LibrettoのCPU冷却について
ここではLibrettoのCPUの冷却方法についてご紹介致します。
(Lib20/30/50/60/70/100/110/1000/1010/M3)
なおLibretto20/30以外はCPUにPentiumを採用していますので、ハードウェア的
な改造以外にソフトウェア的にも冷却可能です。
特にクロックアップされている方はこれを行った方がLibrettoの動作が安定します。
また、Librettoのクロックアップをされていない方でもこれを行った方がリブの動作
が安定します。今使用されている環境によって、不都合が生じているかいないかで
この作業を行なうか決めて下さい。なお、ここで紹介する作業内容の一部について
はこの作業を行う事によって、東芝の保証は期間内でも期間外でも無償、有償修
理を受ける事ができなくなりますので、ご注意下さい。よって改造は自己責任で行
って下さい。
●Libretto20/30のCPUの冷却について
Libretto20/30の486互換CPUの冷却効率を少しでも上げてみましょう。
という事で、まず以下の物を用意してください。
・CPUより一回り大きなサイズの薄い鉄板、または銅板かアルミ板
・熱伝テープ と シリコングリス (あってもなくてもOK)
上記の物が用意できましたら、以下の手順で改造します。
1,Librettoのキーボードを外す
(ファンクションキーの上にある細長いプラスチックを細いマイナスドライバ等
で外します。この時、このプラスチックの棒は折れ易いので、最初の爪が
外れたら、この棒を微妙に上下左右に動かしながら外すと外し易くなります。)
2,キーボードと薄いカバーを外すと右側に金色のフレキケーブルと黒いCPUが
見えますので、Lib20の場合は、そのCPU上に熱伝テープを貼り、その上にCPU
より一回り大きなサイズの薄い鉄板、または銅板かアルミ板を付けます。
そうしたらその上にシリコングリスを塗って、またばらした時と同じように元に戻せ
ば改造終了。
(シリコングリスは薄く塗って下さい。厚く塗ると熱で溶けてCPUの足に流れます)
Lib30の場合は、CPUの上に白いものが乗っかっていると思いますが、それは
外してしまってOKです。その後はLib20と同じ作業をします。これで完了です。
●Libretto50/60/70/100/1000/1010のCPUの冷却について
これらの場合は、ソフトウェアCPUマネージメントアプリケーションを使用する事で
も簡単に冷却効率をアップする事が可能です。そのアプリは主に「Rain」や「WaterFall」
が有名ですが、現在は一つに統合されている様で「Waterfall Pro」としてシェアウェア
配布されています。また日本人の場合、外国の方に比べてシェア代金がかなり割り引き
されています。次のURLからDL可能です。
http://cpu.simplenet.com/leading_wintech
また「CPUIDLE」という冷却アプリもあります。これはシェアウェアですが、性能はかなり
良いとされています。
ハードウェア的な改造の場合、最初からPentium上に載っている放熱板とのCPUの間に
熱伝テープやシリコングリスを塗ってピッタリとCPUと放熱版をくっつければOKです。
くれぐれもシリコングリスは薄く塗って、またはみ出さない様に気をつけて下さい。
(ここで言うCPUはCPU本体の中心にある四角い物です。その周りのフィルム
状の足ではありません。)
これで多少は冷却効果も上がると思います。
あとはご自分で工夫してみて下さい。(無責任ですいません。m(^^;)m)