私は旅が好きである。何故ならいつもの自分と違う自分を見つけられる様な気がするからである。
そこで今日は、今まさにタイムリーな国トルコに私が旅をした時のエピソードをお話ししたい。
まず、何故トルコなのか?皆疑問に思うだろう。だがそれは単純な理由からである。
旅のパートナーであるいとこに、「どっか行かへん?」と誘われ、いとこが作成していた“一度行ってみたい国リスト”の中から何となく決めただけである。
というわけで何の前知識があったわけでもなく「モスクって何だ!?」「イスラム教て!?」などのクエスチョンから始まり、知ってる事と言えば昔はやったらしい歌で♪飛んでイスタンブール♪のフレーズぐらいできっと遠い異国の地なんだろうとしか認識のない国へ行く事になってしまったのである。
何はともあれ、旅をするのにその国の知識がないのは失礼かつ不安であるので旅の友である「某
地球の歩き方」を購入し、その日から私はトルコに関する情報をやっきになって収集し、何となくわかった様な気になってきたその数日後に、出発の日が近づいてきたのである。
ところが、そこで大問題が発生したのだ!!なんとその頃トルコでは内戦が続き、つい最近まで避難勧告が出ていたらしいと発覚!! 両親を納得させるために大使館に問い合わせたり、観光局やトラベルエージェントに電話したりと大わらわした末、まあいっかという楽観的な結論に達したのである。行きたいのだからしかたがない。とにもかくにも、往復のエアーチケットの予約だけをし、宿泊先を全く決めていないという大胆かつ無謀な旅が始まったのである。
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さあ出発だ今、日がのぼるって訳で、10月30日 水曜日 はれ。
忘れもしない最悪の体調の中私は、KIXよりトルコ航空という何ともあやしげな、誰も知らんやろう
AIR LINEで、何の感動もないまま出発した。
あんなに行く前は大騒ぎして、さぞかしワクワクしているだろうとお思いでしょうが、それにも増して、最悪の体調だったのである。できれば行きたくない。何でこんな日に!とまで思わせるぐらいの最悪加減であったのだ。(こんなに話をふったら、何があったんだろうと思われるでしょうが、それはひみつ)とか何とか言いつつ、さっきも言ったがトルコ航空なんてだれも使わない(なのに関空から便がある)ので、もちろんがらすき。広々と2つも3つもシートを使って、まるでVIPのようにトルコへと旅立ったのである。
ちなみに機内で何をしていたかと言うと、マッサージ、食事、ワインとビール飲み干す 寝る、またマッサージの繰りかえし。おかげで、私の体調は絶好調!!のはずが、今度は、機内食の食べ過ぎで気分が悪い。なんせ、13時間のフライト中1時間に1回ぐらいのペースで、スナックや、ドリンクが配られ(実はこれが普通のサービスなのか、はたまた単にひまだったのか?)何回食わすねん!と言った感じ。
きわめつけは、到着1時間前にだめ押しの朝食。オエーッもう入らんと思っていたけど、そこは根が食い意地がはっているので、残さずいただいた。
しかも食べきれなかったものは、TAKE OUTさせてもらうことにした。(TAKE OUTなんかないちゅうねん)とまあこんな具合いに、絶好調の私は元気にイスタンブールに降り立ったのであるが、そこで思わぬハプニングがおきたのである。
まず、トルコ人は英語ができない。人が多い。トルコ人はいい加減。な人が多い。
トルコ人はお茶が好き。この3点が、以後私達の旅をめちゃくちゃにいや、楽しくしてくれるのだが、着いた早々にやられたーって感じ。
空港職員の片言の怪しい英語のせいで、MONEY EXCHANGEの場所がわからず、人によって言う事がばらばら。私達はクソ重い荷物とともに、あっちへこっちへとひきずりまわされ、KIXのトルコ航空の人が荷物はPICK
UPしなくても乗り継ぎ先(カイセリ)に行くよといっていたのに、いざターンテーブルにきてみると、私達のバックパック達はさみしそうに隅につみあげられていたのである。くすん。しかもそのせいで、一度入国手続きをしてから、荷物をとってまた国内線への乗り継ぎをするという手間なことをさせられたのだった。うそつきーっ!!カイセリで入国できるっていったのにーっ!!
偉そうにいってたのにーっ!!が、だれにいってもしかたがない(つうじない)文句をブツブツいとこと2人でいいながら、パスポートコントロールへいったら、おっさん達がなんとお茶を飲みながらみんなでしゃべってたのだ。”君もどう?”らしきことを、トルコ語ですすめられ、”どーでもいいから早くして。乗り継ぎあんねん”と大阪弁で切り返し、パスポートを渡すと、そのおっさんはパスポートを持ったままどこかに消えた!
