バッテリ放電ユーティリティ 2000,03/31Fri作成
●なんぞバッテリ放電するんじゃい?
最近はリブの話題もあまり芳しくありませんが、それに伴いリブ自体の新鮮さも
へたってきている感があります。
2000年台最初コンテンツはバッテリ放電ユーティリティを利用したへたってる
バッテリの回復をやってみようと思います。バッテリは消耗品ですので、上図に利用
してあげないと意外にへたりやすい部品です。
そこでへたっているバッテリを強制的に「放電」->「充電」を繰り返す事により化学反応
の活性化を促します。これにより多少なりともバッテリが元気になってくれる筈デス。
ただバッテリを放電させるだけならリブの電源を投入しておくだけで簡単なのですが、
それだけだと時間が掛かりますよね?そこで強制的に電力を消費する様設計された
プログラム「バッテリ放電ユーティリティ」によりバッテリを空にしちゃいます。
●早速実行してみます。但しご利用は自己責任の元でお願いします。
まず以下のサイトからユーティリティを落としてきます。元々このユーティリティは
ASUSのノートPC用に作られたプログラムらしいので一切無保証です。
プログラム的にはCPUに負担を掛けて電力を消費させるプログラムの様です。
実際、ウチのSS1000改で実行しても特に目立った障害はありませんでしたが、
プログラム実行の前には省電力機能はOFFにしておく必要があります。
OFFにしなくても実行可能ですが、省電力機能が働いてしまうと当然バッテリ放電
速度は遅くなります。
バッテリ放電ユーティリティ
ftp://ftp.asus.com/pub/ASUS/nb/m8000/Utility/battery.zip
1,DLしたファイルを解凍後、システムドライブのルートに適当なフォルダを作成し
その中に解凍したユーティリティ(Battlf.exe)を入れておきます。
FDDをお持ちの方はFDからの利用でも問題ありません。
※万が一の為、BIOSの設定を予めメモされておた方が宜しいかと思います。
可能であればHDD内のデータのバックアップも取ってあった方が安心です。
2,DOSモードで再起動します。Battlf.exeを実行します。そうすると以下の様なメッセージ
が出ます。(窓DOSでも実行可能ですが、安全の為必ず生DOS上から実行して下さい)
ASUSTeK COMPUTER Inc. battery
fresh utility ver 0.92LF
Battery fresh cycle starts,press Esc key to terminate this
utility....
RunTimeToEmpty:0 minutes
RelativeStateOfCharge:27%
この場合「RelativeStateOfCharge:27%」と表示されていますが、ここはバッテリ残量を
表しています。次第に減っていきます。
この時ACアダプタが接続させていると以下の様なメッセージが出ますので、その場合
はACアダプタを外します。
Please unplug the AC adapter.....
3,後はこのまま本体がシャットダウンするまで待ちます。
○上記1〜3を2,3回実行してもバッテリが元気になってくれない様(バッテリ容量の低下
が激しい)であればバッテリの寿命と考えた方が宜しいかと思います。
実際のインプレッションはある程度根気よく行えばそれなりの効果はあるカナ?といった
感じデス。ただ、放電の行いすぎはよりバッテリをへたりさせますので注意が必要です。
なおバッテリ駆動5〜10回程度に1回、元気なバッテリに上記作業を行ってもバッテリ
の延命に役立つのではないかと思います。(根拠なしですが・・・)
ウチのSS1000改ではバッテリを最後まで使いきらないうちにバッテリ残量3%程度で
ACアダプタを接続してしまうので、この様な場合に多少面倒でも使う様にすれば
バッテリに優しい人間になれるでしょう。(笑)でも広い目で見れば地球には優しくない
かも・・・。(^^;んーきわどい・・・。