!New Libretto L1登場 発売前のファーストインプレッション

ついに待ちわびた約2年ぶりの登場となる新型リブレットL1の発表です!
今までのリブレットシリーズからよりビジネスシーンに似合うマシンに進化しました。

とりあえず基本スペックをあげると、CPUには
東芝初採用となる「Crusoe600MHz」を搭載。
これはモバイルの真髄を極めるにはすばらしい選択だと思います。
私的にはPentium3の搭載を期待していたのですが、超低電圧版になってしまうと省電力
モード時のクロックにPen3は乏しい為、その点からいけば
Crusoe600MHzの方が常時最大
クロックを保てます
ので、処理能力、電力どちらの点においても優れていると思います。
まさにリブレットにはうってつけのCPUですね。

これによりバッテリ駆動時間も延び、「
標準バッテリで約3.5-4.5時間」、オプションの
大容量バッテリパック
を使用する事により、約11-14時間の駆動が可能と、かなり良い
成績ではないでしょうか。

次に搭載可能なRAMについてですが、これは「
標準128MB」に対し、最大で256MB搭載可能
なっています。256MBあれば、重量級のアプリケーションでも難なく動作させる事が出来
そうですね。

また
HDDは「標準10GB」と多少、容量不足の感があります。しかし、内臓されているHDDは
「9.5mm厚」のディスクなので、今後、HDD換装による容量アップも十分視野に入る範囲
の改造
でしょう(笑)

OSには「
MS-Windows Me」を搭載しています。また今回は従来のリブレットシリーズの様に
「アプリなし」と「アプリ付き」を選択する事が可能
となっています。
アプリ付きの方には
Office XPを搭載するなど、かなり魅力的なアプリも搭載していますが、
やはりリブレットというとパワーユーザ向けのマシンの印象がありますので、もし私が購入
するのであればアプリなしを必然的に選択してしまうかもしれません。(^^;

ただ、
この様な配慮はユーザにとっては選択できるという意味でウレシイですね。(^^)

ちなみにこのモデルから
Ready for Windows XPとなり、また、Windows2000のサポートについて
もドライバの提供の予定が発売から2-3週間程度を目安に公開の予定がある
との事なので、
リブレットのビジネスシーンでのリベンジが目に見えてきますね。(^^)

さて、次に液晶についてですが、今回は「
変形SXGAの1280*600のTFT」を採用しています。
私的にはワイド液晶はとっても好きなので、この部分のポイントは高いですね。

インタフェイス面についてですが、まず真っ先に目に付くのが、
「アキュポイントII」の採用でしょう。
これについては各所のBBSでも色々と論議されていますが、私はハッキリ言って好きです。
これは以前、Libretto20が発表された時からアキュポイントになんないかなぁ〜って思って
いました。
リブレットの象徴でもあるリブポイントを今回のモデルチェンジで捨てる、という事はある
意味冒険
かと思いますが、市場に目を向けた場合、このサイズのクラスになると圧倒的に
キーボード上にポインティングデバイスがあった方が手の移動距離が少なくなりますので、
非常に良い変更だと思います。

また、
キーボードについても「キーピッチ18mm」とDynaBook SSシリーズと同様のサイズのキーボード
になり、以前よりはるかに入力し易くなっています。

しかし、その分のしわ寄せとして
ボディサイズが268*167.2*20.5(最薄部)mmとかなり大きく
なっています。
これを最初見ると
リブレットのコンセプトを見失っていると感じる方も多いかと思いますが、
私はこれはこれで
正常進化だと思っています。
確かにサイズが大きくなってしまうのは少し痛いですが、その分、ボディサイズに似合った性能
を引き出しているので、逆に私はこの進化は大歓迎です。
現在死んでしまったウチのS1000改も若干小さすぎる感があり、特にキーピッチは明らかに小さい為、
Lib20からのユーザである私でもミスタイプが発生します。
これが今回
18mmピッチとなった事で、どれだけ入力速度が向上するのか非常に楽しみです。(*^^*)

実はこのおかげで
更に重量が増えています。「1.1kg」もあっちゃったりします。f(^^;;

1.1kgはこのクラスのマシンには似合わない重さであると思います。
1kgを切る事が今後の課題ですね。>東芝さん

また本体のデザインについても、まるでSS10X0を見ているかの様な印象を受けます。
かなりシンプルなデザインでカッコイイと思ってます。(^^)
ただ、
ボディの材質がSS10X0の様にマグネシウムではなく、ABSプラスティックで作られています。
これは価格帯からしても仕方のない事かと思いますが、せめて、液晶側のみだけでもマグネシウム
の採用を考えて欲しかったと思います。

また最後に気になる価格ですが、
なんとアプリ無しモデルで店頭予想価格は\14万前後
(\138,000という噂あり)になるだろう
という事で、これは明らかに「買い」のモデルでしょう。
久々にリブレットシリーズで買いたいと思わせるマシンの登場で、少しワクワクしております。(^^;)

なお、
発売日は「2001年5/18発売」になります。

この新型リブレットの詳細は以下のサイトで見る事が出来ます。

http://dynabook.com/pc/catalog/libretto/010507l1/index_j.htm