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TRPGってナニ?
TRPG(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム)を一言で説明すると、「人力RPG」といえるのではないでしょうか。
RPGというジャンルのゲームは皆さんごぞんじだとは思いますが(FF-ファイナルファンタジー、ドラクエ-ドラゴンクエスト、など)、それらのゲームはゲーム機なり、パソコンなりを使って遊びますよね。ああいう類の遊びを、ゲーム機やパソコンの力を借りずにするのが、TRPGなのです。
では、どうやって人力でRPGを遊ぶのか。ここで、TRPGをもうちょっと、直訳調に説明してみましょう。「テーブルを囲んで、会話によって進める、役割を演じて架空の物語に参加する、ゲーム」まだ、意訳が残っていますが、こんなところでしょうか。
「テーブルを囲んで」というからには、多人数プレイのゲームです。そのうちの1人は、ゲーム機の係です。たとえばコンピューターRPGでは、町の中をうろつく人に対して「はなす」のコマンドを使うと、「ああ、困った。アララト山の竜が目覚めて暴れだしたんだ」などとせりふが返ってきますよね。こういった、プレイヤーがあやつらないキャラ(ノン・プレイヤー・キャラクター=NPCといいます)を担当するのが、この係の人です。逆に、コンピューターRPGでプレイヤーが扱っているキャラクターグループ(パーティーといいます)のキャラは、その他の人が、1人あたり1人を担当します。
「これが面白いのか?」
面白いんです。想像してみてください。現実にはありえない、もうひとつの自分の人生を。
オーソドックスにファンタジーで考えてみましょう。今でない時、ここでない場所。剣と魔法のファンタジーワールドに、もしもあなたが生まれたら、あなたはどんな人生を送ったでしょう。
血気盛んな青年騎士?
渋さがひかる老練な剣士?
それとも、不思議な力を持つ魔法使い?
もしかしたら人生の裏街道を走る、小粋な盗賊?
性別は男でしょうか、女でしょうか。
うまれは?
育ちは?
考えるのは得意でしょうか。それともまず、行動しちゃう?
性格は積極的でしょうか。それとも引っ込み思案?
引っ込み思案に冒険は似合わないかもしれませんが、きっかけがあれば冒険することだってあるでしょう。
そう、きっかけ!
もう1人のあなたの前には、常に冒険のきっかけが転がっています。
ある日拾った水晶玉に、救いを求める姫の姿が浮かび上がるかもしれません。
ひょんな事で手に入れた古ぼけた剣は、世界を変える鍵かもしれません。
そこまでの偶然はなくても、あなたの腕を見込んで頼み事をする人が現れるかもしれません。
さあ、きっかけが現れました。あなたなら、どうします?
もっとも、冒険をするよりも物語を作るほうが好き、という人もいるかもしれません。
でしたら、ゲーム機の係(ゲーム・マスター=GMといいます)はいかがでしょうか。
囚われの姫を助ける話もよし、迷宮奥深く眠る財宝を求める冒険もよし。
きっかけを求めるプレイヤーの分身(プレイヤー・キャラクター=PC)たちの前に、あなたが考えた冒険のきっかけを出しましょう。彼らの冒険を、あなたが演出するのです。戦いの場面での、勝敗の判定などのルール処理(コンピューターRPGでの戦闘モード)は、ちょっと面倒かもしれないけれど、それ以上の楽しみがあるはずです。
さあ、冒険の旅に、出てみませんか?
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