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(最終更新日:2003/01/02)
銀盤グラフィティ 〜銀盤グラフィティ〜 《指輪物語》

ロード・オブ・ザ・リング  2001年・2002年・2003年作品
DVD 米国盤 ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 DVD 国内盤 ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 DVD 米国盤 ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間(ナショナル・ジオグラフィックス)
DVD 北米盤
通常盤
DVD 国内盤
通常盤
DVD 北米盤
企画物・市販品
 
DVD 米国盤 ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 スペシャル・エクステンデッド・エディション DVD 国内盤 ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 スペシャル・エクステンデッド・エディション DVD 米国盤 ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間(ナショナル・ジオグラフィックス)
DVD 北米盤
スペシャル・エクステンデッド・エディション
DVD 国内盤
スペシャル・エクステンデッド・エディション
DVD 北米盤
企画物・非買品
 
CD 米国限定盤 ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 CD 米国盤 ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 CD 米国盤 ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間 挿入カード
CD旅の仲間 米国盤
サントラ限定盤
CD旅の仲間 米国盤
サントラ初期通常盤
サントラ初期通常盤
挿入カード
 
CD 米国限定盤 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 CD 米国盤 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 CD 米国盤 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 挿入カード
CD二つの塔 米国盤
サントラ限定盤
CD二つの塔 米国盤
サントラ初期通常盤
サントラ初期通常盤
挿入カード
 

ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間
(THE LORD OF THE RINGS: THE FELLOWSHIP OF THE RING) 2001年アメリカ作品
監督:ピーター・ジャクソン/音楽:ハワード・ショア
出演:イライジャ・ウッド,イアン・マッケラン,クリストファー・リー,他

  ファンの誰もが無理だと思っていた、J・R・R・トールキンのファンタジーの古典『指輪物語』の完全映画化に挑んだ映画。原作の長い三部作を全て作ることを前提に、人間の演技部分は三部作分一気に全て撮影をするという試みが行われ、おかげで2001年の第一部『旅の仲間』公開に続いて、第二部『二つの塔』が2002年、第三部『王の帰還』が2003年と、連続した公開が決っています。

  いやはや良い時代になりました。『指輪物語』の世界を実写であそこまで描けるようになったのかと、思わず感慨にふけってしまいます。3時間超という長編ながら、一瞬たりと飽きさせない見事な映画に仕上っていると思います。
  原作でも大好きな魔法使いのガンダルフ、映像で動かすと更にああも格好良いのかと興奮ひとしお!いやー、ガンダルフのシーンに一番燃えました!
  原作ではアラゴルンもいいのですが、今回の映像化ではボロミアやレゴラスの方が素敵に見えました。ボロミアな泣けるほどの男っぷりだし、レゴラスの弓を引く姿も優雅でとても素敵。もちろんアラゴルンも格好よかったですけど、ただ彼については随分端折られていて残念。いろんな意味でもっと深い人なんだけど…。まあ、映画なりの設定ということで、あれはあれでいいのでしょうが。でもこの設定のおかげで第一部は魅力を発揮しきれなかったので、次回以降に期待です。
  サルマン役のクリストファー・リーは原作の大ファンで、“ガンダルフがやりたかった!”とずっと言い続けていたそうです(笑)ま、気持ちは良くわかります。しかしご高齢ながらお元気で、さすがの風格です。長身にあの賢者の衣装と白く長い髪とおひげが、とても良く似合っていました。すてきー♪それに、あの美声で唱えられる呪文にはうっとり…。

  ところでこの作品の第一部『旅の仲間』は、劇場公開時の字幕がとてつもなく酷い物で、あまりの酷さに前代未聞の字幕改善運動が起こりました。何しろ9人の旅の仲間の一人であり、誇り高く誠実な男・ボロミアを、指輪を狙ううそつきな悪人呼ばわりした罪は重い!ボロミアを侮辱しただけでなく、物語の重要なポイントを破壊したのですから、その事に気付いた観客が怒って当然です。
  この問題はDVD化の時にかなり改善され一安心でしたが、2002年末現在私も含めてこの映画のファンの最大の心配事は、来年公開の第二部『二つの塔』の字幕の出来でしょう。映画の出来については、全く心配していないですから。

<<スペシャル・エクステンデッド・エディション(略してSEE)>>
  あれだけ素晴らしかった劇場版(約3時間)に、更に30分の映像を加えたロングバージョン。30分増えただけで人物の掘り下げが更に驚くほど深まって、劇場版より輪をかけて素晴らしい仕上がり!いう事無し!いや、ひとつだけ言うことあった。もっと観せろ〜!!
  それと、是非このSEEを劇場で観たいです!

