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銀盤グラフィティ 〜銀盤グラフィティ〜 《ムーラン・ルージュ!》

ムーラン・ルージュ! (MOULIN ROUGE!) 2001年作品
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原曲集
 

ムーラン・ルージュ!』 (MOULIN ROUGE!) 2001年アメリカ作品
監督:バズ・ラーマン/音楽:いっぱい(笑)
出演: ニコール・キッドマン,ユアン・マクレガー,ジョン・レグイザモ,他

  バズ・ラーマン作品以外の何者でもないって感じの、強烈な個性をもったミュージカル映画。
  江戸時代、田舎から出てきた純朴な戯作者志望の男が、遊郭の花形太夫にひと目惚れ。太夫もその一途さにほだされて本気になってしまう。太夫に惚れたさるお大名が、店と一世一代の花魁道中に金を出す代わりに彼女を身請けすることになるが、大名の目を盗んで太夫と若者の恋は燃え上がる…。というのは、勿論ウソ(笑)でも舞台をフランスのムーラン・ルージュに置き換えれば、大体こんな感じです。

  この映画、いやはやあまりにめまぐるしい映像でともすれば逃げたくなりますが、反面それがこの監督の作品の魅力なんですよね。イマジネーションの魅力はさすがで、疲れるけどやっぱ面白いです(笑)ニコール・キッドマンもユアン・マクレガーも、吹替えなしで歌っていますが、これが上手いのでびっくりしました。
  いやしかし、この映画のユアンの可愛さはハンパじゃありません(大笑)さすがは彼の演じるクリスチャンは、劇中でも最初から最後まで全ての人にぼうや扱いされていただけのことはあります。ま、彼が心底楽しそうに演じていたせいもあるのでしょうけど。あんな若者に一途に惚れられて落ちないお姉さんは、まずいないでしょう(大笑)

  悪役扱い(?)の公爵が、ちょっと可愛そうでしたね。当時のあの社会で考えると、彼女のパトロンになる代わりに…というのは普通のことで、お互い承知の上のいわば契約のようなもの。それをお金だけ出さされて一方的に騙されて悪者扱いされたのでは、踏んだり蹴ったり。(勿論あの社会環境を肯定しているわけでも、騙されたからといって相手を殺そうとしていいと言っているわけでもありませんよ!)
◆DVD(米国盤):INTERSCOPE RECORDS 06949 3035 2
  2001年末に発売になった、米国盤DVD。国内盤が出るのを待つつもりだったのに、つい我慢できずに買ってしまいました。
  本編のイメージそのままの、とても賑やかで綺麗な凝ったパッケージがとても素敵です。本の箱ケースのような紙製のケースの中に、三つ折りになった本体ケースが入ってまして、中のDVDは2枚組でピクチャーレーベル。
  肝心の中身がまたよくて、インタビューやらメイキングやらが満載。ある意味私が最も観たかったと言ってもいいダンスシーンも、複数の固定カメラで撮ったままの映像がマルチアングル仕様で楽しめます。おかげでやっと、ダンサーがどう踊っているのか観る事が出来ました。本編はカット割りがめまぐるしくて、何がなんだかわからなかったので(^_^;)
◆DVD(国内盤):20世紀FOX FXBA-19945
  2002年5月にようやく発売になった、待望のDVD。素晴らしい出来だった米国盤とほぼ同一の仕様で、派手なパッケージで発売になりました。
  掲載した画像は、一番外側のもの。紙のカバーで、下のケースのロゴが見える窓付き(真中の部分)。それを外すと中は真っ赤なベルベット調の布張りに金のロゴの箱。更にその中にサティーンのジャケット付きケースに本編、クリスチャンのジャケット付きケースに特典映像。ちょっと過剰包装なくらいのパッケージです(笑)バズ・ラーマン監督自身がパッケージ・デザインにタッチしていないせいか、国内盤にはどっこにもバズ・マークがついてませんね。
◆サウンドトラックCD(米国盤):INTERSCOPE RECORDS 06949 3035 2
  映画のデザインをそのまま使ったジャケットが素敵です。中も凝っていて、CDのレーベルにも赤い風車(=ムーラン・ルージュ)がデザインされていて、持っているだけで嬉しくなるような一枚です。
  内容では何と言っても、オープニングの歌(NATURE BOY)がちゃんと入っていたのが嬉しかったです。ゾクゾクするようなロクサーヌもいいなぁ!
◆サウンドトラックCD(欧州盤):INTERSCOPE RECORDS 490 507-2
  欧州でデザインを一新して発売されたサントラ。米国盤と違って本編で使われたデザインとは違いますが、映画そのもののイメージからするとずっとこちらの方が合っている気がします。本当にステキなデザインです(^-^)
  このサントラは米国盤より一曲多くて、国内盤と同じで16曲入っています。増えたのは"NATURE BOY"のアレンジ違いです。
◆サウンドトラックCD2(欧州盤):INTERSCOPE RECORDS 493 228-2
  2002年に発売になった、サントラのパート2。ダンサーのオシリの“2”の文字がかわいいです(笑)
  今回はおそらく要望が多かったであろう映画のオリジナルバージョンの楽曲を中心に収録されていて、私は感激です♪音楽も少しですが入っています。"THE SHOW MUST GO ON"なんて、どきどき!
  今回は欧州盤・米国盤・国内盤、全てジャケットの絵柄は同じです。
◆マキシシングルCD(欧州盤):INTERSCOPE RECORDS 497 596-2
  同じく欧州で出たCDサイズのシングル盤。欧州盤サントラと同じデザインを使っていて、ロマンティックで、とてもとてもステキなジャケットですね。
  内容は、"COME WHAT WAY"のアレンジ違いが2曲(歌っているのはユアンとニコール・キッドマン)と、"LADY MARMALADE"のアレンジ違いが一曲、さらにサントラにある"ELEPHANT LOVE MEDLEY"の歌なしカラオケ!(本当にカラオケって書いてあります) オマケとして、二人の熱々キッスのミニカード(ジャケットと少し違う写真)がついてました。ラブラブの二人のファンには必携かも(笑)
◆企画ものCD・原曲集(欧州盤):VIRGIN RECORDS VTCD 422 7243 8 11722 2 3
  (写真提供:プチトマさん。どうもありがとう!)
  ユニークな『ムーラン・ルージュ』の企画ものCD。映画本編では歌は既成曲を使っているのですが、その曲のオリジナルまたはカバー曲を集めたCDです。
  私のタイプではないかも?と思って購入しなかったのですが、借りて聴くと案外好みだったので欲しくなっているところです。ナット・キングコールの“NATURE BOY”なんて、やっぱいいですわ。マリリン・モンローやらデビット・ボウイやら、おまけにカラヤンの指揮による“カン・カン”まで。バラエティーに富んでて、面白い1枚です。
(最終更新日:2002/11/17)

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