Libretto-M3 266MHz化

ここではLibretto-M3の266MHz化についてご紹介致します。
Libretto-M3は通常、Intel-MMX Pentium133MHzを搭載しています。
これを
266MHz化する為には次の手順で改造を行います。

***警告***
クロックアップは大変危険な行為と認識した上、「全てに関して自分自身で
責任を取ることが出来る人」が自己責任の上でお試し下さい。
規定外設定でCPUを動作させる事は大変危険な行為であり、CPUに限らずにSYSTEM
のあらゆる箇所で重大な破損・破壊を引き起こす可能性が加速度的に高くなります。
またメーカー保証外の行為になりますので今後一切の修理、及び保証が受けられなくなります。
また本件より発生するあらゆる結果に対して一切責任を負う義務を持たないこと
を明記しておきます。

Librettoシリーズのクロックアップを代行します!

当サイトでは「クロックアップ代行サービス」を行っております。
改造に自信が無い方など、詳しくは、
こちら をご覧ください。


1,まず最初にバッテリを必ず外します。

2,増設メモリを外します。
 
必ずバッテリを外してから増設メモリを外さないとメモリが永眠します。

3,本体裏カバーのネジ5本を全て外します。

4,キーボードホルダを外します。

5,キーボードを押さえているネジ1本を外します。

6,キーボートを外すと中央ブルーのキーボードのフレキシブルケーブル
 (以下、フレキケーブル)と
右側金色の液晶とM/Bを接続するフレキケーブル
 が見えますので、それを外します。キーボードのフレキケーブルは両端のツメをM/B
 と
水平にスライドさせて外します。M/Bと接続されるケーブルは非常に重要です。
 
慎重に扱って下さい。また逆に組み立ての際もここを確実に接続しないと燃えます

7,次にキーボードとM/Bの両端に繋がれている黒色の薄いプラスチック状の物
 をネジを外してキーボードを完全にリブから外します。

8,次に液晶を閉じて、本体を開腹します。バッテリ両端のカバーを押さえているツメから
 開腹していくと簡単です。

9,開腹するとM/Bにアクセスできる様になります。

10,そうしたらM/Bの左側に黄色で「高温注意」と書かれた下図の様な銀色の放熱板
  が見えますので、それの上下の
2本のネジを外します。  

11,放熱板を外すと、茶色のCPU(MMX Pentium 133MHz)が見えます。

12,ここからクロックアップの本番です。
  CPUを確認できたら下図のハンダの
空きランドを確認します。
  図9の「
重要個所」と書かれた場所にその空きランドがあります。 
  実際にはその部分に黒いプラスチックのシートがM/Bに付いていますが、
  それはPCカードスロット部のシートですので、右からPCカードスロット側に
  向けて剥がします。 

13,次にクロックの設定です。
  
266MHzに設定するには「BF2」をハンダなどでGNDショートさせます。
  これで倍率が
4.0倍モードになり66MHz*4.0=266MHz駆動になります。
  (GNDショート:簡単に言えばハンダなどで接続してショートさせる)

14,後は逆の手順でリブを組み立て直してみます。

15,最初の電源投入時はバッテリを接続させずACアダプタを接続して電源を投入
  します。この時にACアダプタは直ぐにコンセントから抜ける状態にして電源を
  投入する様にして下さい。これは
万が一の事故の場合に直ぐに電源供給をストップ
  させる為の処置です。これは本体に手を加えた全ての改造の場合に適用すべき
  
安全対策です。

16,無事起動したらクロックや安定性を確認し、改造は終了です。お疲れ様です。

最初のページに戻る