【順風満帆 HOME】 | New! 2008/02/12 |
《英国海軍の雄ジャック・オーブリー》 / 《海の覇者トマス・キッド》 シリーズ継続にご協力ください! |
早川書房から刊行中の海洋冒険小説、『英国海軍の雄ジャック・オーブリー』と『海の覇者トマス・キッド』の両シリーズが、続刊の危機に瀕しているそうです。 両シリーズは、『ホーンブロワー』と同じ時代の英国海軍を舞台にした、とても面白い作品です。日本ではどちらもシリーズの中ほどまでが翻訳されたところで、このまま打ち切りの悲劇に遭うことなく最終巻まで無事に刊行されるように、みなさまぜひご協力をお願いします。 という事で、みなさまどうか両シリーズを購入して読んで下さーい!まだお読みでない方は勿論、借りて読んだという方も、是非ご家庭にマイ・ブックを。 興味を持ちそうなお友達にも、ぜひ両シリーズの紹介をお願いします。 早川書房に、「続きが読みたい!」とリクエストを送って下さるのも効果的です。よし、いっちょメールしてやろうという方は、下記のページにメールアドレスがありますので、よろしくお願いします。 《ハヤカワ・オンライン お問い合わせ》 |
『英国海軍の雄ジャック・オーブリー』 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ナポレオン戦争時代の英国海軍を舞台に、ラッキー・ジャックとあだ名される英国海軍士官ジャック・オーブリーと、その親友で軍医であり学者のスティーブン・マチュリンの活躍を描いたシリーズ。わくわくするような海のドラマはもちろん、陸でのエピソードも多く、当時の文化や風俗の描写なども楽しめます。登場人物たちも多彩で、中でもマチュリン先生のずば抜けた個性は特筆モノ(笑) このシリーズは、映画『マスター・アンド・コマンダー』の原作でもあります。『マスター・アンド・コマンダー』は、10巻『南太平洋、波瀾の追撃戦』をベースに、シリーズ中の他の巻のエピソードも色々と組み込んで、大変素晴らしい映画となりました。 小説は原書では全21巻あり、日本では1巻につき上下2冊の形で刊行されていて、現在10巻20冊まで翻訳されています。11巻以降の刊行予定は立っていません。 ==> ハヤカワ・オンライン 英国海軍の雄ジャック・オーブリー
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『海の覇者トマス・キッド』 | ||||||||||||||||
時は1793年の英国。カツラ職人として陸で暮らしていた主人公トマス・キッドは、強制徴募隊につかまって海の世界に放り込まれました。このトマスが周囲に助けられながらも海の男としての道を進み、水兵から最後には提督にまで昇りつめて行く姿を描くのがこのシリーズです。 同ジャンルのたいていの主人公達とは異なり、このシリーズは主人公トマスが最初は水兵(どころか陸者(おかもの))であるのが特徴で、親友レンジとの交流も絡め、ジェントルマン階級の生まれではない側や水兵の視点から描かれた世界を楽しむことが出来ます。また主人公が海の初心者なので、様々な海の世界の説明も本編の中で自然に語られています。そのため、この世界にまだ慣れない方が読むのにも、とっつきやすい作品だと思います。 日本では現在6巻まで刊行済みで、7巻以降の刊行予定は不明です。なお、原書もまだ完結していません。 ==> ハヤカワ・オンライン 海の覇者トマス・キッド
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