とか。