白狼亭～銀盤グラフィティ／ホワイト・クリスマス

～銀盤グラフィティ～　《ホワイト・クリスマス》

ホワイト・クリスマス (WHITE CHRISTMAS)　1954年作品


ＬＤ国内盤ワイド，字幕	ＬＤ米国盤ワイド	ＣＤ米国盤サントラ

『ホワイト・クリスマス』 (WHITE CHRISTMAS)　1954年アメリカ作品: 監督：マイケル・カーティス／音楽：アーヴィング・バーリン
出演：ビング・クロスビー，ダニー・ケイ，ローズマリー・クルーニー，ヴェラ＝エレン，他

　　問答無用のクリスマス・ソング『ホワイト・クリスマス』を主題歌にした、素敵なミュージカル。定番でありかつ、私のもっともお気に入りのクリスマス映画です。
　　戦友同士で今では仕事のパートナーでもあるペアのトップ・スター歌手ウォーレス＆デイヴィス（ビング・クロスビー＆ダニー・ケイ）が、“おやじ”と慕い尊敬する将軍が除隊後に経営しているホテルの危機を偶然知り、なんとか盛り立てようとホテルで一大クリスマス・ショーを開こうとするお話。
　　兵たちの、将軍を称える歌がとてもいいです。こんなに慕われて、さぞ彼は素晴らしい将軍だったのでしょう。物語途中で知り合った戦友の妹たち（実力はあるのに売れないペアの歌手）と彼らとの恋のやりとりも楽しく、彼女たちをトラブルから救う為に彼女たちに化けて　--大きな羽根扇、羽根の髪飾り、折り上げたズボンに付けたセクシーな（？）ガーター！--　ショーに出るシーンはとっても楽しいです。二人ともノリノリで、観客も一見怪しげな彼らがウォーレス＆デイヴィスであることに気付いて大喝采♪ショーは大成功をおさめ、どさくさに紛れて姉妹もトラブルから無事逃げ出します(^-^)

　　何と言っても私がもっとも愛する歌手ビング・クロスビーと、私がもっとも愛する最高の芸人ダニー・ケイの競演、これだけでも文句なしなのに、相手役の女性達も、ハスキーな美声の歌手ローズマリー・クルーニー（俳優ジョージ・クルーニーは彼女の甥っ子！）と、当時の若手最高のダンサーの一人ヴェラ＝エレンと素晴らしい。歌担当の二人と、躍りや芸担当の二人のバランスもよくて、悪人の出てこない、本当に暖かい映画です。やっぱりクリスマスは楽しくなくちゃね！

◆レーザー･ディスク（国内盤）：パイオニアＬＣＤ　PILF-1722: 　　素敵なジャケットです。いかにもクリスマスっぽくていいですね(^-^)
　　掲載したのはワイド版ですが、それより以前にはトリミング版も出ていました。トリミング版のジャケットの絵は同じなのですが、絵のまわりの赤枠がありません。、

◆レーザー･ディスク（米国盤）：PARAMOUNT HOME VIDEO　LV 6104-2WS: 　　赤白がいかにもクリスマスにお似合いの、鮮やかなジャケット♪米国盤では、ワイドサイズで収録したソフトの場合、それがわかりやすいように、ジャケットも上下に色帯をつけて映像サイズを強調する事が多いのですが、このＬＤはその帯色を真っ赤にしているので、とっても可愛い感じがします(^-^)

◆サウンドトラックＣＤ（国内盤）：ＭＣＡ　MVCM-172: 　　正式なオリジナル・サントラとして発売されたものですが、権利上の関係からローズマリー・クルーニーが参加できず、彼女のかわりにペギー・リーが歌っているのが残念。いえペギー・リーの歌には全く文句ないんですけど、やっぱりオリジナル・キャストで聴きたいですからね。
　　劇中の楽しいナンバーがちゃんと入っているし、英語歌詞もついているので、やっぱりとってもお気に入りの一枚です。

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