◆DVD(米国盤):NEW LINE HOME ENTERTAINMENT N5542
◆DVD(国内盤):ポニーキャニオン PCBH-50045
[旅の仲間]
  劇場公開版の本編+たっぷりと特典映像が楽しめる2枚組。この作品は基本的に世界共通仕様のため、内容は全く同じ。ただし、日本版は初回発売版のみケースが外箱+デジパックになっていました。
  特典の中の唯一の不満は、ボロミアを演じるショーン・ビーンと、ギムリを演じるジョン・リス=デイヴィスの出番が、極端に少ない事。そりゃ差別ってもんだわよ!
◆DVD(米国盤):NATIONAL GEOGRAPHIC G75020
[旅の仲間]企画物
  ナショナル・ジオグラフィック発売のスペシャルDVD。『旅の仲間』撮影風景を織り交ぜながら、幾つかのキーワードから実際の歴史や武器等も絡める、例えて言うなら“NHKスペシャル”みたいな真面目な内容。でもなかなか興味深く観る事が出来ます。
◆DVD(米国盤):NEW LINE HOME ENTERTAINMENT N5549(GIFT BOX:N5611-90-IN)
◆DVD(国内盤):ポニーキャニオン PCBH-50046
[旅の仲間 スペシャル・エクステンデッド・エディション]
  絶品の本編・SEEで2枚、膨大な特典映像で2枚、計4枚組と、ファンに観る時間が足りない〜と悲鳴を上げさせる充実のDVD。由緒正しい古い革表紙の本をイメージした、素敵なケースに入っています。
  同時に“ギフトパック”と称して、SEE版4枚にアルゴナス(ポスターにもなっている川の両側に立った巨大な王の彫像、アレです)のブックエンドがついたものも同時に発売されました。米国版パックにはさらにナショナル・ジオグラフィックの特別版とカードが2枚、日本版パックには16枚のポストカードが同封されていました。日本版パックは、オフィシャル・サイトでのネット通販限定でした。
◆DVD(米国盤):NATIONAL GEOGRAPHIC G75028
[旅の仲間]企画物
  北米盤のSEEにおまけで付いていたDVDで、当然非売品。市販品とわざわざ一部編集を変えています。
◆サウンドトラックCD(米国盤):REPRISE 9-48238-2
[旅の仲間]
  米国限定盤。皮製の特別なジャケットで赤字に金文字。色が微妙に気に入らなくて買うのを控えていましたが、実際に映画を観てつい我慢しきれず買ってしまいました。内容は通常盤と同じなのに…(^_^;)
◆サウンドトラックCD(米国盤):REPRISE 9-48110-2
[旅の仲間]
  米国の“初期限定の通常盤”のものです。初期限定の通常盤はホビット4人のジャケットにジャケットサイズのカードが1枚ついていて、カードの絵柄はフロド・ガンダルフ・ビルボ・サルマン・アラゴルン・アルウェンの6種類。好きな絵柄を選んで買う事が出来て、私はガンダルフ♪(一番右の画像)現在では限定通常盤は終了し、ジャケットも変わって新しい通常盤が出ています。
  音楽は正統的なオーケストレーションによる素晴らしいもので、人の声もいい感じに多用されています。ハワード・ショアの代表作になることは絶対間違いないでしょう!いや素晴らしい。美しく素朴で素直で恐ろしくて、そして燃えます♪またサントラには、本編で使用されたエンヤの歌も二曲とも収録されています。
  未収録曲がとても多いので、2枚組くらいで特別盤でも出してくれないかな。あと2作もどんな音楽を聴かせてくれるか、本当に楽しみです。
◆サウンドトラックCD(米国盤):REPRISE/WMG SOUNDTRACKS 48408-2-2
[二つの塔]
  米国限定盤。『旅の仲間』に続き今回も革表紙と写真満載のブックレット付きで発売になりました。赤表紙でずっと行くかと思いきや、今回の表紙は濃紺。すると『王の帰還』は緑とかにするのかしら?
◆サウンドトラックCD(米国盤):REPRISE/WMG SOUNDTRACKS 9362-48379-2
[二つの塔]
  米国通常盤。今回の初期盤では、両面印刷のカード5種類が選べます。ガンダルフ/エオウィン,アラゴルン/ギムリ,フルド&サム/セオデン,ゴラム/レゴラス,アルウェン/メリー&ピピン&木の髭の5種で、私は迷ったあげく今回はレゴラスを選択。だって、ガンダルフの写真がイマイチだったんだもん!




指輪物語(アニメーション) (THE LORD OF THE RINGS) 1978年作品
CD 米国盤 指輪物語(アニメーション)
CD 米国盤 サントラ  

指輪物語』 (THE LORD OF THE RINGS) 1978年アメリカ・アニメーション作品
監督:ラルフ・バクシ/音楽:レナード・ローゼンマン
声の出演:クリストファー・ガード,ウィリアム・スクワイアー,マイケル・スコールズ,他

  ライブアクション(つまり本当の人間の生の演技)を一こまずつセルに写しとってキャラを作る、やたら手間がかかる技法で作られたフル・アニメーション。
  大変な苦労は見て取れるのですが、妙にリアルな(というか生々しい)動きをするキャラや今一つ美術的な魅力に乏しい映像のせいか、正直いって出来のほどは…。当時その苦労に対する評価は高かったのですけどね。

  2001年の実写版『ロード・オブ・ザ・リング』の公開に乗って、この作品も再ソフト化されています(しかもわざわざカタカナのタイトルまでつけて)。

◆サウンドトラックCD(米国盤):INTRADA FMT 8003D
  音楽担当はレナード・ローゼンマン。良い感じで結構好きです(^-^)
  サントラも実写版の公開に伴って再発売されましたが、ジャケットが変更になってアニメのキャラクターが前面に出たデザインになっています。手持ちのこの文字のみのジャケットの方が、断然格好良くて私は好き!

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