2.5インチHDDをデスクトップに接続する
ここではLibrettoやその他ノートPCにデータ記憶用ストレージとしてよく用いられる
「2.5インチHDD」をデスクトップに接続して利用する方法ほご紹介致します。
最近は2.5インチHDDも大容量化が進み、ノートPCユーザもHDDの交換の機会が増加
してきている感があります。そこで、HDD交換後の2.5インチHDDを無駄に放置しておくには
勿体無いとの事でデスクトップに接続して再利用しようといざ実行・・・と思っても接続方法
を知らないという方が増えてメールでの問い合わせもそれに比例してます。(^^;
またこのような事をメーカに問い合わされてもメーカにとってはサポート対象外なので
教えてはくれません。くれぐれも問い合わせは控えて・・・・・下さいね。(^^;;
では早速。
※基本的には簡単な作業ですが、デスクトップにHDDを接続の際は「BIOSの知識」が
必要になります。特に「プライマリ」「セカンダリ」・「マスター」「スレーブ」の用語が分から
ない方はなるべくなら控えて下さい。(^^;
まずデスクトップとの接続に必要な物は次の通りです。
1,「ジャンパピン(小)」
(2.5インチHDD用のジャンパピンと言えばショップでも出してくれます。)
\300位で購入可能です。
2,「2.5インチ->3.5インチ変換アダプタ」 \1,000〜購入可能です。
もちろんIDEドライブ用です。2.5インチSCSI用は滅多にないので間違える事は無い
と思います。(SCSI接続の2.5インチHDDは以前よくMacのノートPC用に用いられていま
したが、最近はIDEドライブが採用されています。)
3,「ドライバー(プラス・マイナス)」
次に「2.5インチHDDのジャンパの飛ばし方」です。
IDE接続ピン列側を左に見ると反対側の右側に4本だけ分かれてピンがある事が確認
できると思います。下図を見て確認して下さい。(IDE側のピン数はアバウトです)
[:::::::::::::::::::: ::] <-こんな感じになっていると思います。
大抵の2.5インチHDDは全てのジャンパピンがオープン状態
(ジャンパピンを接続していない状態の事)で「マスター」となります。
「スレーブ」に設定するにはHDDのジャンパピンの右側から2列目
のジャンパ部分を縦にジャンパピンでショートします。こうする事により
HDDがスレーブとして認識される様になります。
マスターの場合の設定図
[:::::::::::::::::::: ::]
スレーブの場合の設定図
[::::::::::::::::::::
{:}:] (この「{}」で囲まれた部分がジャンパピンと仮定します)
後は「2.5インチ->3.5インチ変換アダプタ」などでデスクトップに接続して完了です。
なおその際にはデスクトップのBIOSの設定を忘れずに行ってから接続して下さい。
またここで注意なのですが、「2.5インチ->3.5インチ変換アダプタ」と2.5インチHDDの接続
の際に絶対に接続方向とピンの装着位置を間違えないようにして下さい。
間違えた際にはHDDが永眠します。