しかしニッポンの男とて腰抜けばかりではない。Tバックのビキニ姿もまぶしい金髪女とデートという状況を楽しんでいる者もいた。ワイキキあたりをおんなじようなカップルが歩いている様子と比べると、たとえ単なる友達ノリのウィークエンド人工ビーチだとしてもはるかにセクシャルな光景である。でも俺はどちらかといえば左側を歩いているようなニッポンのハイレグ女のほうがしっくりいくというのだからほとほと人間がドメスティック仕様なのである。面倒くさがりな僕は旅があまり好きではなく、いずれにしても東京の都心からあまり遠くへは行きたくない性格だったりする。さて、次のシーンからはインドアトコナツビーチではなく、TOKYOが誇る世界的なトコナツオーシャンリゾートの小笠原諸島へのクルーズを楽しんでみよう。