えっ!?もしかして今はやりのパスポートの偽造!?なんて心配してたらまた違うおっさんが”えーからお茶飲み”と英語らしき言葉で話しかけてきたので、愛想笑い(なんて日本人)をしていたらさっきのおっさんがふらーっと帰ってきて”通っていいよ”っておっちゃんそんな簡単な!私らのこと信用しすぎてない?もしかしたら何か密輸しようとしてるかもしれへんよ!色々聞くことあるでしょう?滞在日数とか、滞在場所とか!!
まあいっか。そんな国なのだトルコという国は。とみょーに納得して、とにかく乗り継ぎのために国内線へ移動した。
しかしそこでもまた思わぬ出来事が私達を待っていたのだった。
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皆さん御経験がおありになるかどうかはわからないのだけれど、飛行機の乗り換え。
まあ旅好きな私としてもできればしたくないと思ってはいるのだが、なんせ貧乏旅行で(ちなみに15日間の予定で食費、宿泊費、その他で所持金10万円)ある。行けるとこまで行ってしまえ!!てな調子でトルコ航空なら、国際線に加えて国内線も1回乗り換えOKのうたい文句に騙されて(?)国内線乗り継ぎのところまでやっとの思いでやってきた。すると、カウンターにお姉さんが一人座っていたので乗り継ぎたいんだけどと言うと、バスがくるからここで待ってればいいとのこと。ああひと安心で座って待っていても、待てど暮らせどだあれもこない。えっ!?もしかしてまちがってる!? おねえさーん!待ちなさい。なんか犬みたい。でもだれもこないのだ、お客もクルーも。待つ事1時間近く。すると外のドアをおじさんがたたくので近寄っていくと、荷物と一緒にトラックに乗れと言う。えっ!?バスじゃないの?またやられた...しかたなく今にも止まりそうなトラックに荷物をのせ、自分達も乗り込むとバスじゃなくてトラックは、滑走路をはしりだした。ど、どこいくねん!ついたと言われて降りてみるとめちゃめちゃ立派な国内線のターミナル.....。
私達が待っていたのはどこだったの?寒かったのに...不安だったのに...信じてたのに...。
とにかく今度はみんなと一緒に無事カイセリ(地名。以後ようわからん名前でてきます)行きの飛行機に乗れた模様。あー疲れた。まだトルコについたばっかりなのにこの疲れはなんなんだ!?
カイセリは晴れ。そこは軍の飛行場でライフルを持った物騒な人たちに見守られ飛行機を降りた。もちろん歩いて滑走路を渡るとなんにもない。荷物のターンテーブルも、検査の人も、ドアも。警官らしき人におそるおそる荷物は?と聞いてみたら、ここって言われたので待っていると、客引きのおじさんたちが寄ってくる寄ってくる。私達お金持ってません!!聞く耳持たない感じ。ともすると荷物がトラックに山積みで えっ!?うそーっ!
トラックってか?山積みってか?さみしく自分でおろして(くすん)そんなこともあるさ(ないない)と気をとりなおして、カッパドキアへ行くためのエージェントを決め(無難に一番人の多かったのにした)いざ!!あこがれのカッパドキアへ!!
皆さん知ってます?きのこみたいな奇岩のあるとこ。知らない人は要必見!!
とかなんとかするうちに着きました。カッパドキア(ちなみにトルコの人はカッパドーシアという)に。お約束通りデイツアーの説明とホテルの斡旋をうけ、チャイをごちになり、その日は岩山のところにある隠れた町これがまたえらい場所にあってほとんど風化しそうな岩山を登っていくとそこになんと町が彫ってある。穴があいていると言った方がわかりやすいかも。その町はどこへ行くのにも穴に出たり入ったりしなければならず、しかも足や手をかける場所をまちがえたら、まるでツイスターゲームのようになり、というより命がけである。1日で学校に行きたくなくなるような住居の集まりを見学のみならず体験し、(登った人はここ数年いないらしい)その後は地味に工芸品の町の見学などをして、ホテルに戻った。これで1日が無事に終わったと思ったらおおまちがい!!その夜はバーに行って飲めや歌えや踊れやの大騒ぎ。(そのバーもいかにもカッパドキアって感じの洞窟風でおかしかった。)ラクというトルコのお酒を飲んだら強いのナンのって!!
