水虫の豆知識
- 水虫の原因・・・
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カビの一種である白せん菌が足、希には手の皮膚に寄生するために起こる病気です。
何時も靴などを履いて足のむれやすい人などかかり易い。それは、カビ(真菌)が暖かくて湿気の多いところを好むからです。
- 病状・経過・・・
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水虫は大きく分けると次の3つのタイプがあります。
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汗泡状(あせも)型
足の甲や裏に小さな水泡がブツブツできて、多くの場合痒みをともない、それが潰れてジクジクと
分泌物が出たり、周囲の皮膚が赤くなります。
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趾間(指の間)型
足などの指の股がふやけて白くなったり、赤くただれたりします。
軽症のうちは少し皮膚の剥ける程度ですが、手当が悪いとジクジクと分泌物が出るようになります。非常に痒いのが特徴の一つで、化膿すると地腫れがひどくなり、痛むようになります。また、リンパ管やリンパ線が腫れるため、びっこを引くような場合は化膿している場合が多い。
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角質増殖型
あまり分泌物は出ませんが、痒みをともない足の裏が赤くなって厚くなり、皮膚が剥けたりします。
この型の病状を起こすカビは爪を浸しやすく、爪白せんを併発している場合も少なくありません。
- 治療と対策・・・
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いつも清潔に!
カビは暖かく湿気の多いところを好んで繁殖しますので、水虫を予防するには足が蒸れないよいうにするとか、靴下をこまめに取り替えるなどの日頃の対策が必要です。
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治療は徹底的に!
水虫が治りにくいのは角質層の中に白せん菌が寄生しているためです。
そして、角質層が薬剤の浸透を邪魔しているためです。
水虫を退治するためには、角質層の中に寄生する白せん菌を退治しなければなりません。
少し痒みがやわらいだ程度では白せん菌を退治したことにはなりません。
角質層の中に生息する水虫菌(白せん菌)を直撃するためには、薬剤を角質層の奥まで時間を掛けて絶え間なく浸透させてやることが肝要です。
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