正しい食事とは?(正食)

人間の体を造っているのは、自然界の食べ物で有ると言うことを、忘れてはいけない。

(現代は、自然界のル−ルを破壊し、自らの治癒能力を低下させ、難病、奇病を作り出している

★ 自然界のル−ルに則した正しい食事とは?

1)自然界の摂理に則する。

すべての動植物はなるべくして色・形が自然にきまっています。ただ人間のみが、大自然のル−ルに反して食している、改めて認識しなければならない。

食物の変化

一昔前までは、人間は穀類、野菜類、小魚、エビ、カニ、貝類二本足の小動物を主として食してきました、しかし戦後は効率の良い高カロリーで大型の4本足の動物や大型の魚を食するようになりました。穀類や木の実は完全食です、ポイット外に捨てれば芽が出てきます、生きているんです。小魚や貝も丸ごと生命体を食していました。しかし、近年魚の切り身や肉片がスーパーに並び食しています、魚の切り身や肉片が生きているでしょうか部分を食するということはバランスが崩れると言うことです、その為にさまざまな現代病が発生してくるのです。又、肉食を主体とした欧米人に比べ、穀類を主体とした日本人とでは腸の長さなど内蔵が異なっております。食生活だけを急に欧米風にするのはいかがなものでしょうか!!。


 

 

自然界のル−ルに則した正しい食事とは?

2)季節にあった物を食べる。 

四季がめぐるのは草や木だけでなく、人間の生理機能も四季の変化により、季節におおじて血液や身体の細胞の働きも変化する。(現代は、栽培技術の発展により、季節感がなく一年中同じ物を食することができる。

人間も動物です、四季の変化にそって人間の身体も変化します。発生「春」成長「夏」収斂「秋」閉蔵「冬」(四気調神大論より)植物も同様で、冬には根菜類が多く、春には苦味の有る野菜が多い、夏は水分の多い野菜類が多く、秋は冬に備える為の果実が多い、しかし現代は一年中何でも有ります旬がなくなり季節感が無くなりつつあります、便利になりました、しかし、季節感を無視した野菜類は栄養価がありません、例えば、ほうれん草の栄養価は20年前の1/7です。人工肥料や促成栽培、ハウスものでは、地の栄養素を取り入れる事が出来ません。それが近年オーガニック(有機栽培)が叫ばれている所以です。旬を無視した野菜類は形は同じでも栄養価が全然異なります。旬の野菜は、おいしく、安く、栄養価が高いのです、なるべく旬の野菜を食べるようにしましょう。それでも便利さを取る方は、「マルチビタミン」をお勧めします


 

 

自然界のル−ルに則した正しい食事とは?

3)全体

 人間の生命を維持するためには、他の生命を食さなければならない。

バランス良く私たちの身体を保つには、ただ栄養素がどうであるとか言うことでなく、その生命体そのものが私達の身体全体を養ってくれていることを忘れたはならない。

生命全体でなければ、そこに歪みが生じ、かたより、バランスがくずれてしまうのです

4)食べる分量と食べ方

 中国の古典に、「蓮の花の開く音を聞くがごとく、胃の上口の閉まる音を聞いて食事量の限度とす」と言う言葉が書かれています。要するに、精神を安定させ、ゆっくりと良く噛んで食すると言うことです。そうすることで、腹6〜7分目位で十分満足をするようになり、多食による内蔵への負担を少なくしてくれる。

ポイント
  • 腹6〜7分目位にする。
  • 良く噛んで食べる。
  • 空腹になるまで食べない。

 


 

 

★ 自然界のル−ルに則した正しい食事とは?

5)食事の割合

人間が自然のル−ルの中で、食すべき食事の割合を知るには歯の形状にならうことです。やみくもに食べても健康にはなりません。

各々の歯の役目

臼 歯

穀類などを臼のようにすり潰す役目。

犬 歯

固い物を引き裂き砕く役目。

門 歯

野菜などを細かく切る包丁の役目。

 我々が食すべき食事というのは、穀類、野菜、大豆や小魚といった固い物、海草類と言ったことになります。そこで、それらの食すべき割合は、歯の本数の割合からみるのが自然である。

健康な歯は、全部で32本(内、親知らず4本

                   臼歯:16〜20本

                   門歯:8本

                   犬歯:4本

つまり  穀類:野菜:大豆や小魚 = 2:2:1+α 海草類少々

 


食べることと出すこと、そこに健康の鍵

生活環境の変化

水、空気、食物

汚水の垂れ流しや、慢性的な水不足が原因で、浄水所では益々殺菌のために多量の塩素を投入しますその為、カルキ臭さや、ミネラルが消滅しまずまずい水の原因ばかりではなく水に含まれている栄養分が無くなっております。

空 気

オゾン層の破壊や、ダイオキシン,CO2、等大気汚染により皮膚や、肺を知らず知らずの内に侵し体内抵抗力の低下や、様々な現代病を引き起こしております。

食 物

促成栽培や、ハウス物等により、季節感が無くなり便利になりましたが、その代償として食物の持っている栄養価は激減しました、ほうれん草の栄養価は、20年前の7分の1しか有りません、食物はを過ぎると栄養価は激減します。

★従って、食事で全ての栄養素を取る事は不可能なのです、何らかの方法で補う必用があります

 

改善方法

脱臭機能や、不純物除去ではカルキ臭さが取れるだけです、ミネラルウオータを飲料水としてお奨め致します。当店には、麦飯石(ミネラルを発生させる石)が有ります、一ヶ月に一度煮沸し天日干しをすれば、無くなるまで使えます。

空 気

なるべく自然に接触する機会を増やして、部屋の中を解放して空気の流れを良くして下さい。又、有酸素運動も有効です。

食 物

まず、胃、腸を洗浄し(胃腸内自然発酵及び腐敗便は、活性酸素や種々の有毒ガスを発生させます)これらを速やかに除去し、胃腸内をクリーンにして、良い酵素を腸内に入れる必用があります。そして、旬の季節の食べ物を食し、不足のビタミン(マルチ・ビタミンが有効)を健康食品で補う必用があります。


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