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銀盤グラフィティ 〜銀盤グラフィティ〜 《ロビン・フッド》

ロビン・フッド (ROBIN HOOD: PRINCE OF THIEVES) 1991年作品
LD 国内盤 ロビン・フッド CD 英国盤 ロビン・フッド
LD 国内盤
ワイド,字幕
CD 英国盤 サントラ  
ロビン・フッド』 (ROBIN HOOD: PRINCE OF THIEVES) 1991年アメリカ作品
監督:ケヴィン・レイノルズ/音楽:マイケル・ケイメン
出演:ケヴィン・コスナー,モーガン・フリーマン,クリスチャン・スレイター,アラン・リックマン,他

  ケビン・コスナー版のロビン・フッド。エンターテイメントな活劇で、理屈抜きで楽しめる映画です。
  この映画で一番のお気に入りは、ルトル・ジョンのおかみさん!出番は少ないですけど、良いですよぉ肝っ玉母さん♪母は強いのさ♪ウィル・スカーレットの出番が少なめなのが残念でしたね。もっと膨らませられる役だったのに、もったいなかったです。
  ケルト民族をまるでただの野蛮なケダモノ扱いなのはおおいに不満。ちょっとしか出ないとはいえ、まるで“昔の西部劇のインディアン”のような酷い扱いです。これがなければ、もっと気分良く観れたのにな。
  他に絶対忘れてならないのが、ラストの大サービス。ホントにちょっとなのが残念なサービスで、思わずニヤリ必至です。これ以後“この人”はこういう役が増えましたよね。

  ところでこの映画でのロビン・フッドは、あんまりロビン・フッドらしい格好じゃないですねぇ。ケビン・コスナーがタイツを履くのを嫌がったせいでああなったって、本当なのですかね(^_^;)
◆レーザー・ディスク(国内盤):ポニー・キャニオン PCLP-00253
◆サウンドトラックCD(米国盤):MORGAN CREEK 511 050-2
  


ロビン・フッド (ROBIN HOOD) 1991年作品(TV映画)
LD 国内盤 ロビン・フッド
LD 国内盤
スタンダード・字幕
 
ロビン・フッド』 (ROBIN HOOD) 1991年イギリス作品(TV映画)
監督:ジョン・アーヴィン/音楽:ジェフリー・バーゴン
出演:パトリック・バーギン,ユマ・サーマン,ユルゲン・プロフノウ,ジェローン・クラッベ,他

  ロビン:パトリック・バーギン、マリアン:ユマ・サーマンのロビン・フッド。   ケビン・コスナー版の派手な活劇とは趣が全く違って、メリハリもアクション・シーンも少なめ。その代わり少しずつ増えて行く無法者仲間の、のほほ〜んとしたキャラクターが味があっていい感じ。彼らのキャラクターがこの作品の色ですね(^-^)
  私のごひいき女優ユマ・サーマン演じるマリアンは、毅然とした気性の強さがにじみ出ていて輝くよう。おまけに小汚な〜い小僧に化けるシーンでは、これまた見事な化けっぷり。彼女は、こういう役や感情による変化の見事さを見るのが好きなんですよね。
  一方パトリック・バーギンのロビン…。なんと言うか颯爽たるヒーロー然としたところも、リーダー的な引力も感じられなくて残念。彼にあのマリアンが一目ぼれするかいなぁ(^_^;)
  しかし、ノルマンだサクソンだ、加えてケルトだと、あの国は全く…。ロビンもマリアンもキャラ設定がこの映画とケビン・コスナー版とでは全然違うのですが、現地で一番ポピュラーな設定はどっちなんでしょう?私はケビン・コスナー版だと思っていたのですが。
◆レーザー・ディスク(国内盤):パイオニアLCD PILF-1329
  


ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ (ROBIN HOOD: MEN IN TIGHTS) 1993年作品
LD 国内盤 ロビン・フッド/伝説のタイツ男
LD 国内盤
スタンダード・字幕
 
ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』 (ROBIN HOOD: MEN IN TIGHTS) 1993年アメリカ作品
(ソフト化時の題名:ロビン・フッド/伝説のタイツ男)
監督:メル・ブルックス/音楽:ハミー・マン
出演:ケイリー・エルウィズ,リチャード・ルイス,ロジャー・リース,エイミー・ヤスベック,他

  メル・ブルックスが、ケビン・コスナー版ロビン・フッドを向こうに回してパロったパロディ版。腰砕けるようなばかばかしさが溢れてて、そこがお気に入り(笑)
  ケビン・コスナーが嫌がったという噂のタイツ姿を強調していて、サブタイトルにまで付けるほど。でもスタイル的にはこの映画が一番ロビン・フッドっぽい気がするのは気のせい?(史実はどうか知りませんが、こういう物語としての姿としては、です)。時々ちょっぴりミュージカル仕立てのシーンがあって、ぴちぴちタイツのムサい男たちがポーズをとって歌う姿は、もう笑うしかありません(笑)
  パロディ版ですから情けないシーンが山のように出てくる、ロビンのライバルであるノッティンガム…じゃないロッティングハムの代官、彼が思いがけなくも格好いいのですよ。手入れの行き届いたヒゲと黒と銀で統一されたいでたちが決まっていて、思わず見惚れちゃいます。嘘だと思ったら、見てみて下さいよ!
◆レーザー・ディスク(国内盤):ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント SRLP-5076
  ロビン・フッドと言えば弓!ということでパロディ版にふさわしいこのジャケット…、一目で何の映画でしかもパロディである事がわかる、いいジャケットです(笑)

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