第2弾はいよいよ好きな作品についてのお話をしたいと思います。

輝くべき最初の作品は、私がアニメマンとして覚醒するきっかけとなった作品についてお話したいと思います。
その作品とは、AIC作品の、“天地無用!”でした。
私が初めてこの作品を知ったのは某アニメ雑誌での紹介記事でした。その時はOVAとして紹介されていて、“天地無用!魎皇鬼”と銘打っていました。何だかおどろおどろしい作品なのだろうな。最初はそう思い、さらにはソフト価格が高いなあとも思い、私は見向きもしませんでした。それから暫くして、私の目に飛び込んできたのは、日曜夕方6時30分から放送されているテレビ東京のテレビ版の“天地”でした。これを見て私は衝撃を受けました。<なんと普通の高校生がハーレム状態だ!何と羨ましい!>と。特にCVの人たちの魅力的な声には完全に魅了されてしまいました。魎呼役の折笠愛さんの妖しくセクシーな“てんちぃ〜”とか、樹雷皇家阿重霞姫役の高田由美さんの典型的なお嬢様から魎呼と天地を争う時の金切り声までの落差の大きさ、砂沙美役の横山智佐のかわいらしい“天地お兄ちゃん”。他にも水谷優子さんの“きよねぇ〜〜〜”や、小林優子さんの“鷲羽ちゃんと呼んで!”、天野由梨さんの美星との掛け合いなど、個性的な演技が私の五感を震わせました。これは永遠に残さなければいけないなと直感した私はまず、この作品に関する書籍を買いあさりました。小説、ムック、設定資料集、CVさんの写真集、発売された全ての書籍は私の手元に集まります。やがてはやはり声や歌、BGMも聴きたいと昂じた私は次にCD収集に駆け回りました。このときに私が勉強したのが、秋葉原の街でした。当時は自分の住んでいるところの周辺にはなかなかこの手のCDを取り扱うお店は少なく、アニメ雑誌で掲載される発売日に入手するのはなかなか難しかった記憶があります。さて、街の話は置いておいて、話を戻しましょう。やがてはレーザーディスクプレーヤーまでも購入し、OVAから現在にいたる作品をも全巻コンプリートするまでに至りました。
(果たして幾ら位のお金を使ったのか・・・う〜、想像もしたくない・・・)また、ゲームの世界にも天地は登場します。(この辺はゲームの部屋でも触れていますが)ゲーム機本体や、ソフト、PCゲームにも(このゲームがやりたくてカラーディスプレイの今でこそ安いけど、当時は馬鹿に高いノートパソコンを購入したなあ。このお陰でパソコンの知識の勉強になった。天地よありがとう!)あり、“天地”と名の付くメディアを買いあさりました。そうそう、PCソフトと言えば、これを忘れていました“ボイスコレクション”シリーズです。これには折笠愛さんや、天野由梨さんがリリースされていて、思わずキャラクターの顔を思い浮かべながら音声ファイルを聞いていました。写真も画像としてギャラリーにあったので、写真集としての価値も高いかな。やがて私はいつしかAIC作品のファンになってしまい、“エルハザード”“大運動会”“バブルガムクライシス”“プリティーサミー”に次々とはまっていきました。(まあ、この他の作品にも私の探究心は広げていますが。)本当に“天地”はよかったなあ。おっと、しみじみしている場合ではない。“天地無用!”は小説(長谷川菜穂子先生作)とテレビ版は完結(テレビ版は劇場版で公開)を見たけれど、OVA版の“魎皇鬼”と名の付いているシリーズは完結を見ていない。第3期シリーズが企画中らしい。また、小説版で、“真・天地無用!魎皇鬼”がでているけど、これもまだまだ。ん〜〜、まだこれからも“天地”から目が離せないなあ。私のアニメ魂は萌え尽きる事はないな。うん