本当は水で割って飲むらしいがみんなそのまま飲んでた。ひとくちなめただけで、くらくら〜ってするような消毒薬のようなかんじである。それをがぼがぼ飲んでる人たちっていったい...とか考えつつ夜はふけていくのであった...。
*お気付きの人もいるとは思うがイスラム国のはずなのになんでお酒があるんだ?それは私にもわからないがそんなところがトルコっていう国なのかも。
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NAMIのナチュラルストリームが始まってはや第4回目を迎えるわけなんですが、皆さん気づいてます?まだトルコにきて1日しか経ってないということを。
ちなみに私は14日間滞在してました。はい。
いつなったら終わんねん!!というつっこみが聞こえてきそうとは思いつつ、どう端折ったらいいわからんという状態に陥ってる今日この頃。
とかいいつつすでに、4行も消費してしまっているのだった。では本題にはいります。
ところで、次の日はウフララ渓谷という名前だけ聞いたらいかにもうかれてそうな渓谷にハイキング?みたいなツアーがあるというので参加する事にした。
ところがこれがまた昨日の二日酔いもなんのその!とはいかないくらいめちゃめちゃしんどい。
だって山2つぐらいはこしたんちゃう?行きだけで1時間半は歩きっぱなしですわ!!
しかも自然を大切にしてるらしく山あり谷ありのハイキングおたくが涙して喜びそうな、コースを二日酔いのからだできついのなんのって。
でも景色は絶景です。(名誉の為に)ちなみにその時食べたランチが私達の今回の旅行中で一番よかった食事であったことを付け加えておきたい。(魚のからあげ、トマトのスープ、サラダ、パン食べ放題)
この日はウフララ渓谷以外にもう1ついきました。それは、この地方に多い地下都市。
私達が行ったのはデリンクユという地下都市で、とても緻密に造られてる。
地下700〜800Mぐらいのなかには、教会、台所、学校など1つの町として機能するだけの設備が整っており、もちろん空気穴や下水、井戸に至るまで完璧に造られていたのだがただ1つ難点は、息苦しいこと。
くらいよーせまいよーこわいよーってかんじ。
あんなところに1ヶ月もいてたら(実際そのくらいは生活できるらしい)気が変になりそう。まあ実際も使われる事がなかったらしいが。
宗教を信じるって大変なんだなーって思いました。
ちなみに大小あわせると3つぐらい(さだかではない)あるらしいがこれが全部つながってて秘密の抜け穴みたいになってるらしい。
ああなんて充実した旅なんでしょう!!かしこくもなるし、程よく?疲れもでてくるし誰も観光客がいないので(一緒にバスに乗ったはずの人たちはどこへ行ったのだろう?)町の人たちは世話を焼いてくれるので旅の醍醐味である現地の人たちとの交流ももてるしみなさんも行きたくなってきたでしょう?魅惑の国トルコへ。みんなで行きませんか?
そしてはちみつにたっぷりつかった甘さ爆発のおかしバクラワを食べ、ターキッシュダンスを踊りながらおいしいとはいえないトルコの伝統的な宮廷料理らしき料理をおおきな洞窟の中のレストランでいただこうではありませんか!!
参加希望者はNAMIツアーズまで。
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前回の記事でなんだか完結したような錯覚を皆さん(私も含めて)感じたみたいだけれど、何度も書いているように、ツアーははじまったばかりなのです。と、言う訳でまだまだ続く私の旅。いやがらずにきいてね。
じつは私達が泊まっていたのは、街で一番新しくてとても快適という売り込みのホテルのはずだったのだけど、たしかにきれいではある。うーんでもそれだけ。
今は秋、寒いのです。"WE HAVE CENTRAL HEATING"という言葉に騙されて(?)新しいというだけでホテルを決めた私達を笑ってやって下さい。部屋には暖房機具はあるにはあるが、つかない。
そう!頭のいい皆さんならもうお気付きのことでしょう。いわゆる全館冷暖房というやつ。
管理室で管理してるのです。ホテルの人が寒いと感じないとつけてくれないのだ。
えー!そんなんこの国の人はこの寒さに慣れてると思うけど、私らは単なる旅行者やん!
さむいっちゅうねん。しかたないので交渉にいくと、なに!?英語通じへん.....
勉強中とのこと。あーそうですか。がんばってね。と人の事応援してる場合じゃない。
寒くて寝られやしない。なんとかしようと身ぶり手ぶりで説明を試みるが毛布すら通じない。10分ぐらい悪戦苦闘の末、なんとかツアー会社に電話してもらうことに成功。
毛布GET!!あーよかった。おやすみなさい。
空腹で次の朝目覚め、食堂に降りていくと、8:00からといわれてがっくり。
もう一度出直すと今度は人が溢れてる!!な?なに?こんなにいつのまに泊まってたん?
でもこういうときこそ旅の情報収集のチャンス。でもなさそう。地元の高校生らしい。
と、そのとき後ろのテーブルから声が。に、日本語やー!!日本のトルコ料理店で働いてるMICHEAL(なんで英語圏の名前やねん。ホントはアハメット)というトルコ人が声をかけてきたのでこれ幸いといろいろと教えてもらった。やっぱりトルコ人は親日家らしい。
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| <続く> |