ゲームの部屋  第6回

今回は自分的には一番好きな部類のゲームの最新作(2000年春現在)である”スーパーロボット大戦α外伝”をお送りしましょう。

まずはお決まりの簡単なストーリーから。
今回は前作の”α”の後の世界がどうなっているのかについて語られています。前作では異星人や宇宙怪獣を打ち倒した後、その衝撃波が半年後に地球に迫ると言う事がわかり、地球人たちは力を合わせて衝撃波から守ろうと結束したところまでで終わりましたが、今回はその後、イージス計画と名づけられた作戦を成し遂げるまでの激闘が語られます。因みに前回まででは魔装機神シリーズのマサキの宿敵、シュウ=シラカワの本当の目的は謎のままでした。今回、それが明らかになるのです。そして、マサキとシュウの宿命の対決にもいよいよピリオドが打たれます。(でも、破壊神ヴォルクルスと契約をしているシュウの事だから、後の作品でも登場する可能性は高いかも。グランゾンや、ネオ・グランゾンを味方にすると強いんだけど。人気も高いし。あと、セニア王女とサフィーネが生き残ってると言う事も気になるし。)

初めてこの作品に触れる人のために、この作品に新規参戦する作品を紹介しましょう。

まずは”戦闘メカ ザブングル”。ZZガンダムが終わって、ドラグナー、ダンバイン、エルガイムと続いて、その後番組になった作品で、西部劇調のメカシリーズとして人気を博した作品です。主人公のジロン=アモスを巡ってラグ=ウラロとエルチ=カーゴの三角関係にも注目され、ちょっとしたラブコメのテイストも含まれたものです。(エルガイムもダバ=マイロードをファンネリア=アムとガウ=ハ=レッシィが取り合ってたな)

続いては”ガンダムX”。確か土曜日の早朝6時30分から放送されてた作品だったと記憶している。ニュータイプって何者?って言うところを”過去の遺産”風にして、一応のニュータイプ時代に区切りを付けた作品だったと思う。このゲームでも”サテライトキャノン”の威力はピカイチだ。特筆すべきはガンダムダブルエックスの”ツインサテライトキャノン”。これはかつての”F””F完結編”でのイデオンのイデオソードに匹敵する兵器として運用可能だ。(射程距離無限大なんだもん)

最後に控えしは”ターンAガンダム”。

これら3作品は未来の地球での話として参戦してくる。

ここでびっくりしちゃうのが、ターンAに出てくるモビルスーツに、アムロやカミーユ、ジュドーたちモビルスーツ乗りが乗り換え出来てしまう事で、逆もまたありなのだ。アムロをターンAに乗せて、ロラン=セアックをZや、ZZに乗せることも出来てしまうのだ。と言うことは、アムロやカミーユが月光蝶を羽ばたかせたり、ロランがハイメガキャノンをぶっ放すといった事が可能なのだ。
また、後半になると、ディアナ=ソレル女王陛下が仲間になってくれますので、あの戦艦、ソレイユが母艦として運用可能になるのですよ。支援して欲しいとか、応援して欲しいときは素直に”ディアナさま〜”とおすがりする事が出来るのです。

ザブングルでの母艦、”アイアン=ギアー”は”格闘”が出来る母艦で、敵ユニットに蹴りを入れたりも出来ちゃったり。

おっと、この作品も忘れちゃいけませんね。”銀河旋風ブライガー”。”コズモレンジャーJ9。お呼びとあらば即参上!”この台詞が実にいい。ゲーム中ではダンクーガの藤原忍とブライガーのキッドが同じ趣味を持っていたりと意外な面が。ブライガーのアイザックとダイターン3の波瀾万丈が知り合いと言う設定なのが意外と言えば意外。

因みに、このゲームでは熟練度と言うパラメータがあり、難易度が高いと行ける最終面で、マサキとシュウの因縁の対決があります。是非とも最終面では魔装機神シリーズのユニットを駆使してクリアをして欲しいものですね。4体の魔装機神が勢ぞろいです。シュウに攻撃を加えるときの台詞イベントもありますので。

そうそう、敵キャラがどの作品に出ているものか考えて、それに適したユニットをぶつけましょう。熱い台詞イベントが楽しませてくれるはずです。

まだまだお話したい事があるのですが、それはまた別の機会と言う事で。

ここいらで第6回をお開きにしたいと思います。