バンバーレベルまで開くトランクルームは容積430リットルでたっぷりした奥行きがあります。トランクの照明は右側に付いています。  しかし高さは不足気味で写真のスーツケースを小型のものですが,2個を重ねることができないです。またスーツケースを縦にも置けないです。


 トランクのヒンジは緩やかな弧を描いた構造で,荷物のじゃまにならずとても良くできています。停止表示用の三角板はトランクリッド裏に見えるように収納されています。当然外しても使えます。  トランク下のシートを開けることができます。このときボンネットに掛けることができる。これは便利です。


 トランク下シートを上げると日本車のように応急用ではなくフルサイズのタイヤが入っています。スペアタイヤを固定しているリングは小物入れに利用できます。  バッテリーはスペアタイヤの脇にあります。これは重量配分を考えてらしいです。12V,100Ahの大容量ででメンテナンスフリータイプです。交換の時の値段はかなり高そうです。


 バッテリーの上にパワーウィンドウ等のサブヒューズボックスがあります。  タイヤの左にはジャッキが収納されています。ジャッキはハンドルまで一緒になったステッキ式で独特のものです。左には工具類の入った袋があります。


 ボディー下にジャッキポイントがあります。ここにはカバーが付いているので,ドライバー等で外します。  フタを取っると穴が出てくるこの穴が,ジャッキを入れる場所です。


 穴にジャッキの横棒を差し込み,クランクを回してジャッキアップします。日本式より楽です。  工具はスパナー,ホイールレンチ,プライヤー,ドライバーです。


 これがオプションで付けた分割可倒式シートのレバーです。左右にそれぞれ1箇所ずつあります。  左のレバーを引くとロックが外れます。写真のようにシート左がアームレストと一緒に倒れるようになります。


 右のレバーを引くとロックが外れます。写真のようにシート右が倒れるようになります。  6:4式の分割シートをいっぺんに倒したところです。真ん中の所がシートを立てたときでもスキーを入れる場所です。


 アームレストの部分の後ろには袋が付いておりトランクからスキー板が収納できるようになっています。