Libretto30を486DX5-133MHzに改造!
ここではLibretto30の133MHz化についてご紹介致します。
Libretto30は通常、AMD-DX5/100MHzを搭載しています。
これを133MHz化する為には次の手順で改造を行います。
***警告***
クロックアップは大変危険な行為と認識した上、「全てに関して自分自身で
責任を取ることが出来る人」が自己責任の上でお試し下さい。
規定外設定でCPUを動作させる事は大変危険な行為であり、CPUに限らずにSYSTEM
のあらゆる箇所で重大な破損・破壊を引き起こす可能性が加速度的に高くなります。
またメーカー保証外の行為になりますので今後一切の修理、及び保証が受けられなくなります。
また本件より発生するあらゆる結果に対して一切責任を負う義務を持たないこと
を明記しておきます。
当サイトでは「クロックアップ代行サービス」を行っております。 |
Libretto30のCPUはAMD
486DX5-100MHz(25MHz*4)を搭載しています。
これを33MHz*4で動作させることにより133MHzで動作します。
1, Librettoのバッテリを必ず外す。
2, Libretto本体裏の見えるネジを全て外す。
3, HDDを取り出します。
4, キーボードを外します。この時にキーボードとM/Bを繋ぐフレキシブルケーブルを
傷つけない様に気をつけて下さい。ケーブルの外し方はケーブル
が刺さっているコネクタの両サイドの出っ張りを液晶側にスライドさせて外します。
5, M/Bと液晶を繋ぐフレキケーブルを外します。これはM/Bとの接続部分
を爪楊枝などフレキケーブルと水平な茶色のカバーを持ち上げてあげる
と簡単に外れます。これの取り扱いには特に注意して下さい。この作業は
全リブシリーズ内で接続の際に一番注意すべきポイントです。
6, バッテリ装着部分の内側の両サイドのツメを外してリブの本体カバーを外します。
7, Librettoのマザーボード上のグラフィックチップの上あたりにある「W48C54A」
のICを見つけて下さい。
下図はMB部品配列 (左) と W48C54Aチップのピン配列 (右)です。
8, 「16番ピン」を半田ごてを使用してマザーボードから足上げします。
ピンの持ち上げるにはハンダこてでピンを軽く熱してあげながらマチ針など
を利用してテコの原理を使用する事によって簡単に外す事ができます。
そうしたら、次にこの足上げした16番ピンをリード線やハンダを利用して
隣の「15番ピン」に接続します。
そうするとFSBが「33MHz」になり、33MHz*4.0で133MHz駆動になります。
9, Librettoをばらした時と反対の手順で組み立て直す。
10,最初の電源投入時はバッテリを接続させずにACアダプタを接続して電源を投入
します。この時にACアダプタは直ぐにコンセントから抜ける状態にして電源を
投入する様にして下さい。これは万が一の事故の場合に直ぐに電源供給をストップ
させる為の処置です。これは本体に手を加えた全ての改造の場合に適用すべき
安全対策です。
11,無事起動したら動作クロックやシステムの安定性の様子をみてOKだったら終